“ママノリア日記

ママノリアの独り言

新聞記事から

2012年07月03日 | アリノママノリアの日々
優しい幼なじみに恋心       
                                          「行った、行った」       身長154センチの浜口 亜依さん(14)が前を歩く171センチの竹内健悟君(14)に駆け寄って一緒に歩くのを見て、同級生の3年生男子がはやし立てた。             6月4日、三重県志摩市の市立片田中学校の全校生徒が、道路や海岸のごみを拾う「浜清掃」での出来事だ。               健悟君は同県伊勢市の少年野球チームの一塁手で がっしりした体格。毎週水曜日、祖父の車で片道一時間かけて練習に通う。土日は試合がある。   高校では「もちろん甲子園めざします」。          クラスの男子のリーダー的存在でもある。制服のズボンには時々、派手な水色のエナメルベルトを通す。体育着では、下着のパンツをチラリと見せる「腰パン」スタイル。元気がよすぎて、先生からもよく怒られる。       そんな健悟君だが、自閉症の亜依さんの前では、柔らかい表情に変わる。落ち込むと、そばに行きたくなる。             「知らないうちに嫌なことを忘れられるから」      保育所にいたころから大の仲良し。小学校時代の写真には、2人でほっぺたをくっつけ合っている姿が映っている。       六年生になったころ、亜依さんが同県玉城町の特別支援学校に転校する話が持ち上がった。       その話題を教室で同級生と話しているうちに、だんだん寂しくなった。   「ほんまに嫌や」と涙がこぼれた。               中学校でも、授業中に後ろ席の亜依さんをちらちら見てしまう。休み時間、亜依さんのほっぺをペタペタなでると、亜依さんはニコニコうれしそう。                     「楽しそうにしている亜依ちゃんを見るのが好きで」亜依さんも健悟君が気になるようだ。同級生が健悟君以外の男子を指して「この人、誰」と聞くと、少し前までは誰を指しても「ケンゴ」と呼んだ。      亜依さんの母わかなさん(40)も、娘の恋心を感じている。最近、健悟君は炭酸飲料についていた景品の缶バッチを亜依さんにあげた。亜依さん、それをずっと握りしめていた。今も亜依さんの通学カバンで、缶バッチが揺れている。                                                                                 
 心に響いた記事だったので書いてみました。    

生まれる前から約束してたのかな?



                                                                


滝沢毅(ママノリア)オフィシャルサイトhttp://takeshi-takizawa.syncl.jp/