ドラクエのような、ドット絵のファミコン画面から始まり、
そこへ、やる気のない勇者に扮した東野幸治はじめタレントの面々と、
西洋人たちが演じる、シリアスな王様や民衆の面々。
ファンタジー世界を描いたCMで衝撃を受けた商品、カップヌードル ナイス。
店頭で見てみたら、パッケージがドット絵でデザインされていて二度見した。
オリジナルのカップヌードルと比較して、こってりなのにカロリー50%オフ。
糖質40%オフ,カロリー178kcal,食物繊維がレタス4個分相当!
オリジナルの約半分のカロリー。
「罪悪感ないス!」をキャッチフレーズに、4月から販売された。
「ナイス」と「ないス」をかけているんだろうが、
商品詳細を知るまでは、なにが「ナイス」なんだか解らなかった。
とはいえ、未だに解らないのが、なぜにドット絵でRPG風なのか?
ゲームおたくに、ピザデブが多いと見込んでのことだろうか?
なぜにドット絵仕様なのか?
なぜにCMがRPG仕立てなのか?
カップヌードルしょうゆ味に対して、濃厚!ポークしょうゆ。
カップヌードルシーフードに対して、濃厚!クリーミーシーフード。
二種のラインナップ。
低カロリーや糖質オフを謳った商品というのは、大抵、味気なくなるもの。
にも関わらず、こってり濃厚な味だという。
「ありえないっス!」
CMでも言っているフレーズ。
あり得ないとまでは思わなかったが、本当にこってりしているのか?
真相はどうだろうかと、それぞれ買って食べてみた。
まずは、濃厚!ポークしょうゆ。
オリジナルのカップヌードル、しょうゆ味の香り。
だが、スープをすすると味がまったく違う。
オリジナルはチキンベースのしょうゆ味だが、
こっちはポークということで、その風味が加えられている。
それとは別に、しょうがの風味がかなり効いている。
しょうが風味のおかげで、こってりしつつも重たくはない。
確かにオリジナルと比較すると、だいぶ濃厚な風味に仕上がっている。
また、若干とろみを感じ、麺とよく絡んで美味しい。
具のふわふわ卵がスープを吸って美味い。
次いで、濃厚!クリーミーシーフード。
こちらも香りや見た目こそ、オリジナルのシーフードに準ずるものの、
食べると、はっきりと違いが判る。
こちらも確かに、オリジナルのシーフードよりも濃厚だ。
ミルクシーフードみたく、ミルクミルクしているわけではなく、
オリジナルのシーフードに、クリーミーさを加えたような感じ。
とろみの少ないクリームシチューのような感じのスープ。
予想に反して両方とも美味しかった。
スープが濃くなったせいで、チープな麺が気にならない。
麺は、オリジナルと同様のちぢれ平麺。
ダイスミンチや卵,カニカマやイカなど、具材もオリジナルと同じ。
カロリーや糖質などが約半分に抑えられているが、
そのぶん内容量も2割半ほどダウンされている。
あとエビがオミットされているのは痛い。
成人男性だと、正直いって物足りない量だが、
味がこってりしているせいもあって、じゅうぶん空腹の一時しのぎにはなる。
低カロリーなので食べても罪悪感がないとはいえ、
腹持ちが悪くて、けっきょく間食してしまうと余計にカロリー摂取することになる。
さして食事制限や栄養管理もしていない人が、
「低カロリーでいいじゃん!」って手にする商品ではない。
カロリー制限しているのに、どうしてもカップ麺が食いたい!ってひと向けの商品かな。
それなら、昔あった野菜スープヌードルを復活させてくれないかな?
あれ、すっごい美味しくて好きだったんだけど・・・。
ジュディマリの名曲が流れる長谷川潤出演のCMも良かった。
ファッションモデルとして人気絶頂だったハーフモデル、
長谷川潤がOLとして出演した、野菜スープヌードルのCM。
ジュディマリのBGMは何パターンかあった。
動画で流れているのは11th.シングル曲、「くじら12号」。
CMといえば、このカップヌードルナイスのCMだ。
東野幸治,とろサーモン久保田,蛭子能収,クロちゃん似の・・誰?の4人。
おおよそ勇者とは言い難いこの4人が、
お城で王様から魔王討伐を依頼されるが、あっさりと断るという展開。
これが発売2ヶ月経って、いよいよ魔王と対峙。
ところが、あっさりと民衆を裏切り、魔王側に付くという、あり得ないスな展開。
「世界の半分をお前にやろう。」で竜王に付いた勇者も、こんな感じだったんだろうか?
なかなかバカバカしくて好きなCMだ。
日清はCMに当たり外れが大きい。
ビートたけしや小林幸子が出てたシリーズなんて最悪だったわ。
カップヌードルナイスCM 「冒険のはじまり 篇」 30秒
久保田、王様に謁見してるときにガム噛んでんじゃねえよ!
カップヌードルナイスCM 「冒険のおわり 篇」30秒
目をパチクリさせる魔王がナイス。
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