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カップヌードル リッチ 参鶏湯

2020-07-04 01:08:17 | グルメ

 

ちょっと贅沢なカップヌードル、“カップヌードル リッチ”。

その新しい商品を見つけた。

参鶏湯(サムゲタン)味。

参は朝鮮人参で、鶏はニワトリ、湯はスープってとこかな。

 

韓国の薬膳料理として知られる、サムゲタン。

ニワトリ一羽をまるごと使い、内臓を取り除いたその内部に、

もち米や朝鮮人参、ネギやニンニク,ショウガなど、

体に良さそうなモノを詰め込んで煮込んだ料理。

 

ニワトリがデザインされたパッケージ。

 

多数の薬味から出るエキスと鶏肉から出る出汁がマッチして、

特に調味料を加えなくても、とても美味いスープになるという。

朝鮮人参やニンニクが加えられ、滋養強壮に効果のある料理として、

韓国ではスタミナ料理、薬膳料理とされる。

 

高麗人参粉末とコラーゲン配合とか。

コラーゲンは鶏皮由来かしら?

というか、こういうのって なんで1,000mgって表記するんだろう?

1gでいいやん?

 

そんなサムゲタン。

料理の概要は知ってはいるが、実際に食べたことはない。

柴崎コウ主演の映画、“食堂かたつむり”に、美味しそうなサムゲタンが登場し、

あれを見て以来、いつかは韓国料理店で本格的なサムゲタンを食べてみたいと思っている。

そして見つけた、今回のカップヌードル リッチ 参鶏湯。

本物のサムゲタンを食べる前に、カップヌードルでその味を知ることになろうとは。

 

カップにはサムゲタンの料理の写真が。

うまそうだ。

 

サムゲタンの味を想像する。

これが容易に想像できてしまうのだ。

福岡には鶏肉を使った郷土料理、水炊きがある。

あれに近い味じゃなかろうか?

シメにご飯と溶き卵,小ネギを入れておじやを作る。

あんな感じではないかと想像できる。

 

 

そういや朝鮮人参(高麗人参)も食べたことない。

このエキスの含まれた栄養ドリンクとかは飲んだことあるけれど。

 

さっそく食べる。

お湯を入れて3分待つ。

すでに鶏ガラスープのような、食欲をそそる良い香り。

別添の小袋を開ける。

“贅沢仕上げ 高麗人参 特製油”と書かれた小袋だ。

 

これが・・・臭(くさ)いっ!

なんという臭(にお)いだ・・・。

まさに漢方薬というか、そんな苦渋いような臭い。

せっかくの鶏ガラの美味そうな匂いのラーメンに、こんなもの入れてまずくなるんじゃなかろうか・・・!? 

だがしかし、これを入れなきゃ始まらない。

鶏よりも何よりも、今回の“リッチ”の主役は、きっとこの高麗人参なのだろうから。

 

鶏肉が割と多めに入っている。

クコの実がテンション上がる。

 

この臭い高麗人参特製油を投入。

よおく混ぜてすする。

美味い。

水炊きではないけれど、想像していたのに近い味。

しかし、どことなく薬というか、漢方薬っぽい。

いや、漢方薬を飲んだことはないのだけど、

そんなイメージの、苦みというかえぐみというか、

単に鶏の旨味だけではないと判る、スープになんといもいえない奥行きを感じる。

 

これ、夏じゃなくて冬場に味わいたかった味だ。

ただ、サムゲタンを詳しく調べてみると、

本場韓国では夏バテ防止目的に、夏に食べられることが多いようだ。

なるほど日本だとウナギになるわけだ。

 

高麗人参特製油の臭いを嗅いだときにゃ、どうなることかと思ったけれど、

なかなか美味しい一品だった。

こうなるとますます本物のサムゲタンを食べたくなった。

この夏、ちょっと勇気を出して韓国料理店に行ってみようかな。

おひとり様で、鶏まるごと一羽食えるかな?

 

ドラゴンクエストⅩのなかまモンスター、ガチャコッコ。

おめかしカラーで、アイアンクックに色変えしている。

自分はこいつの名前を、サムゲタンにしている。

なかまモンスターすべて、なにかしらの料理の名前にしているのだが、

ニワトリがモデルだったので、迷うことなくサムゲタンと命名した。

 

 



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