「受験するのに勉強になかなか取りかからなくて…」
ついグチグチ言いたくもなります。ただそれでは効果が見られない。ご存じですよね
時間管理指導の具体例お教えします。中学準備にも試してみてはいかがでしょう。わたしは五年生までに終えさせてます
取りかかりが格段に変わりますよ
言っても聞かないそんなとき。「変化」を演出してみましょう。ヒトは変化に動きます。周りを見て動き始めるのはヒトを含めた動物の本能です
「変化」ですから、たとえば逆に考えてみましょう。逆なら「グチグチ言わない」ですね
なにもしなくては結果は得られません。次に、働きかけを決めましょう。効果の高い働きかけにしたいなら、あなたから先に変わることです。周りを見て動き始めるのが本能ですよ 。殊(こと)に、親を見て動くのが子どもです
あなたから先に変わってみましょう。ちょっとアタマも使います。掘り下げましょう。なぜグチグチ言わないと動かないんでしょうか?
答えはたいていシンプル。呆れるほど当たり前です。それは「時計を見る習慣がない」から
絶対とは言い切れません。ですが、経験上多くの子どもたちがそうでした。生まれながらに時間管理ができる人間はいません。できてる子だって、ご家庭では意外にすったもんだがあったみたいですよ
時間を守るということ
朝起こしてもらってる、目覚ましもかけない、出かける時間ギリギリまで準備を始めない、いつまでもだらだらテレビを観てる…よくあることです。低学年さんならフツーです。でも、お子さんにそろそろ変化が必要ではありませんかね。大人になって職場でそれでは通用しませんし、学習内容が難しくなる中学後半までに済ませておきたい。それに、できることは早めに始めさせるのが合格(成績向上)への早道です
時間の感覚は勝手に身に付くものじゃありませんよ
時間を見ないことが「悪い」ことだとお子さんも知っています。それでも動かない理由はふたつ。どこまで甘えが許されるのか試していた、そのときは間に合う"つもり"だった
ここに変化を持ち込むことにします
「うちの子、言いわけばかり多くて困ります」
予測して行動せよ|しあわせになろうよ
「グチグチ言わない」でしたね。働きかけは、できるのにできていないことだけに絞りこみます。あれもこれもと欲張ると中途半端に終わりかねません。まずは「時計を見る習慣」だけ身に付けさせましょう
最初は「いま何時?」「何時に始める?」「何時までする?」ぐらいで良いと思います
それすら面倒くさがることもあるでしょう。いままでそれで許されてましたから。それで、ガマンしきれなくなって「さっさと始めなさい!」…これじゃ変化は生まれない。怒られて従うか従わないかの繰り返しです。「ガミガミ言われるからやる気なくなった」なんて言い訳になりかねません。このままでは一生怒られながら言われたことだけやることになります。小学校ではそこそこできてたとしてもです
結局、自分で始めたり自分で決める習慣がないことが問題なんです
わたしは、「自分」があいまいな低学年さん気分のままなんだと思ってます。他者と切り分けられた「自分」がない。これは学力とは直接関係ありませんから、勉強ができていたとしても身に付いてるとは限らない。どんな場面でもなあなあでやってるん甘えん坊、大人にだって結構いますね
「いま何時?」「何時に始める?」「何時までする?」と働きかけます。「何時に帰った?」だけでもいい。子どもたちは自分で時計を見ることになります。できることは察してあげません。もたつくかも知れませんが待ちます。大人が変わらなきゃ子どもは変わりませんもの。そして、自分で決めさせ自分で守らせます
たとえば「七時半に始める」と宣言した場合、三十五分まで待って始めなければ、「いま何時?始めるかどうかいま決めろ」と告げます。できる約束は強制です
自分で行動をさせることがもっとも有効な働きかけです。ただし結果まではすぐに出ません。いままではそれで許されてるんですから。子どもたち(だけとは限らない)は「いままで」に逃げ帰りたい。ここがあなたん張りどころです。できることはやらせる。その上で、本人がやれることをやってるうちは、結果には満足できなくとも待つのが大人のつとめです
働きかけは他にいくらでもあります。カンタンなのは「合格するために(中学に上がる前に)いっしょに変わろう。今日から俺(わたし)もテレビは何時までと宣言するよ」ってとこですかね。また、夫婦で役割を変えたり、学校や塾の先生のチカラを借りてもいい。役割の変化ですね。おなじ話でも言う人が変われば受け取り方も変わります
それと注意点をひとつ。なにに絞ってやらせているのか夫婦間で共有しておきましょう。メールなどで書いて確認し合うことをオススメします。共有できないままあれもこれもと畳み掛けてしまうのを避けるためです(忙しいとついやっちゃうでしょ)。そのためか本人がパンクしているケースも見受けられます。これは家族のコミュニケーションです。伝えたら済むというものじゃありませんよ。働きかけがなければ結果は得られない。誰かがひとりで抱え込んで成長できはしません
お父さんスイッチ|出番ですよ、お父さん
時計を見て行動することで自分で決める習慣が身に付きます。親御さんが先に変わることで効果はさらに大きくなります。お互いの働きかけが家族を成長させるでしょう
取りかかりが格段に変わりますよ(藤田)
当たり前すぎると思いますが、問題演習時にタイマーで測らせるのも有効です。時間は自分で決めさせます。最初は当てずっぽうでも決めさせます。時間を意識させることが目的ですから、時間オーバーしても記録だけして続行です。慣れてきたら少しずつ実力に見合った時間に修正していけば試験の時間配分にも役立つでしょう。時間が予想通りになってくると問題演習もゲーム感覚で楽しめますよ
時計を見よう。合格するために
ついグチグチ言いたくもなります。ただそれでは効果が見られない。ご存じですよね
時間管理指導の具体例お教えします。中学準備にも試してみてはいかがでしょう。わたしは五年生までに終えさせてます
取りかかりが格段に変わりますよ
言っても聞かないそんなとき。「変化」を演出してみましょう。ヒトは変化に動きます。周りを見て動き始めるのはヒトを含めた動物の本能です
「変化」ですから、たとえば逆に考えてみましょう。逆なら「グチグチ言わない」ですね
なにもしなくては結果は得られません。次に、働きかけを決めましょう。効果の高い働きかけにしたいなら、あなたから先に変わることです。周りを見て動き始めるのが本能ですよ 。殊(こと)に、親を見て動くのが子どもです
あなたから先に変わってみましょう。ちょっとアタマも使います。掘り下げましょう。なぜグチグチ言わないと動かないんでしょうか?
答えはたいていシンプル。呆れるほど当たり前です。それは「時計を見る習慣がない」から
絶対とは言い切れません。ですが、経験上多くの子どもたちがそうでした。生まれながらに時間管理ができる人間はいません。できてる子だって、ご家庭では意外にすったもんだがあったみたいですよ
時間を守るということ
朝起こしてもらってる、目覚ましもかけない、出かける時間ギリギリまで準備を始めない、いつまでもだらだらテレビを観てる…よくあることです。低学年さんならフツーです。でも、お子さんにそろそろ変化が必要ではありませんかね。大人になって職場でそれでは通用しませんし、学習内容が難しくなる中学後半までに済ませておきたい。それに、できることは早めに始めさせるのが合格(成績向上)への早道です
時間の感覚は勝手に身に付くものじゃありませんよ
時間を見ないことが「悪い」ことだとお子さんも知っています。それでも動かない理由はふたつ。どこまで甘えが許されるのか試していた、そのときは間に合う"つもり"だった
ここに変化を持ち込むことにします
「うちの子、言いわけばかり多くて困ります」
予測して行動せよ|しあわせになろうよ
「グチグチ言わない」でしたね。働きかけは、できるのにできていないことだけに絞りこみます。あれもこれもと欲張ると中途半端に終わりかねません。まずは「時計を見る習慣」だけ身に付けさせましょう
最初は「いま何時?」「何時に始める?」「何時までする?」ぐらいで良いと思います
それすら面倒くさがることもあるでしょう。いままでそれで許されてましたから。それで、ガマンしきれなくなって「さっさと始めなさい!」…これじゃ変化は生まれない。怒られて従うか従わないかの繰り返しです。「ガミガミ言われるからやる気なくなった」なんて言い訳になりかねません。このままでは一生怒られながら言われたことだけやることになります。小学校ではそこそこできてたとしてもです
結局、自分で始めたり自分で決める習慣がないことが問題なんです
わたしは、「自分」があいまいな低学年さん気分のままなんだと思ってます。他者と切り分けられた「自分」がない。これは学力とは直接関係ありませんから、勉強ができていたとしても身に付いてるとは限らない。どんな場面でもなあなあでやってるん甘えん坊、大人にだって結構いますね
「いま何時?」「何時に始める?」「何時までする?」と働きかけます。「何時に帰った?」だけでもいい。子どもたちは自分で時計を見ることになります。できることは察してあげません。もたつくかも知れませんが待ちます。大人が変わらなきゃ子どもは変わりませんもの。そして、自分で決めさせ自分で守らせます
たとえば「七時半に始める」と宣言した場合、三十五分まで待って始めなければ、「いま何時?始めるかどうかいま決めろ」と告げます。できる約束は強制です
自分で行動をさせることがもっとも有効な働きかけです。ただし結果まではすぐに出ません。いままではそれで許されてるんですから。子どもたち(だけとは限らない)は「いままで」に逃げ帰りたい。ここがあなたん張りどころです。できることはやらせる。その上で、本人がやれることをやってるうちは、結果には満足できなくとも待つのが大人のつとめです
働きかけは他にいくらでもあります。カンタンなのは「合格するために(中学に上がる前に)いっしょに変わろう。今日から俺(わたし)もテレビは何時までと宣言するよ」ってとこですかね。また、夫婦で役割を変えたり、学校や塾の先生のチカラを借りてもいい。役割の変化ですね。おなじ話でも言う人が変われば受け取り方も変わります
それと注意点をひとつ。なにに絞ってやらせているのか夫婦間で共有しておきましょう。メールなどで書いて確認し合うことをオススメします。共有できないままあれもこれもと畳み掛けてしまうのを避けるためです(忙しいとついやっちゃうでしょ)。そのためか本人がパンクしているケースも見受けられます。これは家族のコミュニケーションです。伝えたら済むというものじゃありませんよ。働きかけがなければ結果は得られない。誰かがひとりで抱え込んで成長できはしません
お父さんスイッチ|出番ですよ、お父さん
時計を見て行動することで自分で決める習慣が身に付きます。親御さんが先に変わることで効果はさらに大きくなります。お互いの働きかけが家族を成長させるでしょう
取りかかりが格段に変わりますよ(藤田)
当たり前すぎると思いますが、問題演習時にタイマーで測らせるのも有効です。時間は自分で決めさせます。最初は当てずっぽうでも決めさせます。時間を意識させることが目的ですから、時間オーバーしても記録だけして続行です。慣れてきたら少しずつ実力に見合った時間に修正していけば試験の時間配分にも役立つでしょう。時間が予想通りになってくると問題演習もゲーム感覚で楽しめますよ
時計を見よう。合格するために