159号
10−08−18
New Zealand International Film Festival
ここ最近、8月末に開催される花のイベントの準備で、今回は配信パスしようかな、
と思っていたのですが、簡単に書きます。
花のイベントのためのやりとり、自分の責任を考えると非常にストレスが高くて、
燃え尽きそうになるので、時々息抜きしてます。
オークランドでは7月19日から8月5日まで New Zealand Film Festival
がありました。
私は、二つの映画に行きました。
一つ目は、是枝監督の万引き家族でした。
この映画は日本で上映されているし、ここで私が書かなくてもいいと思います。
二つ目は、Rebeca Tansley監督の “The Heart Dances -the Journey
of The Piano: the ballet”です。
これはドキュメンタリーで、ニュージーランドのマオリ文化と西洋人のぶつ
かりあいを考えさせられる、非常にいい映画でした。
1993年の製作された” The piano”の映画をもとにしたバレーの完成するまで
のドキュメンタリーです。
日本では”ピアノレッスン”という表題だっとと思います。
これがあらすじです。
After a long voyage from Scotland, pianist Ada McGrath
(Holly Hunter) and her young daughter, Flora (Anna Paquin),
are left with all their belongings, including a piano,
on a New Zealand beach. Ada, who has been mute since
childhood, has been sold into marriage to a local man named
Alisdair Stewart (Sam Neill). Making little attempt to warm
up to Alisdair, Ada soon becomes intrigued by his Maori-
friendly acquaintance, George Baines (Harvey Keitel),
leading to tense, life-altering conflicts.
New Zealand Royal Ballet は、チェコから有名な振り付け師で双子の
Jiri & Otto Budenicekを迎えます。
この二人のよる練習風景、オーヂィデョンの様子などはウェリングトンの
New Zealand Royal Balletで撮影されました。
http://rnzb.org.nz/shows/the-piano-the-ballet/
一番印象に残ったのは、振り付けのJiri Budenicekとマオリ文化の
アドバイサー Moss Pattersonとのやりとりです。
Moss Pattersonは、このバレエにマオリ文化を正しく表現することを
主張します。
しかし、Jiriはオペラ、蝶々夫人を例に挙げ、反論します。
蝶々夫人は舞台が日本で日本人という設定になっているが、必ずしも日本人
が蝶々夫人を演じる必要はない、とJiri言っていました。
Mossの主張がとおり、Adaがやってきた船はマオリのワカ(マオリ人のカヌー)
のデザインに変えられます。
しかしながら、マオリのダンサーがひとりもいないなどの不満から、Mossは
バレーの完成を見ずにプロダクションを去ったのでした。
ダンサーの体全体動きで感情を表現する素晴らしさ、演技のうまさに
見とれました。
3月の実際のバレー公演を見逃したのが悔やまれました。
映画祭ということもあり、映画が終わるとRebeca Tansley監督と
バレリーナ4人が舞台に登場し、観客の質問に答えました。
実際に映画に登場した人、監督に会えるのは映画祭ならではの楽しみです。
Rebeca Tansleyは2015年に”Crossing Rachmaninoff”という
映画も製作しています。
主人公となったイタリア人のピアニストは現在もオークランドで活躍して
います。
これまであまりバレエファンではなかった私ですが、肉体でアートを
表現するバレエを見てみたいと思いました。
New Zealand Royal Ballet、来年はぜひ見に行きたいと思います。
10−08−18
New Zealand International Film Festival
ここ最近、8月末に開催される花のイベントの準備で、今回は配信パスしようかな、
と思っていたのですが、簡単に書きます。
花のイベントのためのやりとり、自分の責任を考えると非常にストレスが高くて、
燃え尽きそうになるので、時々息抜きしてます。
オークランドでは7月19日から8月5日まで New Zealand Film Festival
がありました。
私は、二つの映画に行きました。
一つ目は、是枝監督の万引き家族でした。
この映画は日本で上映されているし、ここで私が書かなくてもいいと思います。
二つ目は、Rebeca Tansley監督の “The Heart Dances -the Journey
of The Piano: the ballet”です。
これはドキュメンタリーで、ニュージーランドのマオリ文化と西洋人のぶつ
かりあいを考えさせられる、非常にいい映画でした。
1993年の製作された” The piano”の映画をもとにしたバレーの完成するまで
のドキュメンタリーです。
日本では”ピアノレッスン”という表題だっとと思います。
これがあらすじです。
After a long voyage from Scotland, pianist Ada McGrath
(Holly Hunter) and her young daughter, Flora (Anna Paquin),
are left with all their belongings, including a piano,
on a New Zealand beach. Ada, who has been mute since
childhood, has been sold into marriage to a local man named
Alisdair Stewart (Sam Neill). Making little attempt to warm
up to Alisdair, Ada soon becomes intrigued by his Maori-
friendly acquaintance, George Baines (Harvey Keitel),
leading to tense, life-altering conflicts.
New Zealand Royal Ballet は、チェコから有名な振り付け師で双子の
Jiri & Otto Budenicekを迎えます。
この二人のよる練習風景、オーヂィデョンの様子などはウェリングトンの
New Zealand Royal Balletで撮影されました。
http://rnzb.org.nz/shows/the-piano-the-ballet/
一番印象に残ったのは、振り付けのJiri Budenicekとマオリ文化の
アドバイサー Moss Pattersonとのやりとりです。
Moss Pattersonは、このバレエにマオリ文化を正しく表現することを
主張します。
しかし、Jiriはオペラ、蝶々夫人を例に挙げ、反論します。
蝶々夫人は舞台が日本で日本人という設定になっているが、必ずしも日本人
が蝶々夫人を演じる必要はない、とJiri言っていました。
Mossの主張がとおり、Adaがやってきた船はマオリのワカ(マオリ人のカヌー)
のデザインに変えられます。
しかしながら、マオリのダンサーがひとりもいないなどの不満から、Mossは
バレーの完成を見ずにプロダクションを去ったのでした。
ダンサーの体全体動きで感情を表現する素晴らしさ、演技のうまさに
見とれました。
3月の実際のバレー公演を見逃したのが悔やまれました。
映画祭ということもあり、映画が終わるとRebeca Tansley監督と
バレリーナ4人が舞台に登場し、観客の質問に答えました。
実際に映画に登場した人、監督に会えるのは映画祭ならではの楽しみです。
Rebeca Tansleyは2015年に”Crossing Rachmaninoff”という
映画も製作しています。
主人公となったイタリア人のピアニストは現在もオークランドで活躍して
います。
これまであまりバレエファンではなかった私ですが、肉体でアートを
表現するバレエを見てみたいと思いました。
New Zealand Royal Ballet、来年はぜひ見に行きたいと思います。
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