写真は、花札のモミジとシカ。10月の札(ふだ)です。
前回に続き、慣用句(かんようく)から、秋のコアイメージをつかんでください。声に出して読んでみよう。ほかのひとに聞いてもらおう。感情をあらわす言葉をおぼえよう。今回は、国語の学習で、できごととそこから生まれる感情を読みとる練習です。
あきたかし【秋高し】
秋、大気(たいき)が澄(す)んで空が高く感じられる。天高し。
あきのこころ【秋の心】
秋という季節に人々が感じる、なにごとにも、ものさびしい感じ。
あきのしも【秋の霜】
1、秋の末(すえ)におりる霜。もう、冬がやってくる。
2、白髪(しらが)。和歌(わか)で、実際(じっさい)の霜をかけていう。
3、刀剣(とうけん)の異名(いみょう)。特に、よく切れる刀(かたな)。
あきのそら【秋の空】
1、秋、晴れわたって高く見える空。秋空。
2、秋は天候(てんこう)が変わりやすいところから、気持ちの変わりやすいことのたとえ。「男心と秋の空」
あきのちぎり【秋の契り】
1、秋に会うという男女(だんじょ)の約束。古い暦(こよみ)では7月が秋だったことから、七夕(たなばた)に会うとされる牽牛星(けんぎゅうせい)と織女星(しゅくじょせい)の約束をいう。
2、同じ読みの「飽き(あき)」をかけて、疎遠(そえん)になった男女の仲(なか)。
3、「千秋(せんしゅう)の契り」の意味で、男女にかぎらず、秋ごとの約束。長く続く約束。
ここで問題です!「ちぎり」とは、なんのことでしょうか?上の説明を読んで、答えてください。読めばかならず答えがでます。国語では、「くり返しでてくる同じ言葉」に注目します。解答は次回に。
あきのにしき【秋の錦】
秋の紅葉(こうよう)の美しさを錦(色あざやかな着物)に見立てていう。野山の錦。
あきのは【秋の葉】
1、秋の紅葉した木の葉。
2、秋の木の葉が散ってやがてくちはてるところから、人の身(み)のはかなさ(無常・あっけなくむなしいさま)のたとえ。
あきのよ【秋の夜】
秋の夜。秋の空気の澄(す)んだ夜。長い夜の気持ちをこめてもちいることが多く、和歌で「長し」の前につける序詞(じょことば)とすることがある。
あきのわかれ【秋の別れ】
秋という季節との別れ。また、それをおしむ、しみじみとした情趣(じょうちょ)。和歌では、人と別れる情(じょう)をにおわせることがある。
次回は、和歌にあらわれる秋です。(塾長)
前回に続き、慣用句(かんようく)から、秋のコアイメージをつかんでください。声に出して読んでみよう。ほかのひとに聞いてもらおう。感情をあらわす言葉をおぼえよう。今回は、国語の学習で、できごととそこから生まれる感情を読みとる練習です。
あきたかし【秋高し】
秋、大気(たいき)が澄(す)んで空が高く感じられる。天高し。
あきのこころ【秋の心】
秋という季節に人々が感じる、なにごとにも、ものさびしい感じ。
あきのしも【秋の霜】
1、秋の末(すえ)におりる霜。もう、冬がやってくる。
2、白髪(しらが)。和歌(わか)で、実際(じっさい)の霜をかけていう。
3、刀剣(とうけん)の異名(いみょう)。特に、よく切れる刀(かたな)。
あきのそら【秋の空】
1、秋、晴れわたって高く見える空。秋空。
2、秋は天候(てんこう)が変わりやすいところから、気持ちの変わりやすいことのたとえ。「男心と秋の空」
あきのちぎり【秋の契り】
1、秋に会うという男女(だんじょ)の約束。古い暦(こよみ)では7月が秋だったことから、七夕(たなばた)に会うとされる牽牛星(けんぎゅうせい)と織女星(しゅくじょせい)の約束をいう。
2、同じ読みの「飽き(あき)」をかけて、疎遠(そえん)になった男女の仲(なか)。
3、「千秋(せんしゅう)の契り」の意味で、男女にかぎらず、秋ごとの約束。長く続く約束。
ここで問題です!「ちぎり」とは、なんのことでしょうか?上の説明を読んで、答えてください。読めばかならず答えがでます。国語では、「くり返しでてくる同じ言葉」に注目します。解答は次回に。
あきのにしき【秋の錦】
秋の紅葉(こうよう)の美しさを錦(色あざやかな着物)に見立てていう。野山の錦。
あきのは【秋の葉】
1、秋の紅葉した木の葉。
2、秋の木の葉が散ってやがてくちはてるところから、人の身(み)のはかなさ(無常・あっけなくむなしいさま)のたとえ。
あきのよ【秋の夜】
秋の夜。秋の空気の澄(す)んだ夜。長い夜の気持ちをこめてもちいることが多く、和歌で「長し」の前につける序詞(じょことば)とすることがある。
あきのわかれ【秋の別れ】
秋という季節との別れ。また、それをおしむ、しみじみとした情趣(じょうちょ)。和歌では、人と別れる情(じょう)をにおわせることがある。
次回は、和歌にあらわれる秋です。(塾長)