ネコのリンちゃんと、家族。たまの休日にする釣りと、ラーメンのブログです。
リッキーパパのひとりごと
回顧録 懐かしのオモチャ編
いつのことだったか、子供にせがまれトイザラスへ行ったときのことである。
入り口を入って左に曲がってお菓子やシャボン玉、昔の駄菓子屋にありがちな安いおもちゃのコーナーを突き当たったあたりに、なんと懐かしいものを発見してしまった。
アメリカンクラッカー
そう、昭和46年頃、世の中は仮面ライダーの大ヒットで、カルビーの「ライダースナック」が飛ぶように売れていた頃である。
(まあ、売れていたのはお菓子ではなく、そのおまけで付いていたカードなのだが・・・)
そのころ、駄菓子屋に誇らしげにつり下げられていたのがこの「アメリカンクラッカー」なるのもだった。
その当時、ライダースナックが確か30円くらいだったと思うが、
アメリカンクラッカーは相当高価なものだという印象があった。
だからこそ、クラスでクラッカーを持っているやつがいたらもう大変。
「おい、今日○○公園にもってこいや、みんなそこに集合!」と、
本人のスケジュールなど完全無視の状態で物事が決まっていた。
公園に集まると持ち主が現れて、まずデモンストレーションをする。「こうやって、こうして・・・」
一同唖然!
どうしてあっけにとられたか?というと、
テレビのコマーシャルではアメリカ人らしき数組のペアがいとも簡単に操作しているのである。
ここで、アメリカンクラッカーについて解説しよう・・・
キーホルダーのリングくらいの輪っかに2本のひも(30センチ程度)が付いており、おもりのような堅いボールが先にくっついている。
えーい、うまく表現でいないが、2つのサクランボがヘタの部分でくっついているのを想像してもらいたい。
そのヘタを持って上下に振るとサクランボの部分がカチカチと鳴って、
うまくなると下でカチ!上でカチ!と音を立てる。
連続して行うと【大阪名物パチパチパンチ】のようになるのだ。
が、その持ち主はパチパチはおろか、1回も当てることができないのである。
業を煮やしたガキ大将が「オレに貸せ!」と、持ち主から取り上げて少し離れたところでムリヤリ力ずくで「オリャーっ」と、気合い一発。
が、クラッカーはすべて不発で玉は空を切るばかりである。
それどころが、バランスを失って腕やお腹にボコボコと当たったのである。
それに怒ったガキ大将はさらにブンブン振り回した。
闘牛場の牛がアメリカンクラッカーを振り回しているようにも見えたが・・・
やがて、プチッ!という音とともにクラッカーのボールが飛んでいってしまった。
チエッ!といって、ガキ大将は帰ってしまい、そのほかの者もバラバラに。
『おい、どうするんだよぉ!』と、誰に言う出もない持ち主と、なぜかその場を離れることができない私の二人きりになってしまった。
そんな過去のことはほっといて、現在もういいオッサンである。
一応高校の物理で振り子の原理なるものも学習し、ガリレオ君の偉いこともわかっている。
ここは、一発 こどものまえでカッチョいいところを決めよう!と、
『おい、これしっとるか?』
「知ってるよ!アメリカンクラッカーでしょ?」
ヘッ?
あっさりと小学生の娘が答えた。
「しかもねぇ父さん!カチカチ鳴らすと、ここの玉の部分が光るんだよ!」
ヘッ?
私からむしり取り、さっと手に持つと、下の方だけだがカチカチと鳴らし、
見事に光らせている娘の姿を見ていると、
振り子の原理もガリレオも役に立たない。実践あるのみだな・・・・と思うのであった。
話をアメリカンクラッカーにもどそう。
さっきのガキ大将君のようなひもが切れる事件があちこちで起きたため、当時は危険玩具とされ発売禁止となってしまった。
このころのオモチャといえば外国物が定番で、ブーメラン、ヨーヨー、ビッチバックワン、スーパーボール、ホットホイール、レーシングなど。
日本製で対抗していたのは、ウルトラマシン、任天堂ウルトラスコーブ、スパイ手帳、エポック社の魚雷作戦ゲーム、サッカーゲーム、初代人生ゲーム、など。
(一部の人しか覚えていないと思うが、任天堂のラブテスターという怪しげなオモチャもあった。)
これら以外にも、レーダー作戦ゲーム(だったかな)という名のゲームもあって、当時から日本のゲームだと信じていました。
ちょっと前まで・・・が、
トイストーリーを見たときに、レックスとミスターポテトヘッドがやっていたのだ。
今まで日本製だとばかり思っていたオモチャで、ディズニーのキャラが遊んでいた。
(Aの7.Fの5.とか言って、ピンを打っていくゲーム。全部の戦艦と空母などを先に撃沈させた方が勝ち!という単純だが奥が深いゲームだった)
ショック!
日本製だと思っていたんだぞー この年までぇ
日記@BlogRanking
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投票される方へは一切ご迷惑などかかりません。
投票者の名前やアドレスなども一切分かりませんので、お気軽に投票してください。
入り口を入って左に曲がってお菓子やシャボン玉、昔の駄菓子屋にありがちな安いおもちゃのコーナーを突き当たったあたりに、なんと懐かしいものを発見してしまった。
アメリカンクラッカー
そう、昭和46年頃、世の中は仮面ライダーの大ヒットで、カルビーの「ライダースナック」が飛ぶように売れていた頃である。
(まあ、売れていたのはお菓子ではなく、そのおまけで付いていたカードなのだが・・・)
そのころ、駄菓子屋に誇らしげにつり下げられていたのがこの「アメリカンクラッカー」なるのもだった。
その当時、ライダースナックが確か30円くらいだったと思うが、
アメリカンクラッカーは相当高価なものだという印象があった。
だからこそ、クラスでクラッカーを持っているやつがいたらもう大変。
「おい、今日○○公園にもってこいや、みんなそこに集合!」と、
本人のスケジュールなど完全無視の状態で物事が決まっていた。
公園に集まると持ち主が現れて、まずデモンストレーションをする。「こうやって、こうして・・・」
一同唖然!
どうしてあっけにとられたか?というと、
テレビのコマーシャルではアメリカ人らしき数組のペアがいとも簡単に操作しているのである。
ここで、アメリカンクラッカーについて解説しよう・・・
キーホルダーのリングくらいの輪っかに2本のひも(30センチ程度)が付いており、おもりのような堅いボールが先にくっついている。
えーい、うまく表現でいないが、2つのサクランボがヘタの部分でくっついているのを想像してもらいたい。
そのヘタを持って上下に振るとサクランボの部分がカチカチと鳴って、
うまくなると下でカチ!上でカチ!と音を立てる。
連続して行うと【大阪名物パチパチパンチ】のようになるのだ。
が、その持ち主はパチパチはおろか、1回も当てることができないのである。
業を煮やしたガキ大将が「オレに貸せ!」と、持ち主から取り上げて少し離れたところでムリヤリ力ずくで「オリャーっ」と、気合い一発。
が、クラッカーはすべて不発で玉は空を切るばかりである。
それどころが、バランスを失って腕やお腹にボコボコと当たったのである。
それに怒ったガキ大将はさらにブンブン振り回した。
闘牛場の牛がアメリカンクラッカーを振り回しているようにも見えたが・・・
やがて、プチッ!という音とともにクラッカーのボールが飛んでいってしまった。
チエッ!といって、ガキ大将は帰ってしまい、そのほかの者もバラバラに。
『おい、どうするんだよぉ!』と、誰に言う出もない持ち主と、なぜかその場を離れることができない私の二人きりになってしまった。
そんな過去のことはほっといて、現在もういいオッサンである。
一応高校の物理で振り子の原理なるものも学習し、ガリレオ君の偉いこともわかっている。
ここは、一発 こどものまえでカッチョいいところを決めよう!と、
『おい、これしっとるか?』
「知ってるよ!アメリカンクラッカーでしょ?」
ヘッ?
あっさりと小学生の娘が答えた。
「しかもねぇ父さん!カチカチ鳴らすと、ここの玉の部分が光るんだよ!」
ヘッ?
私からむしり取り、さっと手に持つと、下の方だけだがカチカチと鳴らし、
見事に光らせている娘の姿を見ていると、
振り子の原理もガリレオも役に立たない。実践あるのみだな・・・・と思うのであった。
話をアメリカンクラッカーにもどそう。
さっきのガキ大将君のようなひもが切れる事件があちこちで起きたため、当時は危険玩具とされ発売禁止となってしまった。
このころのオモチャといえば外国物が定番で、ブーメラン、ヨーヨー、ビッチバックワン、スーパーボール、ホットホイール、レーシングなど。
日本製で対抗していたのは、ウルトラマシン、任天堂ウルトラスコーブ、スパイ手帳、エポック社の魚雷作戦ゲーム、サッカーゲーム、初代人生ゲーム、など。
(一部の人しか覚えていないと思うが、任天堂のラブテスターという怪しげなオモチャもあった。)
これら以外にも、レーダー作戦ゲーム(だったかな)という名のゲームもあって、当時から日本のゲームだと信じていました。
ちょっと前まで・・・が、
トイストーリーを見たときに、レックスとミスターポテトヘッドがやっていたのだ。
今まで日本製だとばかり思っていたオモチャで、ディズニーのキャラが遊んでいた。
(Aの7.Fの5.とか言って、ピンを打っていくゲーム。全部の戦艦と空母などを先に撃沈させた方が勝ち!という単純だが奥が深いゲームだった)
ショック!
日本製だと思っていたんだぞー この年までぇ
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