べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

大学の講義にふれてみましょうか(1)|熊本大学・工学部・数理工学科

2010年06月06日 | 算数・数学
 今日は、熊本大学の工学部・数理工学科に進学した卒塾生が来てくれました。まだ教養とよばれる一般講座が中心で数学は微分積分や線形代数をやっているそうです。数学科に限らず、理工系のスタートはおなじですね。

せんけいだいすう【線形代数】
数学の分野の一つ。高校で習うベクトルや行列などを扱う分野を、数学の専門用語で線形代数とよぶ。

自然科学では数式やグラフをより扱いやすい線形モデル(図形)に帰着させて考えることが多いため、自然科学者や技術者にとっては必携(ひっけい)の分野。数学者にとっても、さらに一般的な代数学(群・環・体の理論)へ進む上で基礎となる。3Dプログラミングの基礎にもなる。


 専門の数学をやっていない塾長には、おおざっぱにしか説明ができません。もともと代数とは、「数字の代わりに文字を使った方程式」から始まったもので文字を使った計算一般のこと。ベクトルは力の大きさや向きを図形で表し建築や乗り物の設計に(コンピューターグラフィックにも!)、行列は大量の計算が必要な電気工学にも使われています。

 で、この線形代数なんだか難しそうな気がしますね。いやいやいや逆です。コレやり方覚えてしまえば勝手に答えがでちゃうんです。丸暗記の数学はあまりお勧めしませんし線形代数使わなくても解はでるんですが、ビックリしますよコレ。塾長には魔法に見えます。

 ここで「線形モデル」といった抽象的な理解ができるかどうかが文系と理系の溝(みぞ)なんじゃないかなあと話してみました。「教員免許を取る気なら、そのうちその溝をこえる知恵授けてよw」

 高校生のころ塾長は、平面ベクトルで悲鳴を上げ立体ベクトルは歯が立たちませんでした。いまやるとほかの単元よりかえって簡単です。丸暗記の数学にたよりすぎてたのかなあ。(塾長)

ゼロから学ぶ線形代数 (ゼロから学ぶシリーズ)」小島 寛之 (著

ちゅうしょう【抽象】
[例]「計算ドリル」「ポチ」に対し、「算数」「勉強」「犬」「いきもの」は抽象。抽象はほかのものとくらべ、共通する性質をえらびだしたもの。

単独でなりたたないため、全体を整理し相対的にとらえる必要がある。


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