用途不明のしょうゆ

近所のスーパーで購入した のり弁

　

休日の昼、立ち寄ったスーパーで弁当を買う。

ごはんの上に高菜とかつお節。

そのうえに海苔が乗っかり、さらに白身魚のフライにちくわの磯辺揚げ。

他にきんぴらごぼうに唐揚げ，ポテトサラダ。

オーソドックスなのり弁。

　

白身魚のフライと ちくわの磯辺揚げは最高のコンビだと思う。

　

これでいいや。

のり弁は安くてうまくて最高の弁当だと思っている。

白身魚のフライと、ちくわの磯辺揚げも大好きなおかず。

おかかごはん、俗にいう“ねこまんま”も好き。

元祖は弁当チェーンの ほっかほっか亭だったと思うが、

この組み合わせ考えたひと、天才だと思う。

　

タルタルソースとしょうゆの小袋。

　

帰宅して電子レンジで温める。

フタを開けて、いざ食べる。

隅っこにタルタルソースとしょうゆの小袋があった。

タルタルソースを白身魚のフライに開ける。

次にしょうゆの小袋を手に取る。

　

タルタルソースを白身魚のフライにかけるっしょ･･･。

　

･･･。

･････。

どれにかければいいん？

弁当を見渡すけれど、しょうゆをかけるような おかずが見当たらない。

しょうゆ、要らんやん。

　

用途不明のしょうゆ。

フンドーキン製だ！

九州ではお馴染みの、大分にある味噌醤油メーカー。

　

よく弁当に付属する、しょうゆの小袋。

寿司や海鮮丼とかなら解る。

逆に入ってなきゃ困る。

だが、それ以外では要らないことの方が多い。

　

幕の内弁当なんかにもよく入っているけれど、

はっきりいって、どれにかける為に入れられているのか、判らないことが多々ある。

おそらくはサバの塩焼きとか、鮭など、魚系のおかず。

または、卵焼きとかしゅうまいのために入れられているのだろう。

だが、そららにはしっかりと味が付いており、やはり要らない。

　

ちくわの磯辺揚げにはしょうゆ要らんやろ？

　

唐揚げやポテトサラダにも要らない。

　

今回の のり弁には、らしきものが見当たらない。

しいて言うなら、ちくわの磯辺揚げ？

それとも、いちばん上に乗っかっていた、一枚の花型のかまぼこ？

まあ、要らないなら使わなきゃいい。

しょうゆの小袋は使わずに弁当を食べた。

　

しょうゆは捨てない。

もったいないからね。

おかずの油で袋がぬるぬるしているので、軽く洗ってから冷蔵庫にしまう。

そして、冷蔵庫のなかが、そういう小袋でいっぱいなのに気付く。

　

･･･ちょっと整理するか。

冷蔵庫のドア内側にある棚の最上段。

そこにたまりに溜まっていた、小袋達をすべて取り出す。

　

こんだけ溜まっていた･･･。

　

しょうゆがダントツに多い。

次に多いのがわさび。

寿司とかに付いていたやつだろう。

あとはソースや、塩，タルタルソース、天つゆ、

フランクフルトのケチャップ＆マスタードなんかもある。

　

やっぱり しょうゆが多い。

　

わさびも。

　

天つゆはあれだ、天丼にして使わなかったやつだ。

　

こんなん、なんで残ってるかな？

　

カラメルソースなんてのがあった。

プリンか何かに付いてたのかな？

　

なんでこんな取ってるかな～？

とりあえず明らかにダメになってそうなやつを捨てる。

しょうゆって年月経っちゃうと、半固形になるのね。

まめに使ってかんとダメだな。

　

それはそうと、あの のり弁のしょうゆ。

何に使うのを想定して入れられていたのだろうか？

ずっと謎だったけれど、今となって答えが出た。

タルタルソースとしょうゆとで、選択式だったんだ！

というわけで、対象は白身魚のフライ。

たぶんこれで間違いない！

　

いつまで経っても買えない、ガタラ駅の駅弁。