岡山県北西部に位置する高梁市成羽町吹屋地区
「『ジャパンレッド』発祥の地~弁柄と銅の町・備中吹屋~」として、令和2年6月19日 日本遺産に登録された
吹屋の長者達が後世に残した赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観で統一された町並みが整然と続く
弘兼邸
享和、文化の頃(1800年ごろ)小泉銅山とローハ(硫酸鉄)の製造を営み、巨大な富を築いた大野呂の庄屋・広兼氏の邸宅
映画「八つ墓村」のロケが昭和52年と平成8年の二度にわたりおこなわれた
西江邸
宝暦元年(1751年)に高品質な紅柄の礎となる本山鉱山を開抗
紅柄の原料となる緑礬(ローハ)と紅柄の生産を行った豪商 西江家の邸宅
横溝正史氏は、平成30年西日本豪雨で甚大な被害を受けた倉敷市真備町での疎開中、『本陣殺人事件』等の金田一シリーズを発表した
つまり、岡山県で金田一耕助が誕生した事になる
岡山県の備中エリアは、金田一耕助シリーズをはじめとした作品ゆかりの地、小説の舞台だけではなく、映画やドラマのロケ地として多くの場所が関わっている