よろず戯言

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霧の浮舟

2016-12-01 22:35:33 | グルメ

寒くなり、チョコレートの美味しい季節到来。

といっても、通年チョコレート食べているのだけどね。

この時期、各メーカーから冬季限定のチョコレートが発売され、

通年の商品とともに、様々なチョコレートが店頭に並ぶ。

いろんな商品に目移りして迷ってしまうが、今回は昔ながらのチョコレートを紹介。

エアインチョコの元祖と言われている、ロッテの霧の浮舟だ。

 

 

 

昔ながらのシックなパッケージが目に付く。

1980年発売とあるので、自分が4歳のときに生まれた商品。

以来、長年愛されてきたロングセラー商品だが、

十数年ほど前に一度、発売休止となっている。

当時は板チョコよりも、粒チョコが主流となっていて、

従来の板チョコ商品も、スティック状に小分けされたものが販売されだした。

粒になったエアーズというエアインチョコが新たに発売され、

それが霧の浮舟の後継となり、霧の浮舟は生産終了となった。

ところが、霧の浮舟の復活を求めるファンの声が多く、三年前に復活した。

 

銀紙におもいっきり指紋が・・・。

 

甘いミルクチョコレート。

噛むと、ふわっと軽いエアインチョコ。

発売当初、子どもだった自分は、大人なデザインのこのチョコレートなんて買って食べることはなかったが、

おそらく食べたひとの多くは、エアインチョコの初めての食感に驚いたに違いない。

ちなみに自分が初めて食べたエアインチョコは、たぶん森永のぬ~ぼ~。

昔からあった霧の浮舟だが、自分が口にしたのは大人になってから。

既にグリコのカプリコ,ネスレのエアロ,名糖のぷくぷくたいなんて食べていたから、

残念ながら霧の浮舟のエア感は物足りなく感じたくらい。

 

抹茶味なんかも出てた。

外国人にウケそうな商品だ。

エアインチョコだけに、泡立て抹茶ってところがミソ。

 

とはいえ、しっかりしたミルクチョコレートで美味しいし食べ応えはある。

それまで食べてきたエアインチョコは、チョコレート菓子や準チョコレート。

美味しいのだけど、純粋に「チョコレート」って感じではない。

エアロはまあ、純粋にチョコレートだな。

霧の浮舟は、その薄い板チョコにエアインしているのは逆に新鮮だった。

口どけがよく、あっと言う間に一枚食べ切ってしまう。

噛まずに溶かして食べていても、やっぱり普通の板チョコより早くなくなる。

 

 

抹茶味は期間限定のよう。

過去には苺味なんかもあったようだ。

 

ロッテのレギュラー商品として、昔と変わらぬパッケージ。

これと、ラミー,バッカス,クランキー,ガーナチョコが並んでいると、すごく懐かしい。

本当に自分が子供の頃からあった商品群。

これらに比べると、トッポとか紗々とか青い青い。

古き良きチョコレート、霧の浮舟。

そういや、この名前の由来はなんだろう?

公式のぞいても、書かれてないのよね。

パッケージのイラストだと、もやのなかに浮く一艘の舟のシルエットが描かれている。

ぼんやりとした情景で、エアインチョコの ほろどけ感をイメージしているのか?

チョコの食感とその、霧の浮舟の光景・イメージがかけ離れているわけでもなく、

解るような気がしないでもないが、でもやっぱりよく解らない。

まあ、深く考えないで、美味しく食べればいいか。

しかし真相が気になるわ。

 



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