よろず戯言

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昭和チロル,平成チロル,令和チロル

2023-05-04 00:49:04 | グルメ

 

先月のはじめ頃に見つけたチロルチョコの小袋。

なぜかこどもの日のコーナーに並んでいた。

 

手に取って見る。

“平成チロル”とな?

パッケージにはプリクラや使い捨てカメラ,PHSなど、

平成の時代を連想させるイラストがたくさん。

肝心のフレーバーはというと、ティラミスとタピオカミルクティー。

なるほど、平成を代表するヒット商品だと思う。

 

よく見ると、その隣には“昭和チロル”なるものも!

とすれば・・・さらに向こうを見ると“令和チロル”もあった!!

さすがに大正や明治はなかった。

昭和~平成~令和。

三種類のチロルチョコ。

これは面白いわ!と、すべて買って食べた。

 

時代の新しいものからいただく。

まずは現在、令和チロルからだ。

フレーバーはマリトッツォとピスタチオ。

令和は まだ期間は短いが、2種類選ぶとなれば確かにこのふたつになるかな。

 

令和チロル

2019~

 

すっかりブームが去ったマリトッツォ。

商品画像のフレームはインスタグラムっぽい。

 

ピスタチオブームがいつから始まったのか?

そしてそれが未だに継続中なのがよく判らん。

 

個包装のパッケージ表

 

 

ピスタチオ味からいただく。

淡いグリーンをしたチョコレート。

ピスタチオ風味のチョコレートにピスタチオ風味クリームを詰め、

さらに粉砕したピスタチオそのものが入っているという、

ピスタチオづくめの一品。

これは美味しかった。

 

個人的にはアーモンドみたく、ふつうのミルクチョコに、

ピスタチオをまるっと一粒詰め込んだようなのが食べたかったが、

それだと既に明治が出しているなと。

 

 

次にマリトッツォ。

二年前くらいだったか?

ブーム真っただなか、自分も2~3回くらい食べた。

ブログ記事にしようと思って食べてみたものの、

とくに美味しいとも思わず、記事にすることなくお蔵入りになった。

 

このマリトッツォチロル、無難に美味しいんだけど、

肝心のマリトッツォの味を覚えていないので、味の再現度までは判らない。

生クリーム風味チョコをブリオッシュ風味チョコでサンドされていた。

ブリオッシュ風味ってのも、ぼんやりする。

ブリオッシュって甘いパンの一種だろ?

 

平成チロル

1989~2019

 

ティラミス

商品画像のフレームは平成に登場したプリクラ。

 

タピオカミルクティー

このスタイルでブームにはなったのは、平成後期だと思う。

 

次に平成チロルをいただく。

自分は昭和生まれだが、青春時代は平成真っ只なか。

平成の出来事をすべて体験し、人生の大半を過ごした時代なので、

現時点でもっとも思い入れのある時代。

 

冒頭でも書いたが、フレーバーはティラミスとタピオカミルクティー。

ティラミスは自分が中学生のとき。

タピオカは高校生のときに登場したように記憶している。

当初のタピオカは台湾などのミルクティーとブラックタピオカではなく、

タイなどのココナッツミルクに透明のふつうのタピオカだったので、

あまり流行らなかった印象。

平成後期になって、タピオカミルクティーとして一気に人気が出たように思う。

未だ専門店があるくらいなんで、こちらの人気もまだまだなよう。

 

個包装のパッケージ表

 

 

ティラミスは、たぶん過去にも出ていたはず。

既にいろんなメーカーからティラミスのフレーバーのチョコは出ている。

目新しさはないものの、安心感というか安定感はある。

なので間違いない美味しさ。

やっぱりティラミスは流行るべくして流行ったたスイーツだ。

 

 

タピオカミルクティーもなかなかいい。

ミルクティー風味チョコのなかに、タピオカ再現の粒グミが入っている。

味と食感とでタピオカミルクティ―を再現。

紅茶味のチョコレートが好きなんで、これは美味しかった。

 

昭和チロル

1926~1989

 

ラストに昭和チロル。

昭和生まれなんで、昭和というワードに思い入れはある。

だが、昭和は長く激動の時代であるため、

さすがに戦前戦中は教科書のなかのことでしかない。

やっぱり自分が生まれるより少し前、高度経済成長期が終わり、

徐々に欧米の文化が入ってきて、バブルへと進む過程くらいからしかイメージがない。

 

そんな昭和のフレーバーは、クリームソーダとプリン。

レトロな喫茶店やレストランの定番ドリンクとなっているクリームソーダ。

そして、これも昭和に入ってきたの?と少し驚くプリン。

うちのお母んが子どもの頃にゃ、ヨーグルトだのマシュマロだのも珍しかったらしいから、

プリンも庶民が手軽に食べられるようになったのは、

高度経済成長期あたりからなのかもしれん。

 

クリームソーダ

商品画像のフレームはカラー写真

 

プリン

給食のデザート定番だったけれど、

自分の親世代だとまだまだハイカラな食べ物だったのかも。

 

パッケージ個包装の表

 

 

昭和も美味しかった。

プリンからいただく。

プリン風味チョコのなかにプリン風味のソース。

さらに底部にはしっかりとカラメル味のチョコときた。

見た目も味も、しっかりとプリンしている。

これは美味しい。

 

 

そして一番気に入ったのが、クリームソーダ。

上部はメロンソーダ風味チョコで、底部はバニラアイス風味チョコ。

そのなかには、バニラアイス風味のクリーム。

そして更にそのなかには、はじけるポッピングキャンディ。

メロンソーダの炭酸を再現した秀逸な仕様。

いちばん凝ってて、いちばん美味しかった。

子どもウケも、これがもっとも良さそうだ。

 

昭和平成令和チロル、3商品6種のチロルチョコを堪能できて楽しかった。

いちばん美味しかったのはピスタチオ。

いちばんお気に入りはクリームソーダ。

総合的によかったのは平成チロル。

まだまだたくさん店頭に並んでいるので、気が向いたらリピートしよう。

 

ここからはパッケージイラストについて。

それぞれ時代背景に合わせた、凝ったパッケージになっていて面白かった。

まずは昭和から。

 

昭和40年代~50年代中期くらいかな?

花柄の鍋やポットがやたら流行っていた時期があった。

うちにも黄緑で花柄の炊飯器や、赤くてチューリップが描かれたポットがあったのを覚えている。

なつかしのダイヤル式の黒電話に、携帯液晶ゲーム機(LSIゲーム)。

コアラがやってきたのは自分が小学校2年生くらいだったか。

 

パンダにエリマキトカゲ。

エリマキトカゲの流行り具合は異常だった。

カラーテレビや自動車も。

まさに昭和。

ローラースケートは光GENJIかな?

小学校6年のときは、クラスの女子のほとんどが、

光GENJIの切り抜きをクリアの下敷きに入れていたり、ふでばこのフタ裏に貼っていたりした。

男子のビックリマンシールは禁止だったのに、

女子の光GENJI切り抜きOKなのは不公平だと思った。

 

お次は平成。

バブル崩壊~パソコン・インターネット普及。

ポケベル~PHS~携帯電話に、コギャルにアムラー。

自分の青春時代が思い出深い。

 

プリクラ手帖にデコレーションケータイ、コギャル達がムーブメントを作っていた。

MD(ミニディスク)はカセットテープに代わる音声記録媒体として登場し、

瞬く間に普及したものの、MP3プレイヤーの登場であっという間に廃れた。

自分もMD搭載のミニコンポを購入し、MDカセットも買ったものの、

一度も録音することなく、一度もMDスロットルを使用することもなく・・・。

あとプリクラの“仲仔”って何だ?って思ったら、“仲良し”の意味らしい。

当時のギャルたちの間で流行っていたそうな。

そういや当時ギャルだった後輩にもらった手紙の封筒に、これが書かれてたのを思い出した。

 

使い捨てカメラにポケベル,PHS,ソックタッチ。

どれも当時の女子高生御用達の品々。

見切れているけれど、CDも描かれている。

CD-ROMも平成で普及したんだったか。

初期はシングルは8cmの小さなディスクだったが、のちに12cmに統一された。

そういや自分が中学までは、LP版もまだ発売されていた。

のちにDJブームなんかきて、再びLP版を発売するアーティストも出たが、

ふつうに販売していたのは、平成初期くらいまでだったろうか。

アザラシはゴマちゃんかな?

ウーパールーパーって昭和じゃなかったっけ?って思ったら、

その謎が後で判った。

 

ラストは令和。

ここまでくると、もはや流行に乗れていない。

描かれているものも、何なのか判らないものもある。

 

よく判らないイラスト群。

SNSのアイコンとかかな?

中央の勾玉みたいなの、ワイヤレスのイヤホンかな?

 

ちっちゃい携帯扇風機。

街中でよく見かけるけれど、あれ本当に涼しいのかね?

うちわや扇子の方がまだマシなんじゃ?

あと最近の若者用語が着いて行けない。

カラフルなのは何だろう?

ファンデーションとか?

 

アマビエだけははっきりと判った。

コロナも格下げされて、そろそろお役御免かな。

地方のマイナー妖怪だったのに、コロナのおかげで知名度も上がって

すっかり定着したので、ビリケン様とかコロボックル並に、

今後しっかり認識され続けると思う。

 

実はこの3種のパッケージ、

左から昭和~平成~令和とひっつけて並べると、イラストが繋がっている。

 

ウーパールーパーはやっぱり昭和だったが、

平成にもまたいでいるのは、ブームが続いたからだろうか?

 

スマフォが平成と令和をまたいでいるのも印象的。

 

自分が注目したのは、昭和に描かれていたLSIゲーム。

 

このイラストで、これが任天堂のゲーム&ウォッチの“ボール”だと判る。

描かれている機体はゲーム&ウォッチではないけどね。

 

大乱闘スマッシュブラザーズスペシャルのスピリッツ、ボール。

ジャグリングの玉を落とさないように、左右の腕を操作する単純なゲーム。

難易度が上がるとスピードが上がり、ボールの数が増え、単純だけど中毒性のあるゲーム。

ゲームボーイ用ソフト、“ゲームボーイギャラリー2”に収録されていて、ハマった記憶がある。

 

スマブラファイターである、Mr.ゲーム&ウォッチの投げ技が、“ボール”。

投げられる相手が、ジャグリングのボールに見立てられ、一瞬アイコン化するのが面白い。

これはブラックピットが投げられているところ。

 

勝利ポーズとしても、“ボール”を披露したりする。

 

最後にそれぞれのチロルチョコを、本物のスイーツと一緒に記念撮影。

 

プリン

もちろんグリコのプッチンプリン。

ケーキ店や養鶏場の本格的なプリンはタマゴ臭いので嫌い。

 

クリームソーダ

サントリーのPOPメロンソーダと、明治の明治エッセルスーパーカップを使用。

バニラアイスがすぐに泡立ちながら沈んでいくので、撮影に難儀した・・・。

 

ティラミス

フランソアの窯の極みティラミスケーキ

 

タピオカミルクティー

安曇野食品のタピオカミルクティー

 

ピスタチオ

プリンやムースっぽいのを探したが、見つけられなかったので、

敷島パンのピスタチオタルトで代用。

 

 

マリトッツォ

これだけどうしても見つけられなかった・・・。

なので見た目のよく似たクッキーシューで代用。

あんだけどこもかしこも置いてあったのに。

この潔いブームの去りっぷり!

 

持て余していたスペアミントを、また利用することができた!

 



8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (mcm0815)
2023-05-04 03:29:46
平成が懐かしすぎる(笑)。
ソックタッチ、お世話になったなぁ。
ポケベル、ピッチ、携帯の3種もお世話になりました!
昭和はちょっと覚えてないや。
令和にはついていけてないっす。
ヤバいヤバい(笑)。
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Unknown (carp1402)
2023-05-04 06:46:03
おはようございます🌱
面白いです~🤩昭和はプリン🍮ですか。ウチの学校の給食はムースでした。ちなみにみどり牛乳😅プリン🍮もありましたがムースが印象的です。平成は働いてました。ティラミスもありましたがパンナコッタもありました。聞いた話によるとイケメン上司の好物だったとか🤤食べてるの見たことないけど🤣パンナコッタ知らんうちになくなりましたね😱令和のピスタチオ食べてみたいです。近々クリームソーダ飲む予定!久々のクリソ笑
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自分はポケベル,PHSを飛ばして携帯電話からスタートでした ()
2023-05-04 16:28:24
みはねさんこんにちは、コメントありがとうございます。
 
いただいたコメントで、
みはねさんが、自分が予想していたよりも、
お歳を召していらっしゃることが判りました。
もっとお若いと思っておりましたので驚きました。
自分の弟たちと同世代かな?
 
歳のことはさておき、懐かしんでいただけて良かったです。
こういう懐古的な記事になると、若いひと置いてけぼりになりがちですが、
判ってくれる方が居られると嬉しくなりますね。
 
ルーズソックスは近年また流行りの兆しがあるようなので、
ソックタッチも需要が回復しているかもしれません。
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栗原さんちのおすそわけ ()
2023-05-04 16:38:07
>カープさん
こんにちは、コメントありがとうございます。
 
給食にムースが出てたんですか!
自分が小学生のとき、ムースってまだ浸透していなかったような気がします。
ヨーグルトやゼリーが多かったかな?
プリンは実はそんななかった。
 
パンナコッタは今でもありますよ。
料理研究家の栗原はるみさんが推しているようで、
雪印からずっと販売されてます。
ブラマンジェとパンナコッタは たまに食べてます。
ナタ・デ・ココもまだあるし、なんならフルーツ缶に寒天に代わって入っていたり、
アロエゼリーなんかには、なくてはならないものになっていますし、
ベルギーワッフルもティラミスに負けないくらい定番中の定番になっていますし、
平成にヒットしたスイーツはブームが去った後も、
どれも定着しているように思います。
 
マリトッツォやバスクチーズケーキなんかは、
一部メディアや企業が、意図的に流行らせたのが、
廃たれるのが早かった理由じゃないかな。
カヌレもいつまで持つやら・・・。
こないだ食べたけれど、ぜんぜん美味しいと思いませんでした。
あのゴワゴワした食感がいただけない・・・。
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Unknown (yunoji_1964)
2023-05-04 21:27:34
こんばんは^ ^

チロルチョコ記事、タイムリーに被りました(笑)
と言っても、見てもらえばわかると思いますが、駄菓子屋さんでバラ売り販売だったため、パッケージは飾ってあったものの手に入れることは出来ず、スーパーでは袋入りが見つからなくて、まだ1粒ずつを いつどれから食べようかと眺めている日々なんです😅

駄菓子屋では、平成のどちらかが最後の1個だったので、人気だったのかも?見た目での1位ということですね。
武さんの記事をじっくり読んで、どれから食べるか検討させていただきます😀
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バラ 売りされてたら、クリームソーダばかり買いそう ()
2023-05-04 22:19:42
>yunoji_1964さん
こんばんは、コメントありがとうございます。
 
たったさっき、そちらの記事を拝見させていただきました。
画像を見て、!って、気付きましたよ。
てっきり袋から開けた状態で撮影したのかと思ったら、バラ売りされていたんですね。
自分は逆にバラ売りは見たことがないです。
バラ売りは32円,42円の、一回り大きい大粒サイズなので、
自分が食べたものより食べ応えがあるんじゃないでしょうか。
よく見たらマンハッタンもありますね。
あれ九州限定じゃなかったかな?
 
なにげにうまい棒のパッケージが、
いつものドラえもんもどきから、萌えキャラになっているのが気になりました・・・。
何かのコラボパッケージかな?
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Unknown (yunoji_1964)
2023-05-05 18:54:06
またまたお邪魔します^ ^

今日、出先でやっと袋入りの元号チロル、手に入れて来ました♪
パッケージの絵、繋がるなんて 武さんに教えてもらわなきゃ気づかなかったかも?ありがとうございます😊
じっくり見て楽しみます。

駄菓子屋のバラ売りは、こぐまちゃんという絵本のキャラのもの以外は、袋入りのものをバラして売っているだけなので、大きさは一緒なんです。
マンハッタンとか白ばらとかも、なかなか手に入らないのですが 袋から出したバラ売り😅
そうそう、九州限定ですよね。
コンビニサイズは、大きくてバーコードついて高いけど、駄菓子屋なので 計算機手打ちで計算。レシートなしです。

うまい棒の女の子柄は、東京限定シナモンアップルパイ味だったかな?ダンナチョイスで(笑)
以前ブログに載せた気がします。
イベントでもらう事が多いので、久しぶりに買いました。
限定だと、そちらでは見かけないのかもしれませんね。
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サクサクなのに、口に入れるとちゃんとネバネバするんですよ ()
2023-05-06 14:18:01
>yunoji_1964さん
こんにちは、コメントありがとうございます。
 
袋から出してバラ売りされていたんですね。
よく見たら、リラックマみたいなイラストの入ったやつ?
あれが大粒サイズですね。
あれも確かビッグチロルの箱入りのやつじゃなかったかしら?
 
萌えキャラのうまい棒、シナモンアップルパイ味ですか。
甘い系のうまい棒はチョコ味くらいしか食べたことがないので興味ありますね。
というか、ふだんうまい棒を注意して見ないので、
新商品なんかに疎かったりします。
 
ちなみに うまい棒は納豆味が一番好きでしたが、まだあるのかな?
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