たまきの日記

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「忘れる」というキーワード

2013年12月24日 20時00分59秒 | インポート
2013年12月23日(月・祝)
【曇り】



 弘前劇場の仙台公演、
 「素麺」のWS(ワークショップ)と観劇。

 先ず、午前中はWS。

 これから観劇する「素麺」の、
 ラストシーンを実際に、
 実際の舞台上で演じるという内容だった。

 登場人物は、4名。

 参加申込者の人数から、
 5チームが編成されたのだけれど、
 いらっしゃらなかった方もいらしたからか、
 人数が足りないということで、
 弘前劇場の制作の方と、
 アフタートークの司会でいらした、のぶさんと、
 そして何と! 私まで!?
 WS参加に駆り出された。

 先ずは、
 セミナーホールで、
 チーム毎に分かれて本読み。
 その合間に、
 チームが代わる代わる長谷川さんの演出を受け、
 シアターに移動して、
 実際に舞台上で演じる。・・・という流れ。

 標準語で書かれた台本を、
 それぞれの方言で発する。
 何処の方言と統一されてはいないのだけれど、
 何となく東北っぽくて、温かい。

 舞台上での発表は、
 弘前劇場の制作の方が入られたチームが一番目に、
 私が入らせて頂いたチームが二番目にやらせて頂き、
 終了すると、そのまま抜けて観劇の方の受付準備を整え、
 お先にお弁当を戴いた。

 WSが終了すると間もなく、
 観劇の受付が始まり、
 やがて開演となった。

 開演直前に、私も客席に入らせて頂き、
 本番を拝見させて頂いちゃった。

 爆笑、爆笑の連続で、
 その合間に、時々ホロっとさせられる。

 悲しいとか苦しいとか辛いとかって、
 四六時中、全身全霊で訴えている人は、
 実は、あまりいない。

 寧ろ、そんな感情は押し殺して、
 カラ元気でいるのかも知れない。

 そんな人が、フッと感情を漏らしてしまった時、
 たまらなく悲しくて苦しくて、辛いのかも。。。

 忘れるから、生きていける。
 だけど、忘れていたことに気づいた時、愕然とした。

 ここ最近、
 この「忘れる」というキーワードが、
 立て続けに胸に刺さって来た。

 「永遠の0」でも、
 一度も話したことはない。
 しかし、一時たりとも忘れたこともなかった。
 ・・・と。

 そして、帰宅してから見た、
 やっと見始めた、
 「救命病棟24時」の第5シリーズ、
 その一話目でも、
 忘れないこと。だけど、思い出さないこと。
 ・・・って。

 思い出さないことと忘れることは、
 イコールじゃない。

 二度と思い出さないけど、
 絶対に忘れないこと、
 誰にでも、2~3つはあるのだと思う。

 弘前劇場の「素麺」は、
 メチャクチャ好きな感じの作品だった。
 拝見できて、良かった。





◆散文「欲張り」

 どうして
 現状で満足できないんだろう
 充分 幸せなのに
 どんどん欲張りになっちゃう

 (自作「散文日記」 http://www.freeml.com/bl/59516/ より引用)