風にまかせてふわふわり。。。

生きていると色んなことがある。

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2015年07月06日 00時23分23秒 | シェア
☆イメージワーク(傾聴)
・人間以外のモノになって5分間語る
・時間を置いて、もう一度話の続きを5分間語る。
 (一応、2回目の面接という設定)



セミになって話した。
(一昨日、今年初めてセミの鳴き声を聴いたので)

◯1回目
どれ位かわからないくらいずっと長い間、暗くて窮屈な場所に居た。
時々何かがやってきて、ぶつかることがあったけど窮屈な場所だった。
ある日、身体がムズムズして動かなきゃいけない…という気になって動き出した。
暗い所から這い出たら、そこは見たこともないような眩しい場所だった。
背中がムズムズしてきて、着ていた物が脱げた。
そして気付いたら、大きな声で鳴いていた。
鳴いていた…話してた…大きな声でずっと。
周りにも同じような格好のが、たくさんいた。
みんな大きな声を出していた。

気持ちがよかった。
そこは広くて眩しかった。
背中に何かがあることに気付いて、それを動かしてみたら浮いた。
浮いて動いた、飛んだ…飛んでいた。
初めてのことだったので、どうしていいのか分からなかった。
木にしがみついたら止まれた。
気持ちが良かった。
こんな場所があることを知った。



◯2回目
セミの話の続き。

雨というものが降っていた。
冷たくて寒くて、羽は濡れるしどうしていいのか分からなかった。
木にしがみついてじっとするしかなかった。
前にもこんな冷たさを感じたことを思い出した。
土の中だ。
周りのモノがしっとりとして、冷たくて寒くて嫌だった。
これは同じじゃないのか?
この冷たさや寒さは、雨だったのか…
そう気付いたら、面白かった。
雨が降る…ってことを全く違う場所で経験しながら、同じ感覚、感想、感情を抱いたことが新鮮に思えた。




◯シェア
・なり切って話していることに驚かれた。
 「なんでセミになり切って話せるんですか?」と訊かれた。
 私は普段から、人でもモノでも「どんな気持ちなんだろう」と考えたり感じたりしているんです…頭がおかしいんです…と話した。
・セミの気持ちで話しながら、今の自分と重なる部分があることに気付いて、興味深く感じた。
・2度目、聴き手は「冷たくて寒い」という言葉を受けて、寂しいとか辛いというイメージを描いたらしいが、話の展開がそうならなかったので、どう対応すればいいのか戸惑い笑い出してしまった…と話された。
・「色眼鏡」(思い込み)を掛けた状態で聴いていたらダメね…と、お互い再確認した。





◯聴き手役
・相手の方は、1回目は時計、2回目は消しゴムになって話された。


◯シェア
・話し手は、なり切ることに抵抗があるのか話しにくそうに見受けられた。
・「~しなければならない」という言葉がよく出ていた。潜在的に普段からそういう思いが強いのかと感じた。
・自分では、間の取り方や相づちのうち方、反射のタイミングが性急だったのではないか…と感じたが、話し手、観察者共に違和感がなく、自然なカウンセリングのように見受けられたと高評価して頂いた。
・始め、語り手と聴き手の声のトーンが違ったが、すぐに聴き手が語り手に合わせたのはよかった。
・想像力を働かせることは、語り手の気持ちに更に寄り添いやすくなることを感じた。



褒めて頂きました。(^-^)
褒められると嬉しいです☆

誰でもそうでしょうが、私は褒められて伸びるタイプです。(^_-)-☆




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