郷土の歴史と古城巡り

夏草や兵どもが夢の跡

光福寺の大糸桜(2023.3.29) 

2023-03-29 11:54:01 | 日記
光福寺の大糸桜

  令和5年(2023.3.29)午前9時半快晴 花は数日前に満開を迎えたようだ。少しばかり散りかけてはいるが、見頃でした。
 この大糸桜は樹齢300年以上の老木で、台風による木の損傷が懸念されていましたが、念願の支柱が設置されていました。(昨年の10月設置)







































▲ 千種川を少し北に行ったところに菜の花畑がありました



◆ 鳥瞰図    by Google Earth





健康志向の主食 ~ 玄米食・胚芽米の効果 ~

2022-08-17 19:39:41 | 日記
 
健康志向の主食 

 6~7年前の住民健診で便潜血検査項目に引っ掛かり要精密検査とありました。以後同じ結果に多少気にしながら数年放置していたところ、親戚や近隣の知り合いが大腸ガンになった話を聞き、医者嫌いの私でしたが、昨年意を決して検査を受けました。結果はかなりのポリープがあったものの良性ということでひと安心。これを機に体質改善をしようと考えていたとき知ったのが玄米の効用です。

 我が家では、毎年10月にもなると、知人から玄米30㎏袋で購入しています。その玄米を定期的に近くの無人精米所に持って行き精米していました。今はその必要がなくなりました。
 なぜかというと、玄米と白米を混ぜて炊いたり、玄米そのものを炊いて食していると、便通によいことを実感したからでした。
 そうして、今では、家庭用精米機(五合)を購入し、炊飯毎に胚芽米にして食べています。




▲玄米と胚芽米     




▲家庭用精米機 5合 精米時間は約3~4分




▲玄米を胚芽、7分、5分、3分、白米につくことができる



 この精米によって除去される糠(ぬか)について調べて見ると、糠には多量の食物繊維が含まれ、便通改善や整腸効果が期待されるとあります。その他に、体の毒素を排出する成分により肌荒れ、アトピー、花粉症の改善、また血液をサラサラにしたり、血糖値低下などの生理機能をアップさせる栄養成分が多く含まれているという。
 
 「江戸煩い(わずらい)」という言葉を聞いたことがあると思いますが、江戸後期に武士や庶民の間に脚気(かっけ)という病が広がったといいます。江戸に訪れた武士や大名が体調不良に陥り、怒りっぽくなったり、足がおぼつかなくなる症状がでました。しかし国元の郷土に帰るとケロリと治ることから、この病を「江戸煩い」と呼ばれました。
 明治時代になって、東京帝国大学(現在の東京大学)教授鈴木梅太郎の研究によってその原因がわかりました。鈴木教授は脚気の原因が米糠にあると考えて、その成分を見つけ、1910年に発表し「オリザニン」と名付けました。その後、その物質がビタミンB1として広く知られるようになりました。
 つまり江戸では糠をとった白米が主流になり、ビタミンB1不足による病気だということがわかりました。

 これからは玄米という丸ごとの米を意識したものを主食に取り入れることが健康維持に大きな役割をもつのではないかと思うようになりました。
 米は小麦を使った多種多様な料理に比べるとあまりにも地味ですが、パンと比べれば栄養は倍です。糠という栄養をはぎ取った白米でも良質なたんぱく質があるからです。
 なので身近な米の価値を再評価し、子どもの食育のメインとして扱っていくべきではないかと思います。

 家には少しばかりの菜園があります。草花の肥料に糠がピカイチだということも最近知りました。なので家庭用精米機でとれる糠は野菜や花の肥料として使っています。
※参考 ユーチューブ「園芸店で教えてくれない 米ぬかの使い方」


【関連】
日記  私流 コーヒーの入れ方


ツツジ咲く高取山に登る

2022-04-12 23:19:18 | 日記
高取山(宍粟50名山)



▲高取山全景




▲高取山への登山ルート(イメージ)     by Google Earth

所用時間 約1時間半
歩行距離 約3.4km(片道)


 高取山(標高490m)の登山には、揖保川の東岸の山崎町須賀沢出石(いだいし)のひじり山広場の駐車場が利用できます。もしくは、宍粟市役所の駐車場もOKです。(下記図)



▲ひじり山広場駐車場と宍粟市役所駐車場 by Google Earth


▲聖山城跡、高取山登山口 篳篥神社境内
 

 篳篥(ひちりき)神社の奥に登山口があります。ここから十数分で愛宕神社に至ります。



▲愛宕神社



▲聖山城跡



 神社の裏手には、聖山城跡があります。これは宇野氏の篠ノ丸城の出城で、揖保川東岸の南北の街道を見張るための城と考えれらます。戦国末期天正8年(1580)4月羽柴秀吉の軍が宇野氏を攻めるためにここを落とし、本陣をおいた所と伝わっています。西方面に宇野氏の篠ノ丸城と長水城が見える格好の場所にあります。




▲聖山城跡から西方向を望む


  
▲望遠 篠ノ丸城跡                        ▲望遠 長水城跡




 これから目指すは、標高490m、比高差400mの高取山。東尾根筋に登山道が整備され山頂まで迷わず行けます。今はツツジが満開。もうしばらく楽しめます。



   



  




  



  



▲途中の見晴らしのよい場所



▲山崎町の街並みが見える








 



※この森にはヤマツツジ、モチツツジ、コバノミツバツツジが生育していると
あります。






▲高取山の頂上  



▲望遠広場



▲望遠広場から



【関連】

聖山城跡
   聖山城址と秀吉軍の行軍ルート
篠ノ丸城跡
長水城跡

・宍粟・播磨の城跡アドレス一覧



海の見える山城(長水城・感状山城)に登る

2021-12-06 05:36:26 | 日記
2021.11.28(日) ㏂10:30
長水山(長水城址 584m )より  兵庫県宍粟市山崎町宇野・五十波

 晴天に恵まれ、長水山から瀬戸内の家島諸島が今までで一番良く見えた。ズームで拡大するとくっきりと地形が浮かび上がった。
 さらに数日前の雪で、西の高い山々の冠雪の雄姿を見ることができた。




■ 位置図   by Google Earth





▲長水山から南を望む 海が見えるのは右上のあたり


▲山の上にうっすらと家島諸島の島々が見える  



▲海に浮かぶ船が見える 


▲鉄塔の向こうに家島諸島






 ▲ 長水山から西北部を望む ▼






2021.12.5(日)㏂11:00 
感状山(感状山城址 301m)より  兵庫県相生市矢野町瓜生(うりゅう)


 雲がかかっていたが、空気が澄んでいたため、山並みの間に海が白く輝いているのでよくわかる。ここからは淡路、瀬戸内の島々とその向こうの四国が見える好位置にある。




■ 位置図          by Google Earth






▲感状山城の主郭より南を望む



▲瀬戸内の家島諸島が見える  



▲家島諸島の向こうに四国が見える






▲うっすらと淡路島が見える  



▲ズーム 淡路島




【関連】
・播磨 長水城跡

・播磨 感状山城跡


宍粟・播磨周辺の城郭一覧

秋の高源寺をゆく(丹波市青垣町)

2021-11-16 04:01:59 | 日記


秋の高源寺をゆく  2021.11.15(月)

 青垣町の高源寺のモミジはよく紹介される。情報では見ごろを迎えているというので土日をさけ平日の月曜日に出かけた。

 近くまでいくと駐車場は満杯、やや離れた場所に誘導された。ここから寺まで歩いて約10分、この間多くの人とすれ違う。今日この状態なら昨日、一昨日はどうだったのか。コロナを一瞬忘れるほどの賑わいだった。

 目的のモミジは、というと時期が終わりに近づいている感があった。ただしドウダンツツジは真っ赤であった。タイミングよく境内で猿回しが始まり、まじかに見ることができた。猿の演技もさることながら、猿回しの調教師の女性の口上が絶妙であった。

 この高源寺は鎌倉期に創建された 臨済宗のお寺で、丹波市では有名な名刹。戦国期に織田信長による丹波攻めにより焼失しその後、再建されたという。方丈(住持の居所、本堂、客殿等を含む)、惣門、山門、三重塔(多宝塔)が時代を感じさせてくれる。また、方丈に続くごつごつとした長い石段、特に創建当時のまま手を加えていない本堂手前の急な石段がいい。



 
▲路脇にて



▲紅葉の名所高源寺 上部に、三丹(丹波・丹後・但馬)随一とある 





 
                  ▲高嶺の花   高値松茸二包(たかねまつたけ ふたづつみ)







▲惣門前









▲真っ赤に染まったドウダンツツジ


          
▲猿回し 



▲山門











▲ 方丈 ▼







▲梵鐘



  
▲三重塔(多宝塔)








➡ 2021最上山もみじ情報 ⑥

こちらはまだまだ見ごろが続く 
もうすぐ3000本のモミジが真っ赤に色づき、その先の落ち葉の絨毯が見もの
ライトアップも午後6時から9時も人気



➡ 昨年2020.11.23の落葉の様子