べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

「思春期ってむずかしいですね…」(2)

2012年05月07日 | 保護者からご相談
 ヒトは、それぞれ異なった枠組み(フレームワーク)を持ちます。枠組みを通して、人や世界とかかわっています。たとえば、赤ん坊から育ててきたお母さんの枠組みだったり、親なら何も言わなくともわかってくれるという子どもの枠組みだったり。

 おなじ言葉おなじ行動でも、枠組みが変われば違って見えてきます。自分の枠組みと相手の枠組みをが違うことを認識すれば、コミュニケーションはずっとスムーズにいくはずです。

 前回はこちら


 思春期を迎えた中学生のお母さんからのご相談です。

 まず、待ってみてあげる時間は必要でしょう。

 待つときは期限を区切ります。待ってみることには問題もあるからです。現在の状態が居心地がよい場合です。ヒトは変化することに不安を感じます。子どものままでいることが、親子ともに居心地がよい場合もあるでしょう。

 結論は急がなくともかまいません。ですが、話し合いや当事者以外への相談は必要でしょう。ほんの小さな行動の積み重ねが、変化のきっかけとなります。家庭内で抱え込まないほうが、あっさり解決することも少なくありません。

1、それぞれの持つ枠組みは、親子であっても違います。、
2、結論は急がず、期限を区切って待ちましょう。
3、思春期は、他人をあいだに挟んだほうがうまくいきます。


 次回、子どもとの話し合いのコツをご紹介します。(塾長)

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