風にまかせてふわふわり。。。

生きていると色んなことがある。

土曜日の日課

2005年04月23日 07時06分54秒 | モロモロ
 毎週土曜日は、連れ合が実家に帰る。
広い畑の世話をするためでもあるし、一人で住んでいる義母の世話をするためでもある。
義母は、一人で暮らし始めてかれこれ2年になる。


 「一人で暮らしている」…と言えば聞こえはいいが、「家の中に一人でいる」と言った方が適当だろう。
寝て、食べて…の繰り返しのようだ。


 かなりの高齢な上に、世間とのかかわりを避ける人なので、随分ボケてきているようだ。
それでも介護施設に入るのを極端に嫌がり、ヘルパーさんに来て頂くのを拒否する。
自分で何もかもできると思っているようだ。


 私は朝から、義母の為のお惣菜を1週間分作る。
それを持って連れ合いは出掛けていく。
今の季節は畑の草刈もあって、結構早い時間に出て行く。


 介護施設に入ってくれると、連れ合いの負担はかなり減ってくるのだが、なかなかそうもいきそうにない。
これから食中毒も気になるので、なおのことだ。


 世間から見ると、色々言われることもあろうが、我が家はこれが精一杯の出来ること。
そこの家の事情は、その家の人にしかわからない。
世の中、色んな事件が起こっているが、そこここの家で、色んな事情が渦巻いているのであろう。


 私もいつか年を取り、老人になっていく。
ヒトのお世話になることだろう。
ボケてくるかもしれない。
でも、ヒトに対して感謝する気持ち、日々生かせて頂いていることに喜びを感じられるような気持ちは、持ち続けていたいと思う。


 そろそろ連れ合いは、実家に着く頃だろう。
連れ合いの長い一日が始まる…。





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1 コメント

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そうですね (へン(?)なおばちゃん)
2005-04-25 09:02:00


>どの家も、いろいろよ

>その家の空気は 3代、100年かかってできると言われます。

>その中で育った人も、100年かけて人格がができたようなもの‥

>もちろん私もその一人

>誰が悪い訳でもなく‥皆が、かわいそうだったんだ

>やっと近頃はそう思えるようになりました





 たまえさん、ありがとうございます。

この文面から、色んな想いが感じられます。



 そうよね、人生は、人一人の歴史だもんね。

皆それぞれに、その時の精一杯の時間を過ごしているのでしょうね。

その家、その人、それぞれの数だけ時間と歴史があって、それが幾重にも重なり合い、組み合わさっているのでしょうね。



 そう、私もその一人。

その家の、歴史の中のパーツの一つ。

溶け込みながら、それでも消されることなく過ごせたらいいな…と思います。



 ヒトは一人では生きていけないもの。

何かと言葉に出来ないものがありますよね。

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