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スーパーのパン売り場で見つけた面白い商品。
シンプルなパッケージなのに、なぜか惹かれた。
そして手に取ってから二度見する。
た・・・高菜だと!?
福岡ではお馴染みの漬物、高菜漬け。
あれがサンドされたパンってことか?
高菜の色をイメージしてか?
緑色でアレンジされた、フランス国旗?
前に、やはり店頭で二度見した、漬物を使用したパン、
イケダパンのたくあんマヨぱん。
あれと同じく、この商品も二度見してしまう。
ただ、同じ漬物でも、たくあんより、まだ高菜の方がパンにしっくりくる。
福岡じゃパン屋さんで普通に、高菜の入ったバゲットやエピ、ピザ、おやき、
カレーパンなんてのもあるし、高菜が使われているものは大して珍しくない。
フジパンのスナックサンド※とか、ヤマザキのランチパックにはあったような気がするが、
市販のパンとして、こうして売られているのは初めて見たかもしれない。
製造・販売元は福岡県大野城市にある、中堅製パンメーカーのリョーユーパン。
高菜をチョイスするとは福岡の企業らしい。
リョーユーパンは本当に消費者を飽きさせない。
見た目はなんの変哲もない、フランスパン生地のコッペパン。
さっそく購入して朝食に。
小ぶりなコッペパン状のソフトフランス。
なぜだか判らないが、パン生地の表面は、包装の内側が脂でテカるくらいオイリー。
手に持って食べるには、ちょっとベタつくくらい。
パンの側面に一直線の切れ込み。
パン上部の中央に切れ込みが入って具が入れられている、ホットドッグタイプではなく、
側面をスライスしてパカッと開いて中に具が挟まれている、ハンバーガータイプだ。
せっかくなので切れ込みを開いて中を確認。
おっ!
たっぷりの高菜が姿を現した。
想像していたよりも、ずっと量が多くて嬉しくなる。
なにか黄色いフィリングがまとわりついているが、マヨネーズかな?
意外と中身の量が多かった。
極々細かく刻まれた高菜漬け。
マヨネーズっぽいのは、ドレッシングフィリングだそう。
再びパンを閉じて、おもむろにかぶりつく。
旨いっ!
・・・けど、塩辛い。
ほんのりマスタードというか、からしの効いた風味の高菜が美味しい。
ただ、パンに対して塩辛さが強過ぎた。
この塩辛さはいただけない。
リベイクしたらパンがパリっとして香ばしくなって旨くなった。
中身の高菜は変わらず。
高菜っていうと、どうしても唐辛子で味付けされた、ピリ辛なのを想像しがちだが、
なかなかどうして、からしで洋風っぽくされたこれもイケる。
これ、たくあんマヨぱんのときと同様、
また市販の高菜漬けと食パンで、自作チャレンジしてみる価値がありそうだ。
その際は、やっぱり塩抜きが欠かせないだろう。
塩辛いので一個でじゅうぶんだった・・・。
リョーユーパンのマスコットキャラ、リョーちゃんも高菜色に。
※スナックサンドの過去記事を読み返したら、思いっきり高菜入り商品を紹介してた・・・。
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