たまとしょ活動の後は『防災おしゃべり会』でした。
あらゆる災害の備えについて楽しく学び【みんなで一緒に助かろう!】
というコンセプトのもと、数年前から開催している『防災おしゃべり会』ですが、新型コロナの影響で約2年ぶりの開催です!
第6回目となる今回のテーマは「非常時の水の備え」について。
講師は、防災士で多摩川小学校の元保護者でもあるTさんが来てくださいました。
Tさんがおすすめする「水の備え」を3つ教えていただきました。
一つ目は「飲料水はできるだけ備蓄」すること。
1日に、1人の人間が人間らしく生きるのに必要な水の量は、約50リットルだそうです。
簡単に50リットルといいますが、50リットル分を備蓄しておくのは難しいですよね?
そこで、災害時に解放される給水センターや給水車から水を持って帰る方法を教えていただきました。
2つ目「給水の容器と運び方」
給水センターや給水車から水を持って帰るのに、子どもでも楽に持ち運べる方法、それは「風呂敷2枚」と「ペットボトル」です。
風呂敷は90㎝×90㎝と70㎝×70㎝の大きさが扱いやすいのですが、体の大きさに合わせて小さいサイズでも大丈夫です。
この2枚でリュックを作ります。
水を入れる容器は、10リットルくらい入るタンクもいいのですが、ペットボトルのほうが重さの調整ができるのでおすすめだそうです。
500ml×9本
500ml×9本を背負うとこんな感じです。
重さは4.5㎏ほどですが、とても軽く感じます。
肩も痛くなりにくいです。
3つ目は「節水の技を活用」
食事をするときには食器が必要ですが、紙皿代わりに牛乳パックでも代用できることを教えていただきました。
用意するものは「牛乳パック」と「ハサミ(カッターでも可)」。
図のように切っていきます。
牛乳パックを3回切って容器とスプーン2個の完成です。
(乳アレルギーのある方は、他の飲み物のパックで作ってみてくださいね。)
使い捨て容器がない場合や、買い置きが少なくなりそうな時にはこの方法で食事してみてはいかがでしょうか。
他にも、節水料理のプチ情報や、数年前の台風で避難された方の体験談などお聞きしていたら、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
正に「おしゃべり会」でした。
防災士Tさん、お忙しい中、教えてくださりありがとうございました!
防災おしゃべり会の次回の開催は未定ですが、決まりましたらたまサポHP等でお知らせいたしますので、こまめにたまサポHPをチェックしてみてくださいね。『みんなで一緒に助かりましょう!』
防災士Tさんは、ブログでも防災情報を発信しています。ぜひ覗いてみてくださいね。
F.Y