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かぼす

2015-11-29 01:41:02 | 桃鉄グルメ

桃鉄の物件紹介、今回は竹田の"かぼす園"。

 

桃鉄では九州の中東部に位置する物件駅。

豊後水道から九州に来たときに立ち寄ることが多い。

ちなみに、「たけだ」と濁らずに、「たけた」と発音する。

 

かぼす園は竹田駅の物件の半数を占めるメイン物件。

駅の下に、かぼすのキャラクターが居るのが判る。

臨時収入はどうだったっけ?

 

大分県竹田市。

大分県南西部に位置する町。

かつては岡城という城が築かれ、城下町として栄えた。

岡城は滝廉太郎の"荒城の月"で歌われている城。

その音楽家、滝廉太郎も竹田市の出身。

標高が高く、雄大な九重高原は人気の観光スポットでもある。

熊本県の阿蘇と隣接しているため、阿蘇と九重をめぐるツアーが多い。

  

 

揚げものにかぼす。

 

そんな竹田市で生産が盛んなのが、柑橘類のかぼす。

国内の生産高の9割以上が大分県で、全国でも圧倒的な生産量を誇る。

大分の特産品として、しいたけと並んで有名な かぼす。

県内でもとくに、臼杵市(うすきし)と竹田市での生産が盛ん。

ハウス栽培されたものや、貯蔵されたものが流通するため通年売られているが、

夏から秋にかけてが旬で、この時期、露地栽培された香り高い青い実が店頭に並ぶ。

とくに秋から冬は鍋のお供として、柚子にすだち、シークヮーサーとともにスーパーに並ぶ。

 

 

すだちとの比較。

かぼすの方が倍くらい大きい。 

 

 

種が黒ずんでるのは、ちょっと古くなってる証拠。

このかぼす、買ってからだいぶ経っていた・・・。

 

香りがとてもよく、多くはポン酢などの調味料に加工される。

ゼリーやジャム、ジュース,果実酒など幅広く利用される。

柚子のようにクセもないため、焼き魚や刺身、揚げものにも添えられる。

焼酎やカクテルの香り付けにも利用される。

レモンよりも酸味が少なく、すだちよりも香りがいい。

前に何度か紹介したが、かぼすを料理にかける場合は、

切った果肉側を上に、皮の部分を下にしてから潰す。

果汁が皮をしたたり落ち、皮からにじみ出る風味を含んで料理にかかる。

種も落ちずに一石二鳥。

このかけ方が大分流。

 

 

「下町のナポレオン」のいいちこで有名な、

大分県宇佐市にある三和酒類から販売されている、いいちこBAR かぼす。

そのままでもかぼすの風味があるが、温めたこれに、さらにかぼすを加えてシロップを入れて飲む。

 

かぼすは園芸店などで苗木が売られており、寒冷地でなければ庭で育てることもできる。

レモンやライムほどうるさくないので、日当たりと水はけのよい場所を選び、

肥料やりと摘果を怠らずにやれば、毎年収穫できる。

柚子同様、枝に鋭いトゲがあるので注意が必要。

病害虫が多いが、皮の表面の見てくれを気にしないのであれば、

あまり神経質にならなくてもいいと思う。

皮の美しさを保ちたいのであれば対策が必要。

鉢植えも出回るが、露地植えの方が株も育ち収穫量も多くなる。

 

レモン汁のように、かぼす果汁も販売されている。

皮の香りは味わえないが、絞る手間いらずでこちらの方がリーズナブル。

お気に入りの醤油やダシに混ぜたり、マリネに使ったり、

お酒に混ぜたり、デザートに使えたりと便利だ。

ホットレモンならぬ、ホットカボスもこれがあれば簡単に作れる。

 

鍋に欠かせないポン酢。

 

 

大分銘菓 柑の香

見たそのまま、かぼすの風味豊かなおまんじゅう。

 

 

左:おなじみのカゴメ野菜生活のかぼすミックス。

右:大分のひとにはおなじみの飲料。

つぶつぶ果肉が美味しい"つぶらなカボス”はベストセラー。

 

ライムやゆずは香りが強くて苦手だな~ってひと、

すだちは物足りないな~ってひと、

レモンは酸っぱすぎるな~ってひと、

シークヮーサー売ってねえ~ってひと、

だいだいデカ過ぎて使いきれね~ってひと、

そんな方々に、たぶんジャストフィットするのが、このかぼす。

実じゃなく、果汁のみも売られているので、

ポッカのレモン汁と一緒に、かぼす汁もひと瓶、冷蔵庫にどうぞ。

 

 

それ以外のかぼすを使った商品いろいろ。

"かぼかぼうすきいろ"は、臼杵市の製薬会社の商品。

青いかぼすではなく、完熟して黄色になったかぼすを原料にした飲料。

 

九州限定のポテトチップス。

「九州の味」シリーズの、塩とかぼす味。

他に「博多めんたいこ」「九州しょうゆ」「ゆずごしょう」味がある。

 

大分かぼすマスコットキャラクター、"カボたん”

 



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