べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

「別に…。こんな返事しか返ってこなくなりました」(2)

2011年06月01日 | 保護者からご相談
続きです。前回はこちら

「別に…」

 嫌われたかのように思えますが、心配いりません。どこのおうちでもみられる光景です。反抗期の始まりです。

 単純に答えてもいいことでも、うまいことやいいことを答えようとして、質問に身構えているだけです。

 ヒトは、いままでの経験からしか考えることはできません。新しい知識を得ることが、「考える」ことだと思い込んでいます。これまで、新しい知識を吸収することに一生懸命だったから。

 それが逆転する時期が来ました。反抗期は、その節目の時期を迎えたということです。驚かず、歓迎してください。

 この時期を乗り越える、ちょっとしたコツもあります。

「考える」ってどういうこと?|サッチーは俺の嫁

>「考えろ」と言われて答えが出ない。それは、解決にむすびつかないことを思いなやむだけだったり、新しいことをムリに思いつこうとしているからではありませんか?


 答えを返しやすくなる、ちょっとした"コツ"があります。それは、シンプル(単純)に考えること。

塾長いわく「就職で有利になる裏技教えときましょう」(3)|冷蔵庫にキリンを入れろ!

>では、自由な発想をするコツとは何でしょう?それは、シンプルな発想をすることです。「無人島であなた1人、ケガをしました。どうしますか?」という質問なら、答えは「ケガを治す」です。シンプル(単純)ですね。ここで「医者がいないので何もできません」では、死んじゃいますよ。医者がいなくても薬がなくても傷口を洗ったり添え木を使ったり、「できることを見つける」ためのシンプルな発想なのです。

 コミュニケーションとしての英語だっておなじです。考えすぎずシンプルに。

「通じる英語」を話す6つのコツ|英語じゃなくてグロービッシュ(3)

>謙虚(けんきょ)さは日本人の美徳(びとく)だが、英語を話すときは羽目(はめ)をはずしてみることも必要だ。「Ummm, let's see...」 でも 「Let me think.」「It's difficult to say...」 でもいいから、間髪(かんぱつ)入れずに何か言葉を発(はっ)すること。そうすることで、会話に参加する意思があることを伝えられると、立教大学の鳥飼玖美子教授は言う。


 大人になったって同じです。シンプルに考えること。心がけてみましょう。答えに詰まることはなくなりますよ。

 続きます。(塾長)


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