べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

「思春期ってむずかしいですね…」(3)

2012年05月09日 | 保護者からご相談
 思春期を迎えるお子さんの、親御さんからご相談です」。

1、それぞれの持つ枠組みは、親子であっても違います。、
2、結論は急がず、期限を区切って待ちましょう。
3、思春期は、他人をあいだに挟んだほうがうまくいきます。

「思春期ってむずかしいですね…」(1)

「思春期ってむずかしいですね…」(2)


 今回は、思春期のお子さんとの話し合いに使える、カウンセリングのコツをご紹介します。(塾長)


>これから紹介するのは、カウンセリングの父と言われるカール・ロジャース博士が提唱した、「非指示的な聴き方」という手法です。

>この聴き方には2つのアプローチがあります。1つは、心を汲みながら、相手の話を鏡のように告げ返していく「アクティブリスニング」。もう1つは、真剣に話を聴いていることを相手に示す「パッシブリスニング」です。


>助言型の過剰な関わり」にはまり込んだ、こんな会話があったとします。

「○○リーダー、実は私、仕事に行き詰っているんです」

「そうか、行き詰ったら冷静になって、自分の置かれている状況を把握することだよ」

「はあ、でも…、その…」

「まあ、君はまだ若いから、どんどん悩んだほうがいいよ」

 日常よく耳にする、上司と部下の会話です。こうした聴き方では、部下は自分の言いたいことが押さえ込まれ、心の中に不満や悩みをため込むことになります。


>これに対して、アクティブリスニングを使った場合はどうでしょうか。上司と部下の会話はこんなふうになります。

「実は私、最近どうも仕事が上手くいかなくて」

「君は何か仕事に行き詰まりを感じているようだね」(ここまで引用)

部下の話は「過剰」に入り込まず、「能動的」に聴け!(ダイヤモンドオンライン・パソコンむけ)


>実際のコミュニケーションでは、パッシブリスニングが7割くらいを占めるでしょう。通常の会話ではパッシブリスニングを使い、相手の考え方を確認すべき重要な部分について、アクティブリスニングを使うことになります。

 パッシブリスニングには、「沈黙」「あいづち」「思いを引き出す言葉」の3つの種類があります。


>「なるほど、面白いね。それは具体的にどういうこと?」

 相手が関心のある話をしてくれているときには、誰もがこのような聴き方をしているものです。

 これからは、興味を持っている話にかぎらず、相手の話を聴くときにはできるだけ「思いを引き出す言葉」を使ってください。相手のことを理解するために、共感しながら話を聴くために、使ってみてください。(ここまで引用)

部下の「本心」を引き出す 聴き方のコツ(ダイヤモンドオンライン・パソコンむけ)


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