べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

「できないわけではないのに、自分から勉強しないんです」

2010年10月07日 | 保護者からご相談
「できないわけではないのに、自分から勉強しないんです」

 そんな相談を受ける時期です。


学校の勉強は仕事で役に立つんですか?

 大人になるまでに身につけておくことって何でしょう?そこを考えてみましょう。小学校と中学校との違いが見えてきます。

 一年生になったらともだち100人できるかな。小学校で身につけることは、感情を伝えることやひとの気持がわかること。そして常識を知りルールを守ることでした。勉強より、社会生活に必要な基本的なことができればよかったのです。

 学習面でも、親御さんのころと比べずいぶん基本的なことしかさせません。分数のかけ算を習ったら、文章題は単純にかけ算を使えば解ける問題だけ。カンで答えが出てしまいます。どういった時にかけ算を使うか、学校の先生もそこを教えていますが。考える機会はありません。

「学校では"だいたい"わかるから、これからも大丈夫だよ」

 ホントウ?大人になれば仕事のなかで、様々な問題に様々な選択を試し自ら実行をしていく必要があります。そのための訓練が勉強であるはずなのに。

 小中学校の集団授業では身に着けることが難しい、でも子どもたちには必要なトレーニングはあるのです。


学校で実施されているテスト、ご存知ですか?

『単元定着度テスト』(教材会社)
 小学校の授業が理解できているかの目安。各単元の学習後に実施。定期試験とちがい予習・復習がなくとも、授業をきいているだけで、60~80点とれます。

 このため、中学受験や中学に上がって定期試験にとまどう生徒が増えます。カンがよく得点できている生徒ほどおちいりがち。

 余力のある小中学生ならば、60点でよいとなれば60点のままですし100点とれとなれば100点とれるテストです。小学校のうちにどこまでやるかやらせるべきかを、親御さんと相談をしながら示していくものだと思います。


地球のはちまき(1)|小学算数から数学へ

 中学受験はしない六年生たちとですが、「答えが整数ばかりの簡単な問題はもう卒業」「カンにたよらない、理由を考える"数学"をはじめるぞ」と宣言してやっています。(塾長)


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