本当の大人

「本当の大人」になるための心理学
〜心理療法家が説く大人の成熟〜
諸富 祥彦・著 集英社新書

から転載…



魂の満たされた日々を送るためには
手放してはいけない。
流してはいけない。
むしろ、こだわり抜きなさい。
徹底的に執着し抜きなさい



そして、ゲシュタルト療法のパールズの言葉


ゲシュタルトの祈り

私は私のことをして、あなたはあなたのことをする。
私はあなたの期待に応えるために、この世にいるわけではない。
あなたは私の期待に応えるために、この世にいるわけではない。
あなたはあなた、私は私。
もし偶然二人出会うことがあれは、それはそれで素晴らしいこと。
けれどもし、出会うことがなければ、それはそれで致し方のないこと。
パールズ




著書の諸富先生の講座を何度か受けているが、誰かを本気で好きになったことがありますか？と、中島みゆきさんの「わかれうた」の一節と共に毎回のように話される。

「道に倒れて誰かの名を
呼び続けたことがありますか」

いつもその話っぷりに笑ってしまうのだが、それ位真剣で必死に生きたことがあるか…と、私たちに問いかけられる。



生まれて来たことの意味を考える。
私たちは魂のミッションを果たす為生まれてきた。
ミッションとは何か？

それぞれにしか分からない。
それが分からずに生きているから、「本当の大人」になれないのかもしれない。