“ママノリア日記

ママノリアの独り言

ピアノ

2007年11月22日 | アリノママノリアの日々
あの頃僕は僕の夢が君の夢になって欲しかった。
でも君がいなくなった今では、君がいなくなった今だから、君の夢を叶えて行くよ。
あの頃ひいてくれたピアノみたいにゆらゆらと風にさまよいながら。


ピアノ

軽井沢ラヴソングアウォード2007準グランプリ受賞 Vol3

2007年11月22日 | アリノママノリアの日々
okorare mamanoria



どたばたした感じのままママノリアのリハがやってきた。
セッティング開始。

まずマイクの位置を確認。
立ち位置を確認。

大賀ホールの音の跳ね返りに感動しながらギターのシールドを専用の口に差し込む。
PAさん「音出してみて」
俺「はーい」
PAさん「音出してみて」
俺「はーい」
PAさん「音出してみて」
俺、はーいとはいえなかった。

俺のシールドぶっ壊れてる・・・・。

慌てるスタッフ、冷や汗の俺。

何とかスタッフが、専用のシールドを持ってきてくれてそれを借りたら音が出た。
ほっとしたのもつかの間。

PAさん「山口君音出してみて」
山口健治「はーい、」
ブツ、ツー、ブツブツ、スーーーーー
PAさん「なんか接触悪いんじゃないの??」
山口健治はシールドを差したり引いたりして何とか音を出そうとしていた。

ブツブツ・・・シー、スー、チョロロン・・・・

やっぱり音が出ない。
会場の雰囲気は戦場で爆弾が落ちる一瞬前のような緊張感。

スタッフが近づく。
ギターを見た。
山口健治「ギターの電気ついてるんですよね~、ホラ赤く光ってるでしょ??
なんで音でないのかな~??」
スタッフ「・・・この赤いランプ、電池切れのサインっすよ」

一同「シーン・・・・・・・・」




この後我々に、現場監督から雷が落ちたのは言うまでもない。


今だから笑って話せるが、そのときはいっそのこと死んでしまおうかと思うくらいの緊張感で、まるで小学生の担任の先生に怒られるようにママノリアは叱られました。



何はともあれ我々ママノリアは本番でそこそこの演奏をし、審査員表は見事1位を獲得しました。総合では準グランプリになりましたが、
テレビでも見た人はいるかもしれませんが、有名プロデューサーからもお褒めの言葉を頂き、これからの音楽活動にかなりの自信につながっている今日この頃です。


そして我々は名刺代わりに12月末にインディーズ版でマキシシングルを発表し、その後いよいよ来年は全国での発売になります!!!
俺自身はこれから、歌を通じて本当の自分を探し、自分を見つめなおし、本当の涙、本当の美しさに出会うたびに出かけます。老人ホーム、病院、養護施設・・・。こういう環境で歌って自分が何を感じ取れるかを試してみたいのです。
当然、ライブハウス、路上の活動も続いていきます。

ママノリア滝沢毅個人での活動も増えていくとは思いますが、どうぞ皆様温かい目で見守っていただければと思います。

今日は新宿たかのやでライブしてきます。

12月23日には長野県安曇野のイルミネーションの中クリスマスライブを致します。もしよろしければ遊びに来てみてください。

みんなも俺もいつでも自分らしくいられますように・・・・。

ママノリア 滝沢毅

軽井沢ラヴソングアウォード2007準グランプリ受賞 Vol2

2007年11月22日 | アリノママノリアの日々
itsumoabunai mamanoria

いやー大変おたませ??ん?お待たせ致しました。軽井沢ラヴソングアウォード2007の模様をお届けいたします。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ありのままのママノリアはいろんな人に本当に迷惑をかけているんです。
ライブ前日の朝目覚めてふとラヴソングアウォードのチラシに目をやると
リハーサルは前日15:00~と書いてあるではないですか。

・・・・・・・

メンバー山口建治、那須寛、健二のお住まいは・・・・

東京。


うーん。冷や汗でたね、さすがに。

早速連絡。
俺「おーい、リハだぞ、カメラリハもあるらしいぜ」
山口健治「アーそうなの、」

・・・・・。

こいつの神経はほんとすごいね。
若干22歳、現役東大生。

俺「これる??」
山口健治「いくよ」
俺「ほんなら頼むね」
山口健治「了解、15時の新幹線で那須君と行くよ」
俺「ほんなら、俺ちょっとリハ遅れるって言うとくよ」
山口健治「はいよ」

那須君は双子。
兄は山口健治と新幹線でこれるらしい。
弟は、いつものように豆腐を道端で売っているようで、
今日のリハには間に合わないとのこと。
しゃーない、今日は三人でリハだな。

ママノリアっていつもこんな感じだからまぁこれもいつものことやなって
思いつつ安心していたわけです。
15時の新幹線なら16時20分くらいに着くなって思って、スタッフの皆さんに頭を下げて16時30分には集合できますと告げてしばらく待っていた
俺でした。

軽井沢駅16時20分。
俺は彼らを向かいに行った。
軽井沢駅に降り立った二年前を想い出しながら、俺は物思いにふけって「俺もいい年やなー」なんて感傷にしたっていると、電車から降りた人が次々に改札をくぐっていく。
あいつら、荷物多いから歩くの時間かかるかな?
次々に前を行く人の群れ。
あいつら一番後ろの車両乗ってんのかなー?
次々に前を行く人の群れ。
あいつらほんとスローリーな奴らだな~
次々に前を行く人の群れ。

ポツリポツリ。

一人二人。

「しーん・・・・。」


いねーじゃん。


ピッポパ。
プルルプルル、ガチャ。

俺「俺迎えに来てるんだけど、見失ったかな」
山口健治「ごめん、新幹線乗り遅れた」
俺「・・・・・」
山口健治「那須君が遅刻してさ、俺は間に合ったんだけどさ~」
俺「・・・・・」

先程遅刻の説明をスタッフにしたときにスタッフがぴりぴりしてるのを俺は見逃さなかった。その顔を思い出した。
この大会意外にでかい。
有名プロデューサー、軽井沢町長、長野朝日放送、FM軽井沢、信濃毎日新聞、プリンスホテル、万平ホテル、いろんな会社、お偉いさんがどうやらいっぱい協賛しているようで。

会場大賀ホール前。


俺は勇気を出してもう一回入場し、スタッフの方に説明した。
うん。

半切れ。

これはもう優勝はないなって思った。



何はともあれ3時間ほど遅刻して、しかもメンバー一人欠員のままリハに入った。