べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

定期試験、とりかかりにこれを|3、4点伸びる簡単なコツあります

2012年06月12日 | 保護者からご相談
 定期試験の時期に当塾で、必ずやってもらってることがあります。

 時間は30分ほど。"試験範囲表"と鉛筆と消しゴム、学校のワーク全教科分をそろえてもらいます。

 つぎに、各ワークごとに試験範囲の残りが何ページあるかを数えて、"範囲表"に書き出してもらいます。かんたんですね。

 でも、できません。数え間違えます。範囲表のページと、ワークのページの対照作業からできません。数問解いただけのページも、本人には終わったことになっていて数えません。やり直しが終わってなくても、手を触れただけでもう終わった気分です。


 うっかりなのでしょうか?

 大人には当たり前の数字の感覚、ページ数や試験日までの残り日数が、意味のある数字であるとの実感が多くの中学生にありません。定期試験勉強の目的が、こういった数字の感覚の訓練と工夫であることを知らないのです。試験の点数は、その結果にすぎないことを知りません。知識を覚えるよりずっと重要です。テストでの知識は仕事によりさほど必要のないものもありますが、具体的な数字にし逆算してとりかかることは仕事にも生活にも不可欠ですから。

 残りを数えさせた後も確認してあげる必要があります。小学校までとちがい、訓練も工夫もなしにただ受ければよい試験ではなくなったことを実感してもらいます。


 数えて書き出す体験をしてもらいましょう。自分で数えることで、なんとなく時間を過ごしていても試験勉強は終わらないと実感させます。

 数字の感覚は、放っておいて身につくことがありません。生物が生きるために必須の能力ではないからです。ですが、ヒトとして社会のなかで生きるには必要な能力です。大雑把なまま大人になれば、学んだことを社会では生かせないことになります。

 「勉強はよのなかで役に立たない」と公言する大人がいるのはこのためです。(塾長)

テストがすんだら、これを|3、4点伸びる簡単なコツあります


「テスト勉強、いまここで始めます」

>また、定期試験が何のためにあるのか知っていますか?学力をつける目的もありますが、二週間ぐらい先を見て計画的に行動する練習です。これは大人になるまでにみなが身につけるべきことです。小学生はなかなか出来ないので、中学生から定期試験があるのです。だから範囲表や計画表もらうでしょ? 


具体的で、かならず実行できる約束をすること

>ひとは、今までの経験から将来の予測をたてます。中学1年生ならば、小学校のころの経験からしか考えることができないのです。

>2学期のある日、ある中学1年生の話です。英単語の小テストがありました。日曜から土曜日まで7問の英単語を答えるだけ。あらかじめ予告されたテストだったのに、7問中4問も間違えました。ひどいですね。

>この中学生は私です。見て"わかる"ことと実際に書いて"できる"ことのちがい、知りませんでした。


テストがすんだら、これを|3、4点伸びる簡単なコツあります

「定期試験、成績表がでたらどうしましょう」|3、4点伸びる簡単なコツあります


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