よろず戯言

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BRA★BRA FINAL FANTASY BRASS de BRAVO 2017

2017-04-18 02:36:59 | 音楽

※本記事、"BRA★BRA FINAL FANTASY BRASS de BRAVO 2017" には、

現在開催中のコンサートツアーに関する、内容の詳細やセットリストなどネタバレ要素を含みます。

また記載している曲目やMCの会話など、記憶に基づいたもので正確でない可能性があります。

 

先日、休みをもらって、オーケストラ・コンサートへ行った。

ドラゴンクエストと双璧を成す、スクウェアエニックスの大人気ロールプレイングゲーム、

FINAL FANTASY(ファイナルファンタジー:以後"FF"と略すシリーズの音楽。

そのアレンジされた楽曲が、吹奏楽団によって演奏されるコンサートツアー、

"BRA★BRA FINAL FANTASY BRASS de BRAVO 2017 with Siena Wind Orchestra"だ。

(ブラブラ ファイナルファンタジー ブラス・デ・ブラボー2017 ウィズ シエナ・ウインド・オーケストラ)

 

コンサートチケット。

全席指定で¥6,800-也。

 

一昨年から開催されているらしい、FFの音楽のコンサートツアー。

今年で三度目の開催となる。

ファンの間では、"ブラブラ"の愛称で親しまれているようだ。

ゲームでのFF音楽制作者、音楽家 植松伸夫氏、企画・制作・総指揮のツアー。

植松伸夫氏といえば、自分がもっとも好きなゲーム作曲家。

高校生から二十歳すぎくらいまで、サルのようにプレイしたFFⅣ~Ⅶ。

彼の手がけた音楽に聴き惚れて、サウンドトラックを購入し、

アレンジバージョンのアルバムも購入し何度も聴いた。

ちょうどこの頃のFFの音楽は、北欧の音楽の要素が色濃く、

それが影響して、ケルト音楽のCDなんかも購入して聴いた。

自分の青春時代を支えてくれた音楽は、

サザンだのミスチルだのスマップだの、人気ミュージシャンではなく、

植松伸夫氏のFFの楽曲なのだ。

 

今も大切に所有しているFFのCD。

ゲーム音源がそのまま収録されたオリジナルアルバム。

  

そんな植松氏の手がけてきたFFの音楽。

だが、自分がFFをプレイしなくなって疎遠になってしまっていた。

もちろん、大好きなⅣ~Ⅵまで(Ⅶは正直好きじゃない)の音楽は、

所有しているアルバムを再生して、たまに聴いていた。

だがⅦでFFの世界観や、ゲームそのものの雰囲気がガラリと変わってしまい、

続くⅧの開発中の画面を初めてみたとき、自分のなかでFFが終了した。

これは・・・もう自分が楽しめるFFじゃない。

自分の思いとは逆に、Ⅶから人気が爆発。

その後、現在に至るまで、ⅩⅤまで続いている。

 

アレンジバージョンや、ボーカル入り、リミックスなどのアルバム。

上段真ん中のFFⅤ DEAR FRIENDS は相当聴いた。

今となってはどれもお宝だ。

 

疎遠になっちゃったけれど、大好きだったFFと植松伸夫氏の音楽。

そのオーケストラ・コンサート開催の報を知ったのは、今年のはじめ頃だったか。

スクウェア・エニックスからのメルマガだった。

スマフォアプリなんかの案内ばっかなので、大抵は読まずに削除してしまうのだけど、

たまたま件名にカーソル合わせて、HTMLメールのプレビューを見た。

なつかしい雰囲気のドット絵のFFキャラクターが目に入ってきた。

そして、オーケストラの写真と、自分が記憶しているお姿よりも、

ずっと白髪の割合が増えて、かなり恰幅よくなった植松伸夫氏の写真。

 

 

FFのコンサートかぁ・・・。

行ってみたいけれど、ⅢからⅦまでしかプレイしていなくて大半は知らない曲だ。

しかも演奏されるのは、ほとんどが最近のシリーズからだろう。

自分のようなオールドFFファンが行っても楽しめるのだろうか?

そんなふうに思い、リンク先のコンサートのサイトまで行くこともなく、

福岡での開催日時だけチェックして、もし仕事を休めるようならば行ってもいいかな。

そんなふうに考えていた。

 

そうして迎えた開催日の週はじめ。

先週の月曜だ。

今月、日曜休み以外の休みが、あと1日だけ残っていた。

もし大丈夫そうならば、14日に休みをもらって・・・。

福岡での公演は4月14日 金曜日。

平日なんで、休みをもらわなくちゃいけなかった。

開演は19:00からだが、仕事してたんじゃ間にあわない。

あのときチェックしていなかった、コンサートのサイトを覗いてみた。

堅苦しいコンサートではなく、来場者参加型の楽しいコンサートだとか。

ラストは皆でチョコボのテーマを演奏したりと、楽しそう。

しかも、植松氏も参加していて、ステージにいらっしゃる!

これは、植松氏に会えるのか!?

 

生で植松氏を見ることができる!

数年前に行ったドラクエのコンサートで、生のすぎやまこういち氏に会えて感激した。

これは、なにが何でも、生の植松伸夫にも会わなきゃいけない。

ダメもとで上司に言ってみたら・・・あっけなくOK。

そんなわけで急遽、FFのオーケストラ・コンサートへ行くことに。

たとえプレイしていない最近のFFから、

思い入れもまったくない、知らない楽曲が演奏されたとしても、

そこはオーケストラの奏でる生演奏で、しかも大好きな植松氏が作曲したもの。

どんな曲であろうが楽しめるに違いない!

さっそくローソンに設置している端末(ロッピー)でチケットを購入し、

久しぶりにFFのアレンジCDを聴いたりしながら、金曜のコンサートを楽しみにしていた。

 

アクロス福岡

 

そうして迎えたコンサート当日。

会場はドラクエのときと同じ、アクロス福岡シンフォニーホール。

開演は19:00だが、開場は18:15となっていた。

さらにグッズの販売はそれよりも前の17:00からとなっていた。

混雑するのを予想して、17:30くらいに到着するのを見こんで家を出た。

やっぱり始まる前に、記念に何かグッズを買っておきたい。

・・・。

ところが花金の夕方近く。

福岡中心部は大渋滞。

会場のアクロス福岡は中心部も中心部の天神にある。

予想以上に時間がかかり、駐車場に車を入れて、

シンフォニーホールに到着したのは、ちょうど開場時刻だった。

 

会場に飾られていた祝いの生花スタンド。

  

シンフォニーホール前に長蛇の列。

スタッフに誘導され、いったんアクロス福岡の外に出て最後尾に並ぶ。

自分の前に並んでいた若いおネエちゃん、ホルンだろうか?

そんな形をしたカバンを持っていた。

楽器を持ちこんでいるってことは、この子、演奏に参加するんだな。

 

物品販売所には階段に及ぶまでの列ができていた。

 

並んでいる客層をみると・・・。

老若男女、さまざまな人が!

ドラクエのときと比べると、皆カジュアルで、

あのとき居た、いかにもクラシックを聴きに来たって雰囲気の、

化粧とアクセサリだらけのマダムや、育ちのよさそうなお嬢様っぽい客は見当たらなかった。

これは、すぎやまこういち氏という著名な作曲家と交響楽団によるれっきとしたクラッシックコンサートと、

かたや、ゲーム音楽メインの植松伸夫氏で型にはまらない吹奏楽コンサートの違いか?

それと、あからさまな"おたく"な雰囲気の人も、ドラクエのときと比べると圧倒的に少ない。

FFとドラクエ、それぞれのファン層の違いか?

 

ドット絵のキャラクターが散りばめられた大きなパネル。

これを背景に記念撮影ができるというもの。

だが、ほとんどの人はこのパネルのみを撮影していた。

自分もだけど。

 

列に並んでいる客へ、スタッフが紙切れを配っていた。

「アンケートを行っております、開演前に回収いたしますので、ご協力をお願いしま~す!」

そう言いながら配っている。

自分も紙切れを受け取った。

"あなたにとって『30歳の自分は?』"という、質問内容のアンケートだ。

30未満のひとは未来を想像して夢を書けばいいし、

それ以上のひとは、実際に当時のエピソードを書き込めばいい。

FFは今年30周年。

それにちなんでのアンケートだ。

なんでも、コンサート中にいくつか紹介されるらしい。

皆、なにかを書きこんでは、回収箱へと投函していた。

・・・が、今現在、齢40のわしが、夢もクソもなかった30のときのことなど今さら書いたって・・・。

思いどおりにならなかった我が人生、コンサートを楽しみたいのに野暮なことは書きたくはない。

アンケート用紙、ふたつ折りして、そっとカバンにしまった。

 

 

列が進んで、チケットをスタッフに渡し、半券を受け取って、いよいよシンフォニーホールへと入場。

たくさんの客でごった返している。

最初に飛び込んできたのは、植松伸夫氏へ贈られた、豪華な二段生花スタンド。

わしが作ったら、中央にシンビジュームか胡蝶蘭入れるだろうな。

あと、スプレーマムは使わんだろうな。

そんなことを考えてると、その横にあった大きなパネルが目に入る。

ドット絵キャラクターがたくさん並んだパネル。

このパネルを背景に来場記念の撮影ができるというもの。

スタッフの案内で、撮影待ちの列ができていた。

 

購入したグッズ。

 

ホール前のエントランスでは、グッズ販売所が設けられていた。

二ヶ所あり、ひとつはTシャツやマグカップなどのグッズ売り場で、もうひとつはCD売り場だった。

それぞれに並んで、グッズを購入する。

まずは、Tシャツとタオルを購入。

他にも欲しいものあったけれど、所持金が・・・。

ここの駐車場高いから、そのぶん残しておく必要がある。

CDは今回のツアーで演奏される楽曲が収録されたものを購入。

演奏はもちろん、今回ツアーのオーケストラのもの。

 

モニタに流れている曲が表示されていた。

こんなん聴かされちゃ、過去のコンサートのCDも欲しくなるわ・・・。

 

BGMも流れていて、聞き覚えのある曲がハイライト演奏で流れる。

おっ!ケフカのテーマじゃん!

Ⅳのメインテーマじゃん!!

演奏される楽曲は、新しいシリーズからばかりではなく、

各シリーズからまんべんなく選曲されているのかもしれない。

だとしたら、オールドファンのわしでも、じゅうぶんに楽しめる!

 

 

購入したCD。

おまけに缶バッジが付いてきた。

 

グッズを買い終えて、ホールへと入る。

開演まで時間があるけれど、映画館でもそうだけど、

「すいません・・・。」と言いながら、既に着席したひとの前を通るのは、あまり好きじゃあない。

ここは早めに席に付いておこう。

着席した自分の前を他の客が通る、逆は全然平気なんだけどね。

 

高校のときに書いたFFⅤの暁の四戦士。

天野善孝氏に憧れて、真似て書いてみたけれど、あのタッチは無理だった。

今みるとヘッタクソだなあ・・・。

 

1階17列の16番・・・。

入口前にあった図面で大体の場所を確認。

そのままホールへと入り、通路に表示されている番号を確認しながら進む。

そうして、17列と表示された席へと入り、16番の席に座る。

通路から3番目、誰の前も通ることなく座ることができた。

その奥にもまだ誰も座っていない。

 

ふと目の前を見る、前の座席の背もたれに“16-16”と表示されていた。

え!?

これは前の席の番号だよね?

でも、この表示位置だと明らかに後ろから見るようになってるな・・・。

こりゃ一列間違えちょうばい!

慌てて後ろの列の席に座り直す。

カップルとおぼしき男女ふたりが座って談笑していた。

その男の隣に座る格好に。

自分が座ると、ピタッと会話を停止したカップル。

おっさん邪魔して すまんのう、かまわんから続けておくれ。 

 

そう思っていたら、カップルが なんだかヒソヒソと会話をしている。

「18の16だよね?」

「はい、間違いないです。」

なんの会話だ?

そう思っていたら、自分に話しかけてくるカップルの男。

「席間違っていませんか?ここ。“18-16"ですよ。」

「え?"17-16"じゃあ・・・?」

さっき自分が座っていた、前の席の背もたれの表示を指差しながら応える。

「それ前の席の番号ですよ。」

「あ・・・じゃあ当ってたんだ・・・。」

「すいません。」と言いながら、そそくさとさっき座っていた席へと戻る。

「いえいえ、よくあることです。」と、カップルの男が笑いながら応える。

なんだよ・・・なにをテンパってるんだよ!!

わしらしくない・・・。

 

入場すると手渡されたチラシ類のなかに、天野善孝氏のイラストが! 

坂口博信氏のシナリオ,植松伸夫氏の音楽,天野善孝氏のデザインがあってのFFなんだよ。

 

いきなり恥かいたが、なんとかちゃんとした席に着いて周りを見渡す。

ふと通路をみると、齢80になろうかというくらいの、杖をついたおじいちゃんが!

牛歩ならぬ亀歩とでも表現すべきか、ゆっくりとゆっくりと前の方へと進む。

その後ろには、若者たちが何人か滞っていた。

急かすこともできずに、おじいちゃんの歩に合わせてゆっくりと進む。

おじいちゃん、まさかFFのファン!?

植松伸夫氏はドラクエのすぎやまこういち氏とは異なり、

ゲームミュージック専門といっても過言ではない音楽家。

そのコンサートに来るということは、もうFFファン以外には考えられないのだけど・・・。

まあ、あのすぎやまこういち氏も、あの年齢で大のゲームファンなのだから、

80過ぎたFFファンが居てもおかしくはないよなあ。

FF30周年だから、初代発売時50代で、それからずっとFFをプレイと考えれば・・・。

 

ベストアルバム、FINAL FANTASY 1987-1994に封入されていた、

植松氏の書き下ろしエッセイ、"人生思うがまま"。

確かに、植松氏のような人生、いい人生だよなあ。

 

自分の左隣に客が来た。

高校生か大学生か、若い女の子二人組だ。

すぐ隣の子はロングを結んだ、メガネっ娘。

なかなか可愛い子だ。

荷物をふたつも抱えていたが、うちひとつが明らかに楽器のカバン!

おっ!さてはこの子、演奏に参加するんだな!

吹奏楽部か何かに所属しているのだろう、だとすれば高校生かな。

その後、右隣りの客も来た。

OLさんかな?

20代前半の女の子で、やっぱりメガネ女子でロングのきれいな黒髪を結んでいた。

「すみません。」

そう言って、申し訳なさそうに自分らの前を通り、右隣りの席に座る。

「ここで合ってますよね?」

チケットを自分に見せながら、そう訊いてきた。

この子もやっぱり、前の座席に表示された番号で困惑したようだ。

あれ、紛らわしいよな。

後ろの席に見せるようにプレート貼っ付けてんだもん。

両隣、すんごい若い女の子で、ちょっと申し訳ない。

おっさんが隣ですまん。

若いイケメンだったらよかったろうに・・・。

 

「遅っくなりました~!」

真後ろで、なんだか調子のいいおっさんの声。

「おつかれさまで~す!」

「すいません、無理に誘ったみたいで。」

さっき席を間違えたときに自分に指摘してくれた、カップルがそのおっさんと会話する。

なるほど、この調子のいいおっさんの席に わしが座ったもんだから、間違えていると判ったんだな。

調子のいいおっさんが、周囲とは明らかに異なる大きめのトーンで喋りだす。

「俺みたいなんが来ていいっちゃろか?、俺Ⅵまでしかプレイしてないけんね!」

「Ⅶギリで覚えとうけどね、最近のは全然知らんっちゃん!」

おっ!

この、おっさん、俺と一緒じゃねえか、もしかして同世代か?

ちょっと会話に語りたくなってしまう。

 

FFも30周年かあ。

 

そして開演時刻が迫り、アナウンスが始まる。

「本日はご来場くださり誠にありがとうございます・・・。」

ザワついていた会場が、静かになる。

ああ、前の席に座っているニイちゃんの頭でステージ左半分が見えねえ!

背の低い女の子だったらよかったのに、なんでこんな面長のニイちゃんなんだよ。

奏者のひとりがやってきて、音合わせ。

ぞろぞろと奏者が集まって、いっせいに音合わせ。

この光景、ドラクエのコンサートのときも見たなあ。

そしてまた、いっせいにステージから立ち去る奏者たち。

 

奏者たちがステージを出てすぐ。

突然左袖から、マイクを手にした白髪ロン毛のおっさんが現れる。

え!?

ざわつく会場、いっせいに巻き起こる拍手。

植松さんやん!?

前置きもなにもなく、いきなりアンタが来んのかよ!?

生植松伸夫に感激し、自分も拍手する。

両隣の女の子たちも感激の声を上げる。

 

「このコンサートは、ふつうのオーケストラコンサートと違い、堅苦しいものではありません!」

「聴きに来られているお客様、みなさんで楽しんでいただきたいと思います。」

「演奏中でも、手拍子や足踏み、「ブラボー!」という掛け声、いっさい構いません!」

このBRA★BRAコンサートのコンセプトというか、趣旨がそうらしく、

植松氏の思いでもあるようで、奏者がただ客席に音楽を与えるだけでなく、

観客も奏者もいっしょになって楽しんで欲しいということ。

「今から"盛りあげ隊員”を任命しますので、立候補する方が居たら手を上げてください!」

会場内、あちこちで手が上がる。

すると、客席に降りてきて、手を上げた客のとこまで駆けて行く植松氏!

「大きな声出してみて!」

「もっと!!」

そんな感じで、数名に小さな小袋を渡して"盛りあげ隊員"なるものに任命していく。

自分のすぐ横の通路も走っていかれたので、憧れの植松氏を間近で見ることができた!

「うそー!?」と、両隣の女の子も興奮気味。

 

カジュアルなシャツにズボンのいでたち。

白髪だらけのロン毛をオールバックにして無造作に結び、

もっさりとしたトレードマークの口ひげ。

それが著名な作曲家だと認識していなきゃ、悠々自適に遊んでそうなおっさんにしか見えない。

客席を走りまわったせいで、少し息切れ気味の植松氏。

ステージに戻ると、またあいさつ。

「まもなく演奏が始まります、どうぞみなさん、最後まで楽しんでください!」

そう言って、また袖へと引っ込んだ。

 

 

再び、奏者がステージに集まる。

いっせいに起こる拍手。

男性奏者は皆タキシード姿なんだけど、女性奏者は思い思いのドレスやカジュアルな衣裳。

色の統一もなく、バラバラで各々主張しているようだ。

この辺のアバウトさも、このコンサートの趣旨所以だろうか。

遅れてひとり、シブい男性のサックス奏者がやってくる。

客席に向かって深くお辞儀をして席に座る。

この方がコンサートマスターかな?

ふつう、コンマスはバイオリン奏者だけど今回は管楽器主体の吹奏楽団。

バイオリンはおろか、チェロやビオラなど弦楽器奏者は居ない。

コントラバス奏者がひとり右端に。

あとはハープ奏者が、その対で左端に居ただけ。

 

そして、白髪の男性が入場してくる。

ひときわ大きな拍手が起こる。

今回タクトを振るう指揮者、栗田博文氏だ。

このコンサートで三年連続でタクトを振るらしく、常連さんには馴染みの指揮者のようだ。

指揮者が台に立ち、観客へ深々と礼をして、奏者の側を向き背を向ける。

いよいよ演奏が始まる!

 

曲目はチェックしていなかったので、何が演奏されるのか全く判らない状態。

管楽器の勇ましいファンファーレから始まった!

演奏された最初の曲は、"ファイナルファンタジーⅤ メインテーマ"だ!!

おおっ!

最初がこの曲だなんて最高じゃないか!

FFのなかで自分がもっとも好きな曲だ。

結婚式の入場曲にも これをチョイスした。

これから壮大な冒険が始まるという、ワクワク感というか高揚感に満ちた曲。

それが、生演奏で一発目で披露されて、感無量!

うおぉぉ来てよかった・・・!

 

 

壮大なFFⅤメインテーマの演奏が終わると、袖から司会の女性と ともに植松氏が登場。

ここで最初のMCが始まる。

女性の司会者、声優の山下まみさんが担当。

この方も三年連続司会をやっているらしく、ファンには馴染みのよう。

植松氏とのコントみたいなトークが笑える。

二人のやりとりで、会場が笑いに包まれる。

これまでのエッセイとかライナノーツでの、

ご本人の文章からそうだろうとは思っていたが、植松氏も すごくひょうきんな方だ。

「これまでブラブラのコンサートに来たことがある方!?」

植松氏の質問に、いっせいに手が上がる。

えっ!?

上げてない客がごく少数。

うわーみんな常連かよ!

こりゃ初心者だから場に飲まれないようにせんとな・・・。 

 

次の曲は静かな出だしから始まった。

タッ、タタタタッ!っと、リズミカルな小太鼓の音とともに、

じわじわと聞き覚えのあるリズムが奏でられてくる・・・。

これは・・・!

FFⅥの、"ティナのテーマ”だ!

フィールドで流れる あの曲。

はかなげで寂しそうで、それでいて力強い、

これまた壮大な冒険のはじまりを予感させるような素晴らしい曲だ。

うおぉぉⅤの次はⅥで来たか~!

これはやられた!

 

その後、Ⅷの曲、"Ami"が演奏された。

Ⅷは未プレイで知らない思い入れのない曲。

だが、ゆったりとしてやわらかい、なんとも美しい曲。

明らかに女性をイメージした曲。

"Ami”ってのは、ヒロインの名前か?

もしかして、あの広末涼子似のキャラ?

後半から力強く変化する、とても印象深い曲だった。

頭のなかで、どうしても鈴木あみが出てきたが。

 

 

ここでまたMCのふたりが登場。

次に演奏されるのは、FFⅤ他"モーグリのテーマ"のアレンジ、"ラテン de モーグリ"。

FFファンにはおなじみ、マスコットキャラクターであるモーグリのコミカルなテーマ曲だ。

これを観客も一緒に楽しんでもらおうという。

"モーグリおじさん”なる人物が唐突に現れ、観客にボディパーカッションをレクチャーする。

この人物も恒例のようで、常連さんにはお馴染みらしい。

実はパーカッション奏者のひとりが、モーグリおじさんに扮しているとのこと。

 

ただ、これが自分には無理・・・。

まず手拍子、これが不規則というか、リズムが非常に難しい。

タン・・、タ、タ、タンタ・・。

単純なんだけどリズム感のない自分には、イマイチ取りづらい。

次いで、腕をぐるぐる回して、左右にくねっとするコミカルな動作。

さすがに恥ずかしいわ。

ラストは超スピードで手拍子&膝叩き。

カバン抱いているから膝は無理ですたい。

モーグリのテーマ演奏中、観客がこの3セットを繰り返す。

 

ラテンのリズムでモーグリのテーマが始まった。

モーグリおじさんの合図で観客がいっせいに手拍子を開始。

ひとりリズムを外さないように、なるべく弱く手拍子する。

でもって、腕ぐるぐるダンス。

さすがにこれは静観。

だが、両隣の女の子、笑顔でノッてやってる!

というか、ほぼみんなやってる!

逆にやっていない方が恥ずかしい。

あの、杖ついていたおじいちゃんすらやっている!!

うわあ!!

 

汗ばんだ・・・。

モーグリのテーマが終わった。

ちゃんと曲を聴けなかったよ・・・。

オールスタンドのライブとかだと自分もできるけれど、

こう、ちゃんとしたホールで座って、しかも両隣が自分の娘くらいの女の子。

おっさんがひとりで、はっちゃけられんよ。

誰か連れでも居れば、できたんだろうがな。

 

次の曲も観客参加。

リコーダーで奏でる、"FINAL FANTASY メインテーマ”。

あのクリスタルの輝きとともに奏でられる、

幻想的で壮大なFFの代名詞ともいうべきメインテーマ曲。

それが、リコーダーのみで演奏される。

ステージはいつの間にか組み換えられていて、奏者の大部分が居なくなり、

リコーダーを手にした数人だけがスタンバイしていた。

「リコーダーを持って来られた方?」

植松氏が客席に問いかける。

あちこちで手が上がる。

このFFメインテーマ、プロの奏者とともに観客も演奏するのだ。

これが素晴らしくって、プロ奏者はもちろん、観客側の演奏も聴き入ってしまう。

指揮者の合図で、奏者と観客の演奏が入れ替わる。

みんな上手いのう・・・楽器がひとつもできない自分、弾けるひとが羨ましい。

 

その後、知らない曲が3曲ほど演奏されて前半の演目が終了。

知らない曲といっても、FFⅡの"反乱軍のテーマ"はどこかで聴いたことがある曲だ。

FFⅡはまったくプレイしたことがないのに、どこで聴いたんだろう?

それからアップテンポだった曲、タイトルが"クレイジーモーターサイクル"だったので、

もしや?と思っていたが、やっぱりFFⅦの曲だった!

たぶんゴールドソーサーでのバイクチェイスのシーンの曲だろう。

Ⅶはあまり曲を覚えていない・・・。

FFⅪなんでまったく判らないが、"いつか帰るところ"という曲もよかった。

リコーダーで寂しげな序盤から、太鼓が加わって徐々に力のある曲へと変わっていった。

 

パンフレット購入の先着特典ステッカー。

会場ごとに異なるデザインだと謳っていたが、

もしかして日付と会場名だけの違いなんじゃ・・・?

 

前半の演奏が終了して20分の休憩。

トイレ行きたい・・・。

だけど、通路側左隣の女の子が席を立たない・・・。

足下にも楽器のカバンを置いているので、この女の子の前の通行は困難だ。

なんとか我慢できるかしら・・・いやでも、演奏に集中できなくなったらヤダなあ。

そうこう考えていたら、女の子が席を立った。

なんとかトイレへ行くことができた。

トレイを済ませ席に戻ると、あの杖のおじいちゃんが、また後ろに列を作って超スローで席に戻っていた。

よく見ると、このおじいちゃん、すごくシャレた格好をなさっている。

黒のハットに赤のタータンチェックのシャツ、そして黒のデニム。

どう見ても、自分よりファッションセンスがある。

FFファンとかじゃなく、もしかしたら若い頃サックスとかなさっていたのかも。

それで吹奏楽のオーケストラってんで鑑賞に来たって感じかしら?

 

後半の演奏がはじまる。

いきなりバトル曲のような、アップテンポでロック調の曲からスタート。

FFⅧから、"Force Your Way"。

緊迫感と高揚感のある曲。

ザコ戦ってより、ボス戦BGMって感じかしら。

次いでFFⅪより、"グルグ火山"。

タイトルだとダンジョンのBGMのようだが、なんかコミカルっぽさもある楽しい曲だった。

アレンジされているので、原曲の雰囲気は違うのかもしれないな。

 

後半スタートして2曲の演奏が終了すると、MCが登場。

ここでハープ奏者のおネエさんの奏でるBGM、FFⅦ "花火に消された言葉"で、

司会者が来場者の書いた"30歳の自分は?"を読み上げる。

開演前にやっていた例のアンケートだ。

3~4つほど紹介されていて、それぞれに植松氏がコメントする。

漢字の間違いに突っ込んだりと容赦ない。

そして、ちょうど30歳の誕生日を迎えたというひとのアンケートが読まれた。

植松氏の提案で、即興で会場全体で、その方へのハッピバースデー・トゥー・ユー歌唱。

ハープのおネエちゃんも、すぐに あの曲を弾けるからすごい。

このハープのおネエちゃんに、FFⅣの"ギルバートのリュート"を奏でて欲しい!

 

軽妙なトークを終えると、植松氏と司会者のふたり、袖に引かずにステージ脇に腰かける。

「たまには裏じゃなくて、直に観たいからね。」と、植松氏。

さっきの演奏終了後、奏者がいっせいに袖に引いており、

スタッフによって、またもやステージが組み替えられる。

ドラムセットが中央に配置され、コントラバスが左に。

数名の奏者がステージに。

軽快なドラムとサックス,トロンボーン,トランペット,コントラバス等で演奏されたのは・・・!

ジャズ調になって雰囲気がまるっきり異なるが、これは紛うことなきDEAR FRIENDS!

FFⅤのエンディング曲、"親愛なる友へ"だ。

本来アコースティックギター主体で悲しげに切々と演奏されるこの曲が、

ビッグバンド・ジャズによって、180℃異なる雰囲気に!

映画、"スゥイングガールズ"を観てから、ビッグバンド・ジャズの演奏も一度生で観てみたかった。

それが大好きなFFⅤの曲で観ることができるなんて!!

やってくれるぜ、植松さんよ!

 

次いで演奏されたのは、FFⅢから、"水の巫女エリア"。

FFⅢはプレイ途中までで未クリア。

そのため曲も馴染みがないのだが、この曲は持ってるCDに収録されていたので知っていた。

植松氏もお気に入りの、女性らしい澄んだ柔らかな美しい曲。

この曲の演奏が終わると、間髪いれずに植松氏が語る。

「素晴らしい曲ですね、作ったの誰ですか?」

自画自賛するほど、お気に入りのようだ。

 

続ける植松氏。

「FFⅢの曲を作っていた当時、ちょうど私が30くらいでした。」

「当時はファミコンで音が3つしか出せなくて、それでも皆必死に作ってました。」

「今は何でもできてしまうけれど、制限のあった当時の方がクリエイティブで、

皆、いいものを作ろうと頑張っていて、当時の方が凄いものが作れていた。」

そんなことを、おっしゃっていた。

なるほどなあと思う。

確かに、FFに限らず昔のファミコン,スーパーファミコン時代の曲の方が印象に残り、

今でも口ずさめる曲が多い。

どんな表現も可能になり、音楽も自由自在になった昨今のゲームでは、

あまりグッとくるような曲に出会っていないかもしれない。

 

植松氏のトークの最中に、奏者が入れ替わる。

皆、胸に真っ赤なバラを付け、女性ひとりは頭にバラを。

中央にはモーグリおじさんに扮していたパーカションの方が、楽器は何も持たずに真顔で直立不動。

"おじさん"っていっても、自分の方がよっぽどおじさんだわ。

それで、演奏が始まったが、まんまフラメンコ調の曲。

なるほど、バラはそのためね。

しかし、中央のパーカッションの人は直立不動のまま。

いつどんなアクションをしてくれるのか?

そう期待して演奏を聴いていると、中盤になっておもむろに口にバラを咥えた。

会場に笑いが起こる。

そして、フラメンコでやるあの手拍子と足踏みで音を出す。

曲は、FFⅪから、"Vamo alla Flamenco"。

元々フラメンコな曲なのね。

 

ツアー公式パンフレット。

 

この曲が終わると、植松氏と司会者が立ちあがる。

「いよいよ残すところあと2曲になってしまいました。」

楽しい時間はあっという間だ。

司会者から残る2曲が発表される。

FFⅦから、"エアリスのテーマ"と、"片翼の天使"!

エアリスとセフィロスかよ!

セフィロスの曲、"片翼の天使"に対して植松氏が語る。

「こんなムチャクチャな曲が、なぜ人気があるのか解らない!」と。

大人気で毎年演奏されているが、これまでCDに収録されていないとか。

植松氏曰く、

「一曲くらいコンサートに足を運ばないと聴くことができない曲があってもいいと思って。」とのこと。

 

「本日は誠にありがとうございました!」

そうお礼と挨拶を述べて、司会者と植松氏が袖に下がる。

いつの間にかステージは元に戻され、奏者がいっせいに入ってくる。

指揮者も登場し、"エアリスのテーマ"が演奏される。

正直、全然覚えていないのだけど、聴いていると、ああ、こんなだったなあ・・・と。

ゆったりとして、優しくて華やかな曲。

最初にミッドガルの教会で出会う、花売りのエアリスの姿が思い出される。

終盤に音が大きくなってじわじわと荘厳さがでてくる。

星の運命を担い、ひとりホーリーを唱える健気な姿が思い出される。

エアリスか・・・セフィロスに串刺しにされたときは衝撃だった。

にも関わらずセフィロスの人気の高さが自分には理解できない。

単純にイケメンだからだろうが。

 

続けて、セフィロスのテーマ、"片翼の天使"の演奏が始まる。

これが激しいのなんの!

打楽器がふんだんに使われていて、ものすごい音。

この激しさに、あの怒りに満ちた最終戦が蘇る。

欲を言えばオリジナル同様、コーラスが欲しいが、そこは激しい音でカバーされていた。

トランペットやトロンボーン、チューバなどもけたたましく鳴り響く。

序盤のまだ曲調がゆっくりなところで鐘が、カーン・・って鳴るところ、

あれ、のど自慢の失格のやつなのね。

 

グッズを購入すると、オマケで小さな楽器がひとつもらえた。

二回買い物をしたので二個もらえたタンバリン。

マラカスやカスタネットなんかもあったようだ。

これで最後の演奏に参加してねってことだ。

 

こうして全演奏が終了。

指揮者が促して、奏者が順番に起立してお辞儀する。

そうして、指揮者と奏者全員がステージを去る。

拍手喝采が巻き起こる。

だがこれで終わりじゃあない。

アンコールに、来場者もステージに上がって参加する"マンボ de チョコボ"の演奏が待っている。

これが、このBRA★BRAコンサートの一番の見せ場だろう。

 

すぐに袖から、ひょこっと顔を見せる指揮者。

が、すぐに引っ込む。

すこし溜めてステージに登場するが、また止まって下がろうかとする。

会場に笑いが起こる。

この指揮者の栗田氏もひょうきんな方だ。

指揮者に続き、また奏者もいっせいに戻ってくる。

アンコール曲が演奏される。

このイントロは・・・。

ギルガメッシュ!!

FFⅤより、"ビッグブリッヂの死闘"。

これまた大人気の曲、あれがオーケストラで聴けるなんて!

アップテンポで激しい曲調。

大盛り上がりでアンコールに相応しい曲だ!

思わず体を動かし、手拍子したくなる!

しかし、手拍子が起こらない!

アンコール曲なのにだ。

盛りあげ隊員、なにやってんの!?

 

 

ビッグブリッヂの死闘の演奏が終わると、植松氏と司会者がステージに。

植松氏はサックスを、司会者はフルートを持っている。

奏者と指揮者が、キラキラの飾りの輪っかを首や頭につける。

ここから、楽器を持参した客がステージに上がる。

プロ奏者と一緒に、ラストの曲、"マンボ de チョコボ"を演奏するのだ。

クラリネットやフルート、トランペットにサックス、

思い思いの楽器を手に、たくさんの人がステージに上がる。

管楽器以外にも、ギターやバイオリンなど弦楽器を持ったひとたちも。

左隣の女の子も、カバンを開けて楽器を手にする。

おおっサックスか!?

「グッドラック!」

心の中でステージへと進む女の子にエールを送る。

 

 

ステージにひとがひしめいて、いよいよ最後の曲の演奏がはじまる。

ラストは写真撮影OKだったので、ここだけ撮影。

どれもこれもピンボケで上手く撮れなった。

ステージは、はたから観たら お祭り騒ぎのどんちゃん騒ぎ。

とてもオーケストラコンサートには見えない。

植松氏も、必死に練習したというサックスを披露していた。

ステージに上がった客をよく見ると、お前楽器何も持ってねえだろ!っていうような人も数人上がっていた。

ただの目立ちたがりか?

まあ、ピエール瀧とかコシバKENとかおるしな。

 

 

チョコボの曲が終了。

ラストに植松氏の「ファイナルー!」の音頭で、

客席みんなが、「ファンタジー!!」と拳を上げて叫ぶ。

「以上を持ちまして本日の演奏はすべて終了しました・・・。」のアナウンス。

まだステージには、客も奏者もぐちゃぐちゃなのに、終わりましたて・・・。

 

 

いやあ、よかった。

さあ明日も仕事だし、早く帰んべ。

・・・と思ったが、サックス持ってステージへ行った女の子、

かわいいポーチの付いたバッグを足下に残したままだ。

これ見といてあげた方がいいのかな?

放置してさっさと帰るのも、なんだし・・・、

かといって、女の子がいつ帰ってくるか分からないし・・・。

ステージではまだ、奏者と参加者が握手したり記念撮影したりしている。

ううむ・・・まあ盗られたりしないだろう・・・。

女の子には悪いけれど、放置されたバッグをまたいでホールを出た。

 

 

ここでグッズ売り場へまた並ぶ。

開演前にTシャツとタオルは買っていたが、トートバッグも欲しくなった。

右隣りの女の子が購入していて、実物見たら欲しくなった。

そうしてトートバッグを購入したが、なぜかパンフレットも購入。

これでサイフから紙幣がなくなり、残金数百円に!

ふだんカードで支払い済ませちゃうから、あまり現金持ってないのよ。

それでも今日は多めにサイフに入れていたつもりだったが・・・。

確実に駐車料金が足りない。

会場を出て目の前にあったコンビニに寄り、ATMで急遽お金を引き出す。

 

駐車料金、¥1,400-也。

 

帰りにさっそく購入したCDを聴く。

いいね、これ。

中州の街の週末の人であふれた渋滞も、イライラすることなく運転する。

 

いやあ、FFコンサート初めて行ったけれどよかった。

前の席のニイちゃんの後頭部が邪魔で、左半分がよく見えなかったのが残念だったが・・・。

また来年もあるならば、是非行きたい!

知らない曲が演奏されても、楽しめるものだ。

ツアーは7月まで続くので、FF好きで興味のある方は、

近くで開催されるのならば是非行って、FF,植松ワールドを堪能してもらいたい。

植松氏はバイタリティあふれる素晴らしい人だった。

しかし、来年もまた行くとなると、楽器弾けるようになりたいな。

20年以上前に買った、オカリナでも練習するか?

ゼルダの伝説 時のオカリナ発売時に通販で買った、リンクモデルだぜ。

 

楽譜がまったく読めんけぇ無理だな。

 



7 コメント

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水の巫女エリア (けい)
2017-04-18 18:34:14
武さん、こんにちは

植松伸夫さんのコンサートうらやましい!
私も機会があったら行ってみたいですね。

とても気さくな方みたいですね。
いつだったかヴァナフェス(FF11フェス)かなんかでフュージョン(ドラゴンボール)してたのが印象的でした。

お持ちのFFCD私も大体持ってますよ~
歌とかの音楽CDはほとんど買いませんが、
スクウェア関連のゲームCDはよく購入してました。


記事に上げられてますが、
FF3の「水の巫女エリア」
あの曲は最高ですね……!
脳内再生するだけで涙が出てきます……

この曲は「果てしなき大海原」とセットだと思うので、
機会がありましたら こちらの曲も聞いてみてください

生まれ育った浮遊大陸から飛空挺で飛び立ち、
新世界に出たとき
軽快な飛空挺の曲から
この「果てしなき大海原」が流れます。
曲名通り新世界は一面の海
広大な海を さ迷い続けて見つかるのは、
孤島と難破船と謎の塔(ラスダン)だけ
その難破船に入った時に「水の巫女エリア」が流れます。
その時のシーンとその後のイベントが……
この音楽を聴くだけで情景が思い浮かびます。

……と思い出語りばかりでスミマセン
機会がありましたら是非ともFF3も遊んでみてください。
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FF3 (けい)
2017-04-18 19:20:40
追記です

あとFF3はダンジョンや町ごとに別々に音楽が用意されていますね。
CDに収録されている音楽数も多かった気がします。
これだけ多くの音楽を造られた植松さんスゴイ!

あと、ボス戦で音楽が変わったのが個人的に衝撃的でした。
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Ⅲをやりたくなってしまった・・・! ()
2017-04-18 23:31:28
Keiさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
 
FFコンサート最高でした!
でもって植松さんも最高でした!!
気さくでお茶目で素敵なおっさんでした。
東京公演は最初のは終了しましたが、
ツアー後半に再度あるようなので、
スケジュールが合えば、ぜひ行かれてみてください。
自分よりもFFの世界に浸っているKeiさんならば、
自分以上にハマれると思いますよ。
 
FFⅢ、実はバーチャルコンソールで購入を検討していたところで、
既にFFⅤをコンサートから帰宅後に即購入してダウンロードしました。
ⅣとⅥも購入予定ですが、Keiさんのコメントを読んでいたら、
Ⅴよりも先にⅢをやりたくなりました。
 
Ⅲはファミコンのカセットは持っているのですが、
さすがにそれを起動してプレイするのは無理があるなと・・・。
バッテリーバックアップ電池とか。
Ⅳ~Ⅵもスーパーファミコンのカセットを持っていますが、
録画とか画像の保存を考えると、
この際だからバーチャルコンソールで揃えようかと。
Ⅶだけはプレステなんでそれが叶わないので、
PS2を引っぱり出して、久々にプレイしてみようかなと思っています。
Ⅶの音楽、正直あまり覚えていないんですよね。
 
しかし・・・プレイする時間がねえ!
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FF3 (けい)
2017-04-19 07:01:49
武さん、おはようございます

おおFF3購入されましたか!
バーチャルコンソールということはファミコン版ですかね。
今からだとマゾゲーに分類されるのかもしれませんが、
FF1、FF2よりはマシかもです。
FF5のように特殊技を駆使しての打開もありますし、
ストーリーも良いし楽しめると思いますよ。

【水の巫女エリア】
植松さんが自画自賛されるのもわかります。
それだけ素晴らしい曲だと思います。

プチネタバレになりますが、
「果てしなき大海原」「水の巫女エリア」は
シナリオが進行すると作中で2度と聞くことができなくなるので、
遊んでいた当事、その時点でのセーブデータを別保存してとっておきました。
で、聞きたいときに聞いてましたね~
後年、同じことされてる方が多くいたみたいなのを知り驚きましたが、
それも納得の良い曲です。

またDSリメイク版の曲も素晴らしかったです。
新世界の設定に少し変更が加えられていたのに違和感を感じましたが、
この曲を聞いてすぐにその違和感も忘れました。
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もちろんオリジナルのファミコン版 ()
2017-04-19 23:38:18
Keiさん、こんばんは。
 
FFⅢはまだ購入してませんよ~。
とりあえず、いちばんやりたいと思ったⅤのみ。
Ⅲ,Ⅳ,Ⅵもそのうち・・・と思っていたのですが、
Keiさんの あまりの推しに、たった今Ⅲもダウンロードしてしまいました・・・。
ファミコン・スーファミ世代ですから、マゾゲーバッチ来いですよ。
 
基本的にリメイク版には興味がないです。
こないだドラクエⅣのDS版リメイクやったら、
キャラクターに余計な肉付けがされていて、がっかりしました・・・。
ライアンやブライが意外と性格悪かったり・・・。
あとクロノトリガーの魔王よろしく、
デスピサロを仲間にできるイベントとか要らんよ・・・。
 
水の巫女エリアは、確か植松さん自身も、
なにかの解説で「聴ける場面はほんのちょっとですが・・・。」
みたいなことをおっしゃっていたのを覚えています。
レアなBGMだからこそ全身全霊で曲を書いたのかもしれませんね。
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デッシューーーーー! (れいな)
2017-04-21 13:22:32
FF3のお話が盛り上がっている様なので援護射撃をw
実は私もその作品は一押しです。
DSのリメイク版もオリジナル版もプレイしました。
武さんなら絶対ファミコン版がオススメです。
マゾいよ~
特に最後にセーブできるポイントからラスボスを倒すまでがものすごく長くて、途中で負けたら一巻の終わり。
デスとかブレクガとか使ってこられていつ壊滅してもおかしくないスリルを味わえます。
「なんてこった!私の二時間を返せー!」に何度なったことか・・・
ダンジョンも隠し通路は見つけにくいわ、めちゃめちゃ深いわ、攻撃したら分裂を繰り返すモンスターが立ちはだかり泣きそうになるわ、でもそれをかいくぐって満身創痍で辿り着いた先にインビンシブルなる巨大船を見つけた時の達成感たるやハンパない。
ハインとかいう奴に勝つには学者になって弱点を見つけなければ一向に・・・
ガルーダの雷を避けるためには竜騎士になって空を飛ばないと一向に・・・
など職固定ゴリ押しではどうしようもないボスも満載でいろんなジョブを遊ぶ楽しさもあります。
そしてケイさんがおっしゃっている飛空艇で新世界を軽快に飛び回っていたら、いきなり戦争してる国の上に来た時に砲弾が飛んで来てボッコボコにされてゲームオーバー。「はぁ? ちょ待てよ!」
他にも「初見殺し」いっぱいで素晴らしいですよ~
シナリオ的にも何度も涙を流してしまう様なシーンがあって最高です。
タイトルに書いたセリフもその一つ。
あの時代にこれ程の内容のゲームがファミコンカセット一本に入っていたというのは驚愕に値します。
そして音楽。
名曲ばっかりです。
特に中ボス戦の曲はバッカスのさけでも飲んだかの様にテンションが上がります。
あとはケイさんと同じですね。
年とともに「感受性」が薄れるため、学生時代にプレイしたのと同じ様に興奮できるかどうかはわかりません。
でも武さんは安易にネットとかで攻略サイトとか見ちゃう様な人じゃありませんのできっとそのマゾさも含めて楽しめるものと確信しております。
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ネプト竜を倒した ()
2017-04-22 02:01:25
れいなさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
 
>竜騎士じゃなきゃ倒せないボス
それ覚えています。
中途なジョブチェンジが嫌で、
そのときのパーティで何度も挑戦してみたのですが、
いくらレベルを上げても まるで勝てず、
けっきょく竜騎士を混ぜて挑んだら、あっけなく勝てたという・・・。
そこまで進めていたのは確かだな。
 
当時はネットなんてなかったんで、まるっきり手探りでプレイ。
Ⅴだって、オメガ,神竜にはやられてしまいましたし、
序盤のガルキマセラに何度やられたことか。
Ⅵじゃ、初プレイでシャドウを魔大陸に置き去りにしてしまいましたし、
必死に魚を捕まえて食べさせたにも関わらず、
シドは回復することなく逝ってしまわれました。
Ⅶでも、初プレイでユフィ仲間にできずじまいだったし、
大いなる福音を覚えさせる間もなくエアリスを失ってしまいました。
 
ネットが普及した今であっても、
よほどじゃない限りはネットで攻略方なんて調べたりはしません。
れいなさん解っていらっしゃる。
その割に・・・色々とネタバレされてしまっておりますが・・・。
 
Ⅲは初プレイのつもりで腰を据えてプレイしたいですね。
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