折に触れ、
ふっと感じることを…
人は
「思い込み」の中で
生きているのだろうか。
例えば同じ人や事象を前にして、
その関係性によって、
感じ方はそれぞれに違う。
「言われてみたらそうかも…」
と思いながらも、
異を感じると、
それを認めるのは困難な様相を呈する。
そして、
自分の感じたまま描いたままの印象…
思い込みで過ごすことが
大半ではなかろうか。
何にも囚われずに
自然体で流れのままに過ごせている…
と言ったところで、
それもまた、
そう思い込んでいるに
過ぎないのかもしれない。
そんな神か仏のような心境からは、
人は程遠く、
何かにすがり何かに怯え、
不安を感じながら
生きているのかもしれない。
ただ、
それに気付いているか否か。
意識できているか否か。
それは、命が尽きる頃か…
尽きてからか…そんな頃にしか、
分からないのだろう。
ふとそんなことを感じている、
秋の日の午後…
これもまた、
「思い込み」のなせる技。。。