ヨーグルトが好きでよく食べる。
もっぱら、400g入りの大きなサイズのプレーンのやつ。
あれ、ひとむかし前までは500g入りだったと思うんだけど、
いつの間にか明治ブルガリアも森永ビヒタスも雪印ナチュレ恵も、
どのメーカーのどの商品も、400g入りに減っている。
原料高騰が原因かね?
どれもこれも量が減ってしまったヨーグルト。
・・・と、内容量が減ってしまった話ではなく。
ヨーグルトが好きで、ほぼ毎日のように食べるけれど、
400g入りのプレーンヨーグルトを食べることが多い。
たまに加糖タイプのものも食べるけれど、
それも380g入り(これも昔は500g入りだったはず!)の大きいものを食べる。
ちっこいヨーグルトでも代表的なのが、
日本ルナのバニラヨーグルト。
小さくて物足りないから、まず買わない。
ちっこいヨーグルトはあまり食べない。
若い頃は、森永アロエヨーグルトをよく食べていたが、
ここ最近は、それも含めちっこいサイズのヨーグルトはあまり食べない。
だもんで、ダノンとかパルテノとか人気商品も、まず買うことはない。
そんな自分が最近食べて衝撃を受けた、ちっこいヨーグルトがある。
それが、日本ルナのイーセイ スキル。
パルテノに近いけれど、イーセイ スキルは より滑らか。
初めての出会いは一ヶ月ほど前。
スーパーの半額商品ワゴンに、
納豆やちくわ、うどん麺などと一緒に無造作に置かれていた。
見たことのないパッケージ。
馴染みのない商品名。
通常価格だとまず買わないだろうが、
半額ならば・・・そう思いカゴに入れた。
パルテノの蓋に女神さまみたいな恰好した本田翼?が!
そして食べて衝撃を受ける。
こんな美味しいヨーグルト、今まで食べたことがない!
そのとき食べたのは、確かベリーミックス味。
パルテノのような、濃厚で水分の少ない固めのねっとり系ヨーグルト。
しかし、パルテノよりはクリーミィに感じた。
そこでこの商品を探した。
最初に半額で見つけたスーパーはふだんは寄らない。
そのため、行動範囲内のいくつかのスーパーで探してみた。
すべてのスーパーに置いてあったわけではないが、
2件に1件くらいの割合で売られていた。
やはりパルテノなんかと比べるとマイナー商品のようだ。
とりあえず見つけたフレーバーをすべて購入。
それぞれ食べ比べてみた。
ベリーミックス。
たぶん最初に食べた味がこれ。
ミックスベリーなんてうたわれているものには、
大抵、ストロベリーを筆頭に、ラズベリー,ブルーベリー,カシスなんかが含まれるのだろうが、
ストロベリーとブルーベリーに加え、りんごベリーなんてものが含まれていた。
りんごベリーって何だ?
調べてみたら、コケモモと出てきた。
なるほど、ツルコケモモ、つまりクランベリーの仲間か。
ヨーグルトとこれらベリー系のフルーツとの相性は抜群。
ベリーとヨーグルトの酸味の相乗効果で、文句なくおいしい。
果肉感は薄いが、このイーセイ スキルの食感を考えると、
滑らかさを損なわないためにも、果肉はナシで正解かもしれない。
バニラ。
これが一番おいしいと思った。
単に香料だけで、それっぽくしてあるのではなく、
きちんとバニラシードが入れられていて、
これまた絶妙な甘さ加減で最高においしい。
匂いは少し希薄かも?と思えるけれど、
バニラの香りはあまり強いとやっぱり邪魔。
甘さ加減同様、香りの加減も絶妙だと思う。
いちばん気に入っていて、今現在リピート率ナンバーワンのフレーバー。
日本ルナの看板商品がバニラヨーグルトなので、バニラには強いのかも。
プレーン。
完全なるプレーンだった。
まったく甘味がない。
これ単体で食べるものではなさそうだ。
ふつうのヨーグルトだと、プレーンだろうがそのまま食べられるのだけど、
この固めのヨーグルトでは少々キツかった。
やはりハチミツなりメイプルシロップなりを垂らしたり、
レーズンやクランベリーなど、ドライフルーツを投入して食べるべきだったか。
しかし公式サイトをのぞいて知る。
プレーンは、むしろ料理に使うものみたいだ。
様々な料理レシピが掲載されていた。
ホットサンドやスムージー、カルボナーラなど、なるほど。
さらには、ソースのベースやチキンティッカの下ごしらえとしても活用できるとか。
なるほど、本格的なインド料理店でタンドリーチキンや、
チキンティッカ、ビリヤニに入ってるチキンなんかを食べると、
確かにヨーグルトの風味がしっかり効いているもんな。
レシピ一覧に載っている、ベーグルを使ったパワーサンドがおいしそう。
本来クリームチーズを使うべきところを、
このイーセイ スキルのプレーンに置き換えて調理するってことだろう。
各種野菜に、エビやアボカドとの相性も良さそうだ。
今度つくってみよう。
商品側面には、“アイスランド大使館公認”なんて大仰なことが書かれてある。
イーセイ スキルの“スキル”とは、
アイスランドの伝統的な製法で作られた、このヨーグルトのこと。
アイスランドで、1,000年も前から食されている伝統食らしい。
氷に覆われた島国、アイスランド。
製塩技術に乏しく、塩が手に入りづらく、
古くより肉の保存を、塩に代わって乳から分離する乳清に頼ってきた。
乳清を取ったあとの、発酵した乳を有効利用して生まれたのが、スキルの原形。
各農場でスキルのレシピは様々で、
代々伝わったそれが、現在は国民食になっているのだとか。
パルテノを代表するギリシャヨーグルトに対し、
スキルは、アイスランドヨーグルトと分類されるらしい。
スキルの前に冠している、“イーセイ”とは、
アイスランド語で、is(イス:氷)と、ey(エイ:島)を合わせた造語。
つまり、氷島=アイスランド。
加えて、isey(イーセイ)は、アイスランドの一般的な女性名でもあるという。
プレーンのパッケージには雪山が描かれている。
日本でいう富士山みたいな、アイスランドで有名な山なのだろう。
スキルは美容・健康に良いとされ、
既にヨーロッパでは広く普及しているものの、
日本に上陸したのは昨年の春。
アジアでの販売は、まだ日本だけらしい。
日本ルナ社が、アイスランドの企業から製造販売の認可を受けて販売を開始した。
ギリシャヨーグルトに続いて、これもまた普及して欲しい。
自分は今後、おっきいヨーグルトと併せて、ちっこいこれを食べ続けようと思う。
オーロラが見られること。
温泉が多いこと。
日本とおなじ捕鯨国であること。
それ以外にアイスランドをイマイチ知らない。
こんな感じだろうか・・・と思ったが、さすがにここまではないか。
日本ルナ Isey SKYR_2021webCM(B) 30秒
イーセイ スキルのシャレたCM。
テレビスポットで観たことないなあ。
・・・と思ったら、webCMって思いっきり書かれてた。
現地のひとも氷上とか、さすがにこんなとこで食わないよね。
R-1のCMのヴィムさんを思い出した。
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