べんきょうなせん(='ω')

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熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

算数クイズ!今回は図形!(4)|平方をつかって入試問題をとこう

2009年12月27日 | 算数・数学
 今回は、私立(しりつ)中学の入試(にゅうし)問題です。平方(へいほう)をつかって、面積(めんせき)をもとめよう!

 前回のおさらいです。「^2」は2乗(にじょう)をあらわします。「cm^2」は「平方センチメートル」とよみます。「2乗」と「平方」(へいほう)とはおなじものです。

 まず、写真の図1をみてください。円のなかに、面積が10cm^2の正方形がぴったりおさまっています。この円の面積をもとめましょう。

 正方形の面積=一辺(いっぺん)×一辺です。この問題では、一辺×一辺=10cm^2 になりますが、算数ではこの一辺はだせません。でも答えはでます!

 つぎは、写真の図2をみてください。これは、図1を90°回転(かいてん)させたものです。ひし形(がた)だ!正方形は、ひし形の一種(いっしゅ)です。ひし形の面積=対角線(たいかくせん)×対角線÷2 です。赤色の線が、このひし形の対角線です。

対角線×対角線÷2=10
対角線×対角線 =10×20
 
 赤色の対角線は、この円の直径(ちょっけい)にもなってます。

対角線×対角線=20
直径×直径  =20

 半径(はんけい)は、直径の半分です。

半径=直径÷2
半径×半径=20÷2÷2
半径×半径=5

円の面積= 半径×半径 ×3.14
    =(半径×半径)×3.14
    =   5   ×3.14

 でました!計算をしてください。答えには単位(たんい)をつけるのをわすれずに。

 半径×半径のように、おなじ数を2回かけることを「2乗」(にじょう)または「平方」(へいほう)とよびます。3の2乗は、3^2=3×3=9 です。
 
 前回の「三平方(さんへいほう)の定理(ていり)」も、中学でならう「平方根」(へいほうこん)も、面積の単位の平方センチメートルも、2乗をつかいます。

 面積の公式をおぼえておきましょう。

正方形の面積=一辺×一辺
ひし形の面積=対角線×対角線÷2
円の面積=半径×半径×3.14

 続きます。(ZR)


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