風にまかせてふわふわり。。。

生きていると色んなことがある。

死と向き合う

2016年08月31日 18時01分23秒 | シェア
十年ほど前からだろうか…「死」に関する本を読むようになったのは。。。
今、エリザベス・キューブラー・ロスの『人生は廻る 輪の様に』を読んでいる。

この先、目に見えないモノ・触れることができないモノ。。。
のお話になるので、
信じ難い人は読み進めないほうがいいかも。。。^^



















エリザベス・キューブラー・ロスはスイス人の精神科医で、当時の医学界からは避けられていた患者の「死」と向き合い、「死の受容のプロセス」を提唱した。
現在のホスピスの先駆者…と言っても過言ではない。



「死の受容のプロセス」とは?
著書「死ぬ瞬間」の中で発表した、死に向う患者の心理プロセスを表したもの。

●第1段階「否認」
患者は大きな衝撃を受け「自分が死ぬということはないはずだ」と否認する段階。
「いつか特効薬が発明されて、自分は助かるのでは…」と、部分的否認の形を取る場合もある。

●第2段階「怒り」
「何故、自分がこんな目に遭うのか」「何故、死ななければならないのか」と、周囲に怒りを向ける段階。

●第3段階「取引」
「悪いところは全て改めるから、何とか命だけは助けてほしい」「もう数ヶ月、生かしてくれればどんなことでもする」というような延命への取引を試みる。
「神」などの「絶対的なもの」にすがろうとする段階。

●第4段階「抑うつ」
取引が無駄と認識し、運命に対して無力さを感じて失望し、ひどい抑うつに襲われて何もできなくなる段階。
全てに絶望を感じ「部分的悲嘆」のプロセスへと移行する。

●第5段階「受容」
部分的悲嘆のプロセスと並行し、死を受容する最終段階。
最終的に自分が死にいくことを受け入れるが、同時に僅かな希望も捨てきれない場合もある。
受容段階の後半には、突然全てを悟った解脱の境地に達する者もいる。








「死」を取り扱った本と言えば、東大病院現役医師著書も興味深く読んだ一冊。




“人生”は魂が人の被り物を着て過ごしている
数年前から、そう感じるようになった。
魂が成長する為に、ミッションを決めて親を選んでこの世に生まれ出でる。

宿命(ミッション)は決まっているけれど、運命(プロセス)は自由選択。
最短にするのも最長にするのも自由意思。


動画の最後の方で、キューブラ・ロス医師自身は「愛を与える」ばかりで「与えられている真実の愛」を受け取ることがなかった…と話されていたのが印象に残った。
私も「愛を受け取る」のが下手…だからか。(笑)



私の“人生”は、あと20年残っているだろうか?
死を視野に入れながら、3年前から始まっているであろう人生の最終ミッションに取り組み、集大成を収めたい。
そして「愛」を受け取り、広められるような人間で終わりたい…と願っている。


「神はヒトラーのようだ」と言ったキューブラ・ロス医師。
神様は私に、今後どんな運命を提示されるのであろうか?


流れに任せて日々過ごすだけ。。。^^




























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