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地方のお菓子紹介。
今回は長崎県の"金銭餅(きんせんぴん)"。
ひとくちサイズの小粒のクッキー?のような焼き菓子。
ちょっといびつな不揃いの丸い形で、
表面は中華デザートのごま団子のように、びっしりと白ゴマで覆われている。
素朴な味わいでサクサク香ばしくて食べだすと止まらない。
長崎で400年ほど前に中国から伝わったお菓子だとか。
400年前といえば、戦国時代ってことか。
以来、長崎の郷土菓子として今日まで愛され続けている。
旅行などで長崎に行った際、これを見かけたという方も居られるのではなかろうか。
"金銭餅"という、なんだかおめでたい雰囲気のこの名前。
中国の古代のお金をモチーフにしたお菓子で、こう名付けられた。
なのでやはり縁起菓子として重宝され、
長崎を代表するお祭り、長崎くんちで、おひねりの中身としても利用されているらしい。
おひねりに使われるお菓子は、餅や飴というのが多いが、
この金銭餅が使われるのは長崎だからこそで、このお菓子の縁起の良さあってのものだろう。
いびつな形は手作りの証拠。
お菓子といえど、お土産品,特産品に分類するような商品なので、
一般的に販売されているクッキーやビスケットと比べると、少々割高。
販路も限らているだろうから、そうそう食べられるものではないけれど、
長崎に寄る機会あれば、ぜひ買って食べてもらいたい。
カステラやよりより(麻花)もいいけれど、素朴な味の金銭餅もぜひどうぞ。
食べると金運上昇するかも?
左側の小袋は長崎の親戚からもらったもの。
地元だとこんなのも売られているのかな?
教科書とかに載っていそうなシブいイラストだ。
楽器を持っていない後ろのヤツは、ピエール瀧のような存在なのかな?
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