《王たちの冠》 第155話 もし見つかったら…

私はバードマンが戻ってくる気配を聞き漏らさないように、
耳を澄ませながら扉に忍び寄る。

？｢……　……｣

？｢……　……｣

マーテル｢…！｣

中からバードマンの声が聞こえてくる。
だけど、扉の近くにいるわけじゃなさそうね。

マ(それっ…)

私は思い切って扉を開けると、中に滑り込んだ。
そこは広い廊下で、壁の両側には無数の扉が並んでいる。
いくつかの扉は開いたままになっている。
扉の横には刀掛け台があって、数本の剣が掛けられている。

マ｢────！｣

廊下の反対側の端から話し声が聞こえてくる。

マ(こ、こっちへ来る…！)

急いで廊下に面した部屋の中に隠れないと！

・手前の左側の扉に入る

・右側の扉にする

考えている暇は無いわ。


★ステータス
技量ポイント　12/12　　体力ポイント　13/20　　運勢ポイント　15/15

★リーブラ召還＝不可能

★持ち物
剣(ダメージ3)
剣
両刃の剣(攻撃力-1、ダメージ3)
祝福された樫の木の槍
弓
矢6本(銀の矢尻が付いている)
大きな背負い袋
金貨56枚
食料3食分
薬草(飲むと体力ポイントが3回復する)
竹笛
蜜蝋
銀の鍵(111という数字が刻まれている)
毛皮のブーツ
剣術熟達の腕輪(剣で戦うときは攻撃力+2)
幸運のお守り(運試しの際、サイコロの目から1引くことができる)
通行証
黒い仮面
骨の腕輪×2
太陽石の入ったロケット(金貨8枚の価値がある)
緑色の鬘
裏が金張りの鏡
投げ矢×2(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント未満なら命中する)
ゴブリンの歯×5
ジャイアントの歯×1
解毒剤
蛇の指輪
疾風の角笛
チャクラム(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント以下なら命中する)
黄色い粉
水晶球
液体の入ったガラス瓶
蛇の杖(七匹の大蛇たちの技量ポイントを2減らすことができる)
玉石×8
金製の装身具
呼び子
石の粉
火酒
真鍮の振り子
真珠の指輪
二股の鼻栓
薬
聖なる水
スカルキャップ
砂
膠
緑色の金属の指輪
首飾り
ティンパン川の聖なる水

★メモ
カーレで困ったときはヴィックの名を出す
カーレではフランカーが力を貸してくれる
『奥に隠れた掛け金二つ』
『お前に命ずる。北門よ、大きく開け』
『ゴーレム皮の鍵一つ』
『クーガの慈悲とフォーガの誇りで』
眠れぬラムを眠らすためにシャムを探し出すがよい
黄金像の左目が鍵
マンパン砦の入り口は四人の衛兵に守られている
ヴァルギニアに金貨を払ってはならない
スログの貯蔵室にある食べ物は口にしないこと
マカリティックの吐く息に用心すること
〈闇夜の間〉で血の蠟燭を使ってはならない
拷問の名手ナッガマンテには敬意を払うこと
大魔王は別の者に姿を変えている
リーブラから聞いた合言葉
第二のスローベン・ドアの合言葉はアラララタナララ

《王たちの冠》 第154話 更なる危険が待つ

スローベン・ドアを開けて中に入ると、右と左に通路が伸びていた。
どちらも本丸に通じているらしいわ。
左に伸びる通路の突き当たりには頑丈そうな木製の扉が見える。

マーテル(いかにも本丸の正門といった感じね)

しかし、この扉の前では、二人のバードマンが談笑している。
多分、彼らは見張りなのね。幸いなことに、まだ私には気付いていない。

マ｢…！｣

木製の扉から別のバードマンの頭が出てきて、二人を中へ呼び入れた。

マ(チャンスだわ)

この隙に、私は急いで忍び込む。

マ(だけど、バードマンがいるとなると、十分に用心しなくちゃ…)

右に伸びる通路の先には正門よりも小さな戸口が見える。
戸口の横にある窓からは湯気が吹き出していて、
中からは話し声や物音が聞こえてくる。

マ(商人の出入り口かもしれないわね)

さて、どちらの扉へ向かおうかしら。

・バードマンに会うのは覚悟の上で左の通路を進む

・話し声の聞こえる右側の戸口を調べてみる

バードマンに会っても、素知らぬ顔をしていればいいわ。


★ステータス
技量ポイント　12/12　　体力ポイント　13/20　　運勢ポイント　15/15

★リーブラ召還＝不可能

★持ち物
剣(ダメージ3)
剣
両刃の剣(攻撃力-1、ダメージ3)
祝福された樫の木の槍
弓
矢6本(銀の矢尻が付いている)
大きな背負い袋
金貨56枚
食料3食分
薬草(飲むと体力ポイントが3回復する)
竹笛
蜜蝋
銀の鍵(111という数字が刻まれている)
毛皮のブーツ
剣術熟達の腕輪(剣で戦うときは攻撃力+2)
幸運のお守り(運試しの際、サイコロの目から1引くことができる)
通行証
黒い仮面
骨の腕輪×2
太陽石の入ったロケット(金貨8枚の価値がある)
緑色の鬘
裏が金張りの鏡
投げ矢×2(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント未満なら命中する)
ゴブリンの歯×5
ジャイアントの歯×1
解毒剤
蛇の指輪
疾風の角笛
チャクラム(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント以下なら命中する)
黄色い粉
水晶球
液体の入ったガラス瓶
蛇の杖(七匹の大蛇たちの技量ポイントを2減らすことができる)
玉石×8
金製の装身具
呼び子
石の粉
火酒
真鍮の振り子
真珠の指輪
二股の鼻栓
薬
聖なる水
スカルキャップ
砂
膠
緑色の金属の指輪
首飾り
ティンパン川の聖なる水

★メモ
カーレで困ったときはヴィックの名を出す
カーレではフランカーが力を貸してくれる
『奥に隠れた掛け金二つ』
『お前に命ずる。北門よ、大きく開け』
『ゴーレム皮の鍵一つ』
『クーガの慈悲とフォーガの誇りで』
眠れぬラムを眠らすためにシャムを探し出すがよい
黄金像の左目が鍵
マンパン砦の入り口は四人の衛兵に守られている
ヴァルギニアに金貨を払ってはならない
スログの貯蔵室にある食べ物は口にしないこと
マカリティックの吐く息に用心すること
〈闇夜の間〉で血の蠟燭を使ってはならない
拷問の名手ナッガマンテには敬意を払うこと
大魔王は別の者に姿を変えている
リーブラから聞いた合言葉
第二のスローベン・ドアの合言葉はアラララタナララ

すごく痛かったです…

　マーテル＝リゼール…　アナランドの勇士よ…

マーテル｢う、うう…｣

　目を覚ますのです。

マ｢そ、その声は…｣




　食い意地が張ったばかりに、命を失うとは…

マ｢女神リーブラ！｣

　なぜ火の蛇の忠告を守らなかったのですか？

マ｢スログの怒りの形相が怖くて…　すみません…｣

　しかし、はっきりしましたね。七匹の大蛇たちは本当のことを言っています。

マ｢ええ、確かに…｣

　彼らに聞いたことを生かせば、きっと安全に進めるはずです。
　ちゃんとアドベンチャーシートにメモしてありますよね？

マ｢はい｣

　それでは、コンティニューモードを使います。
　一刻も早く《王たちの冠》を取り戻すのですよ！

マ｢きゃあああ～！｣


・


・


・


私は第二のスローベン・ドアを通り抜けた所まで飛ばされた。
ステータスや持ち物も本丸へ続く通路に入ったときの状態に戻っている。

《王たちの冠》 第153話 悶絶…(*;×◇×*)

マーテル｢────！！｣

私の体に起きた突然変異は激しかった。胃が　…肺が…
いや、それだけじゃない。

マ｢────！　────！｣

全ての内臓が位置を変えようとして動いているみたいだわ。

ドサッ…

私は床に倒れて身悶えした。

マ｢────！　────！｣

とても生きていられるはずがない。私はスログの貯蔵庫で絶命する…




(GAME OVER)


★ステータス
技量ポイント　12/12　　体力ポイント　20/20　　運勢ポイント　15/15

★リーブラ召還＝不可能

★持ち物
剣(ダメージ3)
剣
両刃の剣(攻撃力-1、ダメージ3)
祝福された樫の木の槍
弓
矢6本(銀の矢尻が付いている)
大きな背負い袋
金貨56枚
食料3食分
薬草(飲むと体力ポイントが3回復する)
竹笛
蜜蝋
銀の鍵(111という数字が刻まれている)
毛皮のブーツ
剣術熟達の腕輪(剣で戦うときは攻撃力+2)
幸運のお守り(運試しの際、サイコロの目から1引くことができる)
通行証
黒い仮面
骨の腕輪×2
太陽石の入ったロケット(金貨8枚の価値がある)
緑色の鬘
裏が金張りの鏡
投げ矢×2(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント未満なら命中する)
ゴブリンの歯×5
ジャイアントの歯×1
解毒剤
蛇の指輪
疾風の角笛
チャクラム(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント以下なら命中する)
黄色い粉
水晶球
液体の入ったガラス瓶
蛇の杖(七匹の大蛇たちの技量ポイントを2減らすことができる)
玉石×8
金製の装身具
呼び子
石の粉
火酒
真鍮の振り子
真珠の指輪
二股の鼻栓
薬
聖なる水
スカルキャップ
砂
膠
緑色の金属の指輪
首飾り
ティンパン川の聖なる水

★メモ
カーレで困ったときはヴィックの名を出す
カーレではフランカーが力を貸してくれる
『奥に隠れた掛け金二つ』
『お前に命ずる。北門よ、大きく開け』
『ゴーレム皮の鍵一つ』
『クーガの慈悲とフォーガの誇りで』
眠れぬラムを眠らすためにシャムを探し出すがよい
黄金像の左目が鍵
マンパン砦の入り口は四人の衛兵に守られている
ヴァルギニアに金貨を払ってはならない
スログの貯蔵室にある食べ物は口にしないこと
マカリティックの吐く息に用心すること
〈闇夜の間〉で血の蠟燭を使ってはならない
拷問の名手ナッガマンテには敬意を払うこと
大魔王は別の者に姿を変えている
リーブラから聞いた合言葉
第二のスローベン・ドアの合言葉はアラララタナララ

《王たちの冠》 第152話 どんな変異が！？

スログ｢ひいい～！！((((*；゜Д゜*)))｣

スログが振り向き、私が手にしている壺を見て悲鳴を上げた。

ス｢何てことを！　その壺の中の物を食ったのかい！？｣

今にも泣き出しそうな声だった。

マーテル｢〈ant meatball〉は本当においしかったわ♪
　　　　あんたは一流の料理人ね｣

私はホブゴブリンの料理の腕を褒めた。

ス｢違う！　違うんだよ！　あんたにはわかってないんだ！
　それは〈ant meatball〉なんかじゃない。ほら！｣

そう言われて壺を見ると、ラベルの半分が破れそうになっている。
それを摘まんだとき、書かれた文字が見えた。

マ｢mut…　…！！｣

私は顔面蒼白になった。この文字を〈ant〉と一緒にしたら、〈mut…ant〉…

マ｢〈mutant meatball〉ですって！？｣

　〈mutant meatball〉…
　それはブライスの反逆王子と手を結んだスローベンの魔術師の手で作られた。
　ブライスの王子は〈mutant meatball〉の効能を知って、謀反を企てたのだ。
　このミートボールは口当たりはいいが、非常に強い効き目を持ち、
　食べた生き物の体に突然変異を起こさせるのだ。
　ブライスの王子は王座に就いて、国を統治したかった。
　そこで〈mutant meatball〉を食べた者を自分の軍に加えた。
　これを食べれば、奇怪な能力を持つミュータントとなるのである。
　腕が三本に増えることもあれば、脚が触手のようになることも…
　体が異様に大きくなった者もいれば、虫のように縮んだ者もいるらしい。
　どんな変異が起こるのか、全く予想できないのだ。

ス｢そんなミートボールを一握りも食っちまったんだね。
　あんたの体に間もなく突然変異が起こるはずさ…｣

マ｢と、突然変異…！？(((((((*・△・;*)｣

お尻が小さくなるの？　それとも胸が大きくなるの？

ス｢大抵の場合、その変異は有害だよ。命に関わることもある。
　だけど、稀に良い効果が現れることもあるらしい｣

マ｢ああ、ちゃんとラベルを見ておけば…(*´；○；｀*)｣

どんな変異が起こるかはサイコロの目に委ねるしかない。
ここでサイコロを二つ振る。出目は『1+1＝2』だわ。


★ステータス
技量ポイント　12/12　　体力ポイント　20/20　　運勢ポイント　15/15

★リーブラ召還＝不可能

★持ち物
剣(ダメージ3)
剣
両刃の剣(攻撃力-1、ダメージ3)
祝福された樫の木の槍
弓
矢6本(銀の矢尻が付いている)
大きな背負い袋
金貨56枚
食料3食分
薬草(飲むと体力ポイントが3回復する)
竹笛
蜜蝋
銀の鍵(111という数字が刻まれている)
毛皮のブーツ
剣術熟達の腕輪(剣で戦うときは攻撃力+2)
幸運のお守り(運試しの際、サイコロの目から1引くことができる)
通行証
黒い仮面
骨の腕輪×2
太陽石の入ったロケット(金貨8枚の価値がある)
緑色の鬘
裏が金張りの鏡
投げ矢×2(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント未満なら命中する)
ゴブリンの歯×5
ジャイアントの歯×1
解毒剤
蛇の指輪
疾風の角笛
チャクラム(サイコロを二つ振って出目の合計が技量ポイント以下なら命中する)
黄色い粉
水晶球
液体の入ったガラス瓶
蛇の杖(七匹の大蛇たちの技量ポイントを2減らすことができる)
玉石×8
金製の装身具
呼び子
石の粉
火酒
真鍮の振り子
真珠の指輪
二股の鼻栓
薬
聖なる水
スカルキャップ
砂
膠
緑色の金属の指輪
首飾り
ティンパン川の聖なる水

★メモ
カーレで困ったときはヴィックの名を出す
カーレではフランカーが力を貸してくれる
『奥に隠れた掛け金二つ』
『お前に命ずる。北門よ、大きく開け』
『ゴーレム皮の鍵一つ』
『クーガの慈悲とフォーガの誇りで』
眠れぬラムを眠らすためにシャムを探し出すがよい
黄金像の左目が鍵
マンパン砦の入り口は四人の衛兵に守られている
ヴァルギニアに金貨を払ってはならない
スログの貯蔵室にある食べ物は口にしないこと
マカリティックの吐く息に用心すること
〈闇夜の間〉で血の蠟燭を使ってはならない
拷問の名手ナッガマンテには敬意を払うこと
大魔王は別の者に姿を変えている
リーブラから聞いた合言葉
第二のスローベン・ドアの合言葉はアラララタナララ