創作人形と写真展
NHKで紹介のあった創作人形展を見に、見野の里交流館に出かけました。
場所は、姫路城から東南にある四郷町にあります。この地域には多くの古墳があり、姫路市埋蔵文化センターにその遺物が展示され、保存されています。
▲見野の郷交流館
見野の郷交流館の1F、奥の広いスペースに沢山の人形が並んでいました。それらはまさに、昭和の人々の何気ない日常の暮らしをテーマにしたものでした。
今は見かけない「いろり」や「大八車(人力荷車)」その他生活の諸道具、それを手助けする家族の動きにぬくもりを感じました。ひとつひとつの人形がまるで命を吹き込まれたかのように、生き生きと笑顔を絶やさず家族と近隣の繋がりを大事にしている、そんな昭和の貧しくも生きる喜びをもった人々が描かれていました。
創作人形の作者(わたべみちこ)さんに直接お話を聞くことができました。
独学で人形づくりを始めたと言われ、人生の岐路で、生まれ育った郷土が浮かび上がった。そこにお世話になった人々や家族がいた。そこから表情が乏しい単なる人形ではないものを求めてきたとおっしゃっていました。
地域に息づいたあたたかい関係があった昭和。そんな時代があったことをこの作品を見て、皆さんに知ってほしい、思い出してほしいとの思いに感銘を受けました。
秀逸の作品の数々
姫路市の最北部にある
奥播磨かかしの里に向かいました。
▼安富ダム
かかしの里の中ほどに、かかしの里分校とかかれた建物がありました。
そこに立寄ると、かかしの教室とありました。その中をのぞいてみると、小学校の教室のようです。授業参観で、多くの父兄が取り巻いていました。(*^^)v
※説明書きに、授業参観のかかしはすべてイベント展示用のかかしとありました。かかしの保管倉庫を兼ねているようです。
info
また、帰っておいで 待ってるよ
創作人形と写真展は、5月13日から7月2日(日)まで
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