【閲覧数】1,102件(2011.2.4~2019.10.31)
写真1 姫路駅前大手前通り(昭和48年頃と平成10年)
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写真2 神姫バスの操業当時のバス(T型フォード1925)
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写真3 戸倉スキー場にて
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写真「神姫バス70年史」から
神姫バスといえばオレンジ色、どこでも一目でわかるバスです。平成2年になってハトをイメージした青色の大型バスが登場しました。
神姫バス(株)発行の「神姫バス70年史」をお借りしました。兵庫県下一円を走った懐かしのバス車両の写真があります。この後、年代ごとにUPしていきます。
その前に神姫バスについての概要を記しておきます。
神姫バス(初めは神姫自動車といった。)は、昭和2年(1927)本社神戸市須磨区においてバス1両とタクシー3両、役員以下社員8名、運転手6名、車掌1名(男子)で産声をあげて以来、今年で84年目、人間で言えばもうすぐ米寿を迎えることになります。
明治以降急速な鉄道敷設に比べ、乗合自動車は遅々として進展しなかったが大正の半ば頃からようやく胎動し始めました。当時の西播磨地区の乗合バスの運行に次のような自動車会社がありました。
1)龍山自動車株(T6.9 山崎―新宮)
2)山陽自動車株(T7.10 姫路―飾西―林田―安志―山崎、青山―大田―竜野、山崎―上野)
3)播美自動車株(T8.3 上郡駅前―平福、上郡―林野、上郡―大原、久崎―徳久、上郡―船坂、津山―姫路)
4)藤原自動車・井上自動車(T12初 平福―三日月井―新宮―飾西―姫路)
5)相生自動車株(T12.3 相生駅―天神駅、那波駅―鳩、那波―瓜生)
6)湯口自動車・前田自動車(T12.3、T14.5 竜野―西条、竜野―林田)
7)赤三自動車(T2.8 赤穂駅―三石町)
神姫自動車は、播磨地域の同業バス事業会社の相次ぐ買収、合併で急成長し、本社を姫路から明石に移し、昭和9年から10年までの路線は12にのぼり全播磨の80%を制覇し、延長距離は904kmにのぼったとあります。
神姫バスの沿革から宍粟市に関連するところをピックアップすると
昭和05年03月 姫路~新宮~山崎間直通バス運行開始
昭和24年07月 山崎・神戸長距離直通バス運行開始
昭和36年08月 姫路・山崎線に93人乗り大型バス投入
昭和35年11月 戸倉峠開通により山崎~若桜線運行開始
昭和36年12月 戸倉スキー場リフト完成により、マイクロバス開始
昭和43年02月 ワンマンカー姫路・山崎間導入
昭和50年11月 中国ハイウェイバス運行開始
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