イブは蛇にそそのかされ、神様から禁じられていた知恵の実を食べてしまう。
アダムはイブから勧められて知恵の実を食べてしまう。
ちなみに、知恵の実にはリンゴのイメージがあるが、知恵の実がリンゴとは書かれていない。
二人は、神様との約束を破ったためにエデンを追放された。
エデンを追放された理由は、実はもう一つあった。
知恵をつけた二人に「生命の木の実」を見つけられたくなかったからであった。
生命の木の実を食べると永遠の命を得ることができる。
人間が知恵をつけて不老不死になると、神に等しい存在になることができる。
アヌンナキたちが、自分たちの存在に気づかれないように人類の寿命を短くしたシーンがあったが、それと通ずるところがある。
アダムとイブが追放されてから、1000年以上たったあと、人々は増えていき堕落していった。
このころ、天使たちは人間の女性と交わり、ネピリムという巨人が生まれていた。
ネフィリムとは、「天から降りてきたもの」。
一番大きな巨人で1350mあったという。
ゼカリア・シッチンの説にも、アヌンナキと人間が交わり巨人が生まれるという場面があった。
地には人の悪がはびこって、人間や巨人たちは争った。
神はそれを嘆き人類を滅ぼした。
創世記第六章。
「人が地のおもてに増え始めて、娘たちが彼らに生まれたとき、
神の子たちは人の娘たちの美しいのを見て、自分の好むものを妻にめとった。
そのころ、またその後にも、地にネピリムがいた。
これは神の子たちが人の娘たちのところにはいって、娘たちに産ませたものである。
主は人の悪が地にはびこり、すべてその心に思いはかることが、いつも悪い事ばかりであるのを見られた。
わたしが創造した人を地のおもてからぬぐい去ろう。人も獣も、這うものも、空の鳥までも。わたしは、これらを造ったことを悔いる」
そして、大洪水がおとずれるわけだが、救う価値のあったノアの一族と周りの人たちは救われた。
ノアはシュメールの都市ウルに住んでいた。
箱舟は、シュメールの都市ウルから流され、トルコのアララト山に漂着する。
その跡が、今でもアララト山に残っている。
残された人類は再生の道を歩んでいく。
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