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ラ・フランス

2015-11-29 21:57:19 | 桃鉄グルメ

桃鉄の物件紹介、今回は山形天道の"ラ・フランス園"。

 

山形と天童、桃鉄では東北地方の中央に位置する物件駅。

福島から北は仙台~盛岡の東側のルートが主流になるため、

中央に位置するが、あまり寄ることのない場所でもある。

サクランボと桃と、ラ・フランスのキャラクターが周囲に配置されている。

あの牛は米沢牛かな?

 

山形のラ・フランス園は、8,000万円でひとつしかない。

臨時収入は覚えていない。

芋煮って土手とかでやる庶民料理だったと思うんだけど専門店があるのかしら?

でんすけ豆ってのは、でん六豆のことね。

 

天童は1億円でふたつ存在。

こちらは臨時収入がある。

 

山形県の県庁所在地、山形市。

他府県のひとからは、米沢市が県庁所在地だと思われていることが多く、

同じく東北地方で郡山市が県庁所在地だと思われている、

福島県の福島市とともに、たまにネタにされているのを見かける。

そして将棋の駒と温泉で有名な天童市。

両都市も蔵王連峰に位置し、果物を中心とした農作物の生産が盛ん。

なかでも、最も有名なのは、"佐藤錦"でおなじみ、初夏に出回るサクランボだが、

近年、サクランボに並んで有名になったのが、

一般にも広く普及しはじめ、知名度もじゅうぶんになった洋ナシ、ラ・フランスだろう。

 

 

 

名前に"フランス"ってあるとおり、フランスで発見された洋ナシの品種。

だが、本家フランスではうまく育たず、なぜか日本で栽培が大成功した品種。

ひと昔前までは、まだまだこちらのスーパーでは、その姿を見ることができず、

デパートの高級フルーツショップで購入するか、

通販などで取り寄せないといけないような果物だった。

だが昨今は生産農家が増えて生産量が増したのか、

値段もかなり安くなってスーパーに並ぶようになった。

山梨産や長野産のものも多く並ぶが、

やっぱりシーズン中に一度は山形産のものを味わいたい。

 

 

 

盆のあたりから出回り始める梨。

鳥取の二十世紀梨をはじめ、形がまんまるの、いわゆる和梨が、

夏から秋にかけて店頭に出回るのに対し、

ラ・フランスは少し遅く、秋の半ば頃から年明けくらいまで出回る。

そのため、秋よりも冬の果物のイメージが強く、

ラ・フランス味のお菓子やお酒なども、冬場の期間限定として発売されることが多い。

 

 

ラ・フランスのゼリーやジャム。

  

シャリシャリした食感の和梨に対し、ラ・フランスは果汁が多くトロッとした食感。

皮をむくと、したたり落ちてくるほど果汁が豊富。

むいているうちに流れてしまう果汁がもったいないので、自分は皮ごとかぶりつく。

だが、皮は和梨同様、固いうえに食感があまりよろしくない。

本来はちゃんと皮をむいてから食べるのが正しいと思う。

 

 

ラ・フランスのプリンと飲料。

 

熟した果肉はとてもなめらかで、なんといっても芳醇な香りがたまらない。

部屋にひとつあるだけで、ふわっと香る匂いに、うっとりする。

この果肉を裏ごしして作られた、ムースやカクテルは絶品。

10年ほど前に、サントリーから、銀座の老舗フルーツ店監修の、

銀座カクテルってのが売られていたが、あれのラ・フランスは最高だった。

くそ甘かったけれど。

逆に完熟していない果肉を使ったコンポートやゼリーも絶品。

完熟していなくて、まだ歯ごたえのある果肉。

それでも和梨に比べると、充分になめらかな食感で、デザートに合う。

 

 

ラ・フランスのジュースや缶チューハイ。

  

一般的に、皮の色がくすんできて、指で押さえて柔らかく感じたら食べごろ。

ただ、この食べごろを見極めるタイミングがとても難しい。

まだ固いな・・・そう思って安心していたら、

その翌日には、下の方がびちゃっとなって、

もう果肉が変色してドロドロになっていることもある。

気温やらの関係で、一気に追熟してしまったってことなのだろうか?

腐っているわけじゃないので、この状態でも食べることができるが、

やっぱり、ベストタイミングを逃してしまって風味を損なっていて、すごく損した気分になる。

真っ黒になって、ドロドロになったバナナや、

真っ赤になって、ジュクジュクになった柿が好きなひとなんかは、

この状態のラ・フランスも抵抗なく食べられるだろうけれど。

自分はバナナも柿も、固い方が好きだな。

 

カレーなんてのもあった。

ラ・フランスが入っているの判ったし、ふつうに美味しかった。

これで米沢牛のヒレ肉なんて入っていたら最高だったかも。

肝心の調理した写真を撮り忘れ・・・。

 

そんなラ・フランス、生の果実を食べたことがないってひとは、

是非いちど、生のそれを味わって欲しい。

うっとりとするような芳醇な香りと、なめらかな舌触りを堪能して欲しい。

最近は色や形が良く似た、品種の異なる洋ナシも出回っているが、

ラ・フランスとは、香りも食感も まるっきり異なるので、買うときに間違えないように。

 

大乱闘スマッシュブラザーズ for WiiU/3DS にも回復アイテムとして登場する、ラ・フランス(たぶん)。 

ルイージとヨッシーで、ラ・フランス争奪戦!(本当はハンマー)

 

鬼畜難易度のイベント戦、"腹ペコカービィ" でのひとコマ。

本当は写真なんか撮っている場合じゃない。

 



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