よろず戯言

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ぎんなん

2011-12-03 11:07:46 | グルメ

自分の大好きな秋の味覚のひとつ、イチョウの種(仁)、ぎんなん

子どもの頃は、苦手でこれを食べて頭痛を引き起こしたりもしたものだが、

大人になってからの食の好みの変化で、今じゃ好物になっている。

 

漢字で表記すると、“銀杏”になるのだが、

イチョウも漢字にすると、“銀杏”と同じになってしまうので、

自分は文章では種の方を、“ぎんなん”と平仮名表記している。

 

Photo

果肉の臭さはたまらない。

この独特の臭いは、含まれる酪酸によるもの。

 

冬に突入してしまったが、今年はまだそこまで寒くもなく、

ようやっと紅葉も見頃になり、イチョウの木も鮮やかな黄色に染まっている。

なので、今このネタでも大丈夫じゃなかろうか。

福岡では大体10月に入った頃から、このぎんなんが収穫される。

神社や公園、小学校にある木から採取されるが、

並木道などで拾う光景も見られるが、

交通量の多い国道に平気で路上駐車して、

スーパーの袋を手に、車道や歩道に落ちた物を拾う迷惑な年寄りも居て困る。

 

個人採取のもの以外に、きちんと生産されているものもある。

全国で生産され、有名なのは愛知県祖父江町産。

この近所だと大分県日田市が有名。

スーパーなどでも、日田産のぎんなんが並ぶ。

 

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料亭などで見る、鮮やかな緑色したものが熟した色なんだそうな。

自分は、こっちの肌色~きつね色のものが熟したものだと思っていた。

 

もっとも好きなのは、やっぱりシンプルな焼きぎんなん。

串に刺し、塩をふりかけて焼く。

表面に、ちょっと焦げ目が付いてひび割れたくらいが食べ頃。

外は香ばしく、中はほっくり。

焼鳥屋なんかに行っても、まず間違いなく頼む。

お任せコースを注文する際も、店員に、ぎんなんが含まれているかどうかを訊くほど。

含まれていなければ、もちろん別途 単品で注文するのだ。

 

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三つ葉,蒲鉾,椎茸,銀杏!

 

次いで好きなのは、やっぱり茶碗蒸し!

ちゃんとした料亭や寿司屋の茶碗蒸しには、まず間違いなく入っているのだが、

それ以外だとオミットされていることもある。

スーパーなどで売っている、レンジで温めるだけのレトルトの茶碗蒸しや、

回転寿司店などのチープなものは、まず底を探ってぎんなん捜索するくらい。

入っていないと、かなりがっかりする。

餅が入っていて、ぎんなん入ってないってどういうことだ!

 

餅というと、うちのお母んは、

おでんの具の餅入り巾着のなかに、しばしば ぎんなんを忍ばせる。

まずくはないが、ご近所にどっさりいただいたからと、

餅が薄れるほどに大量に入れるのは止めて欲しい。

ぎんなんは、大人だと大丈夫だが、

子どもが一次多量に摂取すると中毒の恐れもある。

  

自分がこれほど好むぎんなんも、

大人であっても若い世代には苦手なひとがけっこう多く、

年配のひとを除き、自分の周りの人間もあまり食べたがらない。

独特の風味とエグみが原因だろう。

友達で焼鳥屋などに食事に行ったりして、ぎんなんを注文すると、

「ええ~っ!」って感じのリアクションを受けるし、

忘年会などでは、各自の茶碗蒸しから取り出されたぎんなんが、

フタに乗せられ、数粒溜まって自分の席まで回ってきていた。

こんな記事書いていたら、またぎんなんを食べたくなってきた。

 

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ぎんなんご飯。

少量の塩のみで味付け、これがめちゃくちゃ美味しい。

茶碗3膳いける。

 

 

問題ロックバンド、銀杏BOYZ。

ライブ中に全裸になって書類送検されたり、骨折したりと話題の絶えないバンド。

ボーカルの峯田和伸は、映画、“少年メリケンサック”に出演した。

バカバカしくて、低俗にも映る内容のPV。

どんなサブカルも許容できる人のみ試聴すること。

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YouTube: 銀杏BOYZ - あいどんわなだい(PV)

 

 


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