図書館で借りて一気読み。
↓↓↓
世界は「 」で沈んでいく
櫻いいよ著 | PHP研究所
主人公は中学生。
ティーンエイジャー向けの小説。
読み進めながら考える。
「友達ってなんやろ?」
私は友達が多い方ではない。
むしろ、少ない。
勝手に「友達」だと思っている人はいる。
だからと言って、
連絡を取っているわけではない。
私からメールやSNSで、
連絡を取ることもほとんどない。
なので「1人ランチ」になってしまう。
それが嫌いなわけでもない。
そんなところが、
この本の主人公と似ていた。
小学校の頃から、多分私は、
周りの人とはどこか違ってた。
空気を読めないと言おうか、
女の子とは仲良くなれないのに、
男の子とは仲が良かった。
それでよく、嫌がらせを受けた。
私にはあだ名がなかった。
高校に入学して、
友達を作ろうと頑張った。
それなりに沢山の友達ができた。
1番楽しかった学校生活だったと思う。
けど…
周りに友達が沢山いても、
どこか1人を感じる私がいた。
それは今も同じ。
人は1人では生きてはいけないけれど、
結局のところ、
1人なんだろな…なんて思ったりもする。
心の中に「この人だけは」
思える『誰か』がいるだけで、
安心して過ごせるのかもしれない。
一気読みしたのは、
この主人公に共感したからなんだろう。