“ママノリア日記

ママノリアの独り言

tears

2009年10月08日 | アリノママノリアの日々
長野県の諏訪湖、女神湖。

長野県は海がないけど湖はあるのだ。

新幹線で東京から長野へ向かう。


都会は怖い、時間の流れが早いというがそれは大自然に戻った時に初めて感じるものだ。

僕はとにかく大きな水溜まりが好きなようで、そこだったら何時間でも座っていられる。

最近のいらいらや、怒りや、不甲斐なさ、喜びや、明日の光の兆し、全てそこに流し込むように、対話する。

女神湖は高校の合宿で行ってから良く遊びにいく。
湖の反対側にある、少し湖にくいこんだ休憩所。

ここが僕のお気に入り。失恋の痛みをそこの女神様に歌った思い出は消えることはないだろう。
ここはほとんど人気がないのかよい、普通にねっころがれるし。
小さく知名度のない湖だかその名の通りどこか神秘的な印象を与えてくれる。
季節はずれにいくとお店も何もやってないから要注意。

女神湖から車で30分走らせればもう諏訪湖。

諏訪大社は有名。
駐車場に車をとめて、神社に向かう途中、出店が並んでいる。まるで大阪に来たかのように、威勢の良いおばちゃんとおじちゃん達。
いつも何か買わされて帰るのだ。
この前はなんかわからん味噌とお茶をセットで買ったなー。この神社それ程大きくないが知る人ぞ知るスピリチュアルスポットの様で、この日も多くの観光客で賑わっていた。僕はあまりそういうのがわからないタイプだが、鳥居をくぐると空気が変わる感じはする。気持ちよい。
諏訪は自分が通った高校に近く、これまた思い出の場所。
いわば青春の場所。諏訪湖は夜が好き。とても綺麗で和やか。

ネオンと湖が交差するその境が大好きで、昔は夜になると良くでかけた。これまた懐かしい甘く切ない思い出。


そして諏訪湖をながめながら、僕は今年の誕生日を迎えた。今年も良いことができますように、そっと祈りを。