よろず戯言

テーマのない冗長ブログです。

マルチなマヨチー

2024-02-28 11:11:24 | グルメ

スーパーのパン売場でみつけた、やたら やかましいパッケージのパン。

製パン業界二位のフジパンから販売されていた。

思わず手に取って見る。

“マルチなマヨチー”。

マヨチー、すなわちマヨネーズ&チーズ。

美味しい組み合わせの王道コンビ。

反面、脂肪×脂肪の背徳コンビでもある。

 

見たところ、素っ気ない平たいパンの上に、

なんのひねりもなく、マヨネーズとチーズが かぶせられているだけのパン。

調理パンにゃ、他にツナだのコーンだの明太子だのが乗っかっているものがある。

それにこの界隈にゃ、絶対王者の ヤマザキのまるごとソーセージがある。

 

イラストと吹き出しメッセージで、やたら やかましいパッケージ。

  

そんななか、マヨネーズとチーズのみで勝負しようたあ、面白いじゃあないか!

やかましいパッケージをじっくりと見る。

「そのままでもおいしい!」

うん。

「背徳感の極み!追いマヨ、追いチーズ」

己の好みでマヨネーズとチーズを増やせってか。

「お好みのトッピングをすれば、簡単マヨピザ!」

なるほど。

「お酒にもあう!ガーリックとスパイスでおつまみパン」

お酒ねえ・・・。

 

・・・・・。

なるほど、このパンの趣旨というか、コンセプトが解った。

シンプルなパンに、とりあえずマヨネーズとチーズはかけといた。

あとは具や調味料を好きに付け足しして、各々でアレンジして食べておくれってわけだ。

如何様にもできる・・・“マルチな”とは、こういうことなのだな。

 

トッピングなしの素の状態。

このままでもおいしい。

 

消費者に丸投げの商品!

面白いじゃあないか!!

受けて立ってやる。

・・・。

よく分らんが、ヘンな対抗意識が芽生えて、

いや、このブログのいいネタの匂いがして、

さっそくこのパンを複数買いした。

 

複数買いだ。

この記事のために、5個は買った。

 

本当にシンプルな調理パン。

平たく丸いパンの上に、割と多めのマヨネーズ風のドレッシングと、

おいしそうに焼かれているチーズトッピング。

まずはそのままで食べる。

オーソドックスだけど間違いなく美味しい。

生地もふんわりしていて、やさしい甘みがあって おいしい。

 

背徳感の極み!

追いマヨ、追いチーズ

 

このパン、パッケージ正面のみならず、いたる所がやかましい。

「必殺!背徳感食い」

 

さて、ここからトッピングしていこうじゃないの。

このやかましいパッケージに載っているとおりにやってみることに。

まずは、追いマヨネーズ&追いチーズ。 

ピザ用というか、調理用のチーズとマヨネーズを用意。

チーズをパンの上に乗るだけ乗っける。

上から格子状に追いマヨネーズ。

それをトースターで焼く。

 

調理用のチーズとマヨネーズを用意。

 

チーズを乗っけられるだけ乗っけてマヨネーズを引き、トースターへ。

 

完成!

こんなん美味しいに決まってる。

 

気泡ができて、グツグツと煮立つチーズとマヨネーズ。

上あごの中をやけどしながらハフハフ食べる。

こんなん美味しいに決まってら。

とくに背徳感なんて感じない。

アラフィフなのに食べているものに危機感がなさ過ぎる!

 

「ガーリックとスパイスは人を裏切らない」

ヴァンパイアには最悪かもしれん。

 

次いで、ガーリックとスパイスでおつまみパンに。

あらかじめスライスガーリックを水に浸して戻しておく。

それをパンの上に乗っけて、その固定のために さらに追いチーズ。

最後に粗挽きのブラックペッパーをまぶす。

そしてトーストする。

 

スライスガーリックは青森県田子産。

こんなん美味しいに決まってる!

 

赤ワインに合いそう。

休日でも朝っぱらから飲まんけどね。

 

香ばしいガーリックに、ブラックペッパーの辛さが相性バツグン!

マヨネーズ&チーズとの相性も良くて、これも進む!

お酒に合うかは分からないけれど、きっと呑兵衛には響くことだろう。

ただ、酒のつまみにするにゃ、

パン生地はこれじゃなくて、バゲットとかの方が良さげ。

オリーブオイルも塗って、イタリアンパセリなんかも散らして。

赤ワインかな?

 

ラストはピザだ。

“お好みのトッピングで簡単マヨピザ”とあるが、

ここはイラストに描かれている、ピーマンとサラミは乗っけたい。

それにプラスアルファでいこう。

まずはピーマンとサラミを用意。

 

プラスアルファを考える。

パンの面積がそこまで広くないので、あまりトッピングできない。

うちに在るもので、何かないかと探し、マッシュルームをチョイスした。

ベースにケチャップを塗る。

その上にまずは追いチーズ。

そしてスライスしたピーマンと、マッシュルーム、サラミを乗っける。

焼く。

 

「お好みのトッピングをすれば簡単マヨピザ!」

 

「ピザ食べたい!って時あるよね」

あるある。

それが大抵深夜なんだよ。

 

できあがり。

 

こんなもん、美味しいに・・・以下略。

しかし、このピザアレンジをハフハフやっているときに気付く。

これ、このパンでやらなくて、食パンでやった方が早くない?

ベースのマヨネーズとチーズも、ただ塗って乗っけりゃいい。

特別なことなんてない。

 

そんなわけで、食パンでピザトースト。

食パン、ふだんはヤマザキのロイヤルブレッドばかりだが、

せっかくなので、フジパンのものをチョイス。

「朝はパン♪パンパパン!♪」

テレビCMの松下由樹さんの歌が印象的だった本仕込。

フジパン本仕込、もしかしたら初めて購入したかもしれない。

 

せっかくなんで、食パンもフジパンのものを用意。

フジパン本仕込。

テレビCM、ずっと松下由樹さんだったのに、

昨年くらいから、綾瀬はるかに変わってしまった。

 

できあがり。

 

ピザトーストうめえ!

いや、具を乗っけるのもラク。

まっ平だから落っこちない。

面積も広いから、より多く乗っけられる。

ベースにケチャップ塗るのもラクちん。

タバスコもこぼれ落ちない。

食パンでいいじゃない。

・・・・・。

元も子もない。

 

「追いマヨ、追いチーズどんとこい。」

どんとこい・・・やぐら茶屋だ。

まだあのCMやってんのかな?

広島じゃ流れていたけれど、福岡じゃ流れないんだよ。

 

「人生いろいろ。食べ方もいろいろ。」

島倉千代子さんもおっしゃっていた。

そういや、自分オリジナルのトッピングやんなかったな。

 

ここから余談。

そういや昨年もこの時期に、やかましいパッケージのパンがあったのを思い出す。

このブログの記事にしようと思っていたが、時期を逃してお蔵入りになったパン。

“チョコ好き店長の本気のチョコパン”そんな商品名だった気がする。

あれもフジパンだったんじゃなかろうか。

だとしたら、きっと開発したスタッフ、

・・というか、パッケージをデザインしたひと同じだろう!

そう思って画像をあさったら、でてきた。

 

チョコ好き係長の本気のチョコパン

店長じゃなくて係長だった。

でもってフジパンじゃなくて、敷島パンだった。

 

このパンもあちこちにメッセージがあって、やかましかった。

 

チョコレートのパン生地に、チョコレートクリーム&チョコチップ。

確かに本気を感じられるチョコづくしなパンだったけれど、

同時期に福岡の製パンメーカー、フランソアから、

もっとインパクトのある、チョコレートづくしのパンが出ていたので、

残念ながら、このパンの印象は薄かった。

 

「シンプルが一番うまい」

そんなこと言ったら、コンセプト的に元も子もない。

 



2 コメント

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Unknown (yunoji_1964)
2024-02-28 22:12:51
武さん、こんばんは。
いつも楽しい情報をありがとうございます♪
今日、ピカチュウ担々麺と、きなこもち大福をGETしてきました(^^)

やかましいパッケージのパン、これもぜひ見てみたいものです。こちらにもあるかな?
返信する
パッケージがあれでなきゃ見向きもしないくらいに地味な調理パンなんですけどね ()
2024-02-28 23:54:39
yunojiさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
 
こちらこそ、いろんな商品情報ありがとうございます。
自分の更新ペースが遅いので仕方ないのですが、
yunojiさんに先を越されてしまうものが多々あります。
 
このパン、フジパンなのでおそらく全国区ではないかと思います。
ただ、売っているお店が偏っているように思うので、
まったく販売していないお店もあるかもしれません。
 
ピカチュウの担々麺は、あのままだと寂しいので、
ぜひ、挽肉と野菜を入れてどうぞ。
辛いのがお好きならば、香辛料を足すのも忘れずに。
 
きなこもち大福、あの後ドラッグストアなどで大量に見つけました。
賞味期限が意外と長いので、少しストックしています。
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