郷土の歴史と古城巡り

夏草や兵どもが夢の跡

創作人形展と奥播磨かかしの里に行きました

2023-05-26 20:05:20 | 日記
創作人形と写真展

 NHKで紹介のあった創作人形展を見に、見野の里交流館に出かけました。
場所は、姫路城から東南にある四郷町にあります。この地域には多くの古墳があり、姫路市埋蔵文化センターにその遺物が展示され、保存されています。


▲見野の郷交流館


 見野の郷交流館の1F、奥の広いスペースに沢山の人形が並んでいました。それらはまさに、昭和の人々の何気ない日常の暮らしをテーマにしたものでした。





 今は見かけない「いろり」や「大八車(人力荷車)」その他生活の諸道具、それを手助けする家族の動きにぬくもりを感じました。ひとつひとつの人形がまるで命を吹き込まれたかのように、生き生きと笑顔を絶やさず家族と近隣の繋がりを大事にしている、そんな昭和の貧しくも生きる喜びをもった人々が描かれていました。

 創作人形の作者(わたべみちこ)さんに直接お話を聞くことができました。
独学で人形づくりを始めたと言われ、人生の岐路で、生まれ育った郷土が浮かび上がった。そこにお世話になった人々や家族がいた。そこから表情が乏しい単なる人形ではないものを求めてきたとおっしゃっていました。
 地域に息づいたあたたかい関係があった昭和。そんな時代があったことをこの作品を見て、皆さんに知ってほしい、思い出してほしいとの思いに感銘を受けました。


秀逸の作品の数々 


















     


姫路市の最北部にある
奥播磨かかしの里に向かいました。

▼安富ダム
 
  






かかしの里の中ほどに、かかしの里分校とかかれた建物がありました。






そこに立寄ると、かかしの教室とありました。その中をのぞいてみると、小学校の教室のようです。授業参観で、多くの父兄が取り巻いていました。(*^^)v

 ※説明書きに、授業参観のかかしはすべてイベント展示用のかかしとありました。かかしの保管倉庫を兼ねているようです。






















     


info
また、帰っておいで 待ってるよ
創作人形と写真展は、5月13日から7月2日(日)まで



【関連】
奥播磨かかしの里のひな祭り


◆ 播磨・宍粟の城跡一覧

千年フジと新緑 ⑥ ライトアップ 2023.4.30

2023-05-01 01:14:23 | 2023千年フジと新緑情報

千年フジ(大歳神社)の開花状況(2023.4.30現在) 


 前日雨・風があり、かなりフジが傷んだようです。ライトアップの全体の写真では見分けがつきませんが、近くで撮ったものは、花の傷みや花穂の生育の違いなどがわかります。そのためできるだけきれいなものを選んでUPしました。

  シリーズ 千年フジと新緑 はこの回⑥で終了いたします。ここまで見ていただきありがとうございました。
 次回は、秋の最上山もみじ公園の紅葉情報を予定していますので、ブックマークしていただければ幸甚です。
   























   






▼4月~5月、最上山もみじ公園の新緑がキレイです。この秋には3千本以上のカエデの葉が日々変化するグラデーションの妙、山全体が真っ赤に染まり、そうして散りゆく落ち葉の妙にきっと心を打たれます。11月上旬から下旬にかけて紅葉の変化をお楽しみください。(*^^)v
 ➡令和4年(2022)の最上山もみじの記録 11/2~28


▼播磨及びその周辺には多くの山城跡があります。探索等に下記城郭一覧をお役立てください。
 ➡播磨・宍粟の城跡一覧


PS 
「いちかわの寄席」の案内です。興味のある方は見てください。
※知り合いに依頼されたものです。
▲5月10日より窓口か、電話予約で入手できます。