べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

September love September dancing(5)|秋のコアイメージ・和歌

2009年10月03日 | 国語
 写真は、苫屋(とまや)。農作業(のうさぎょう)や漁業(ぎょぎょう)で、道具をしまったり、いそがしいときに泊(と)まりこんだりする、かんたんにつくられた小屋です。

 前回に続き、和歌(わか)から、秋のコアイメージをつかんでください。声に出して読んでみよう。ほかのひとに聞いてもらおう。いつ・どんなときと比べて、「ものさびしい」のかを読みとろう。今回は、国語の学習で、伝えたい気持ちを対比(たいひ)して強調(きょうちょう)する表現(ひょうげん)です。


わか【和歌】
中国の漢詩に対して、日本の歌。長歌・短歌など五・七音を使った文字数をそろえた定型詩(ていけいし)。短歌は、五・七・五・七・七の三十一文字(みそひともじ)。

ひゃくにんいっしゅ【百人一首】
百人の歌人(かじん)の和歌を一首ずつえらび集めた歌集。そのカルタ。

 百人一首であそんだり、大会に参加したり、カードに書きうつしたり、古文の五・七音になれる勉強法です。お薦め!

秋の田の / かりほの庵(いお)の / 苫(とま)をあらみ / わが衣手(ころもで)は / 露(つゆ)にぬれつつ

秋の田にみのった稲(いね)の穂(ほ)を刈(か)りとる季節。田のそばの小屋(こや)は屋根(やね)の苫の目が荒いから、私の袖(そで)は落ちてくる露でぬれ続けていることだよ

 露が落ちてくることから、いま苫屋に泊まりこんでいる。夜が明ければ、稲刈りでまわりはにぎやかになるだろう。その前の、おちついた静かな時間と対比してみた。

 続きます。(塾長)

 前回の、問題の答え。国語では、「くり返しでてくる同じ言葉」に注目するのでしたね。「秋の契(ちぎ)り」の説明の文章の中で、4回もくり返された言葉は「約束」です。国語の答えは、たいてい本文中に書いてある言葉です。


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2 コメント

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彼岸花 (memento-mori)
2009-10-04 00:14:10
下の方で彼岸花の記事を見たのですが間違ってここにコメント書いてしまいました去年あたりから、ちらほらとオレンジ?黄色?の彼岸花を見かけるようになりました綺麗ですよね彼岸花好きで黄色も好きなので見かけると嬉しいです
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コメントありがとうございます (塾長)
2009-10-04 12:41:48
 白はときどき見かけるのですが、黄色はなかなか出会いませんね。当たりっぽくてうらやましい。地域によって、黄色が多いところとかあるのでしょうか?

 子供のころはお墓参りのイメージが強くてピンとくる花ではなかったのですが、深みのあるいい色ですよね。今回調べてみて、種子で自然に増えることはなく、人の手で株分けして増やしていったことを知り、思い入れが増しました

 また、ぜひお立ち寄りください!
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