ようやく参詣がかなった。
▼一之鳥居
暑い。
はるか手前。参道の入り口に〔草むら〕がある。参道はかつてバス通りであったはず。
途中、南側に鞍掛けの松がある。源義家が「奥州遠征の折、この松の枝に馬の鞍を掛けた」と伝えられる。
地下足袋・作業着の〔林足袋店〕は変わらぬ孤高の店構え。材木屋もある。どちらも撮っておけばよかった。
たい焼き屋はとおい昔になくなった。夏はその店でかき氷などをたべた。境内にも氷かき器を自転車にのせたおじさんがいたものだ。
▼氷かき器のイメージはこんな感じ
なんとしても手動でなければ。
右手でハンドルを回して氷をかく。左手にのせた器にかいた氷を受ける。器はすこしずつ回転させる。
たい焼きは1丁焼きの薄皮天然もの。焼きあがったたいは網の上にのせてあった。これがわたしにとってのたい焼き。
アマゾンにイメージにあうたい焼き器はなかった。
▼そのかわりこんな本(イワイサトシ『東京のたい焼き ほぼ百匹手帖』立東舎)をみつけた
しかもkindleunlimitedに入っていた。
天然物、養殖物をとくにはわけていない。天然物、薄皮好きとしては、ちょっと困る。天然物/養殖物、薄皮/厚皮は、全店明示してほしかった。ガイドにならない。写真で見当をつけるしかない。
天然物薄焼のほうが姿がいい、とおもう。人形焼きじゃあるまいし厚焼なんて、とおもう。養殖・厚焼なんてしらずに育ったのだから仕方がない。
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▼交通安全祈願祭ののぼり
▼高さ8米の大鳥居
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御祭神
応神天皇(第15代の天皇)
仲哀天皇(応神天皇の父君)
神功皇后(応神天皇の母君)
由緒・歴史は大宮八幡宮のサイトに詳しい。https://www.ohmiya-hachimangu.or.jp/
▼二之鳥居
鳥居の先の左手のほうから子供たちの歓声が聞こえる。和田堀公園プールがある。
鳥居に石がのるように投げて遊んだものだ。
▼天皇陛下御即位御大典奉祝わかば祭り(春の大祭)奉納者御芳名
▼手水舎
柄杓を手にとったら、水が出はじめた。近づいたから反応したのかもしれない。
手を清め、口をすすぐ。心身がひきしまる。
▼神門
上皇陛下御製
「いにしへの人も守り来し日の本の
森の栄えを共に願はむ」
ただ、涙があふれる。
いにしへの
人も守り来し
日の本の
森の栄えを
共に願はむ
▼祭神は応神天皇だった
▼本殿
▼本殿
おみくじは、箱に100円を入れ、自分で引くというか、取り出す。
「大宮八幡宮 第三十六番御神籤」と印刷してある。
▼「大宮八幡宮 第三十六番御神籤」
運勢は吉だった。
あまり関わりのある項目がないが、
「事業 真面目に努めれば繁栄する」
そうだろうな。
「願望 心驕らず人を慈しむ心を持たないと大望は叶わぬ」
そうだろう。
「いたづきの
身を
かへりみて
今日よりは
大御恵を
仰ぎて
まつらむ」
「人生は健康が第一です 常
に心身を正しく健全に保つ
ことが幸福への道です 運
勢は大変によいのですが
心弱く生活が乱れがちです
意志を強く持ち神様を信じなさい
幸運が招来します」
肝に銘じたい。
「神の教」の一文もありがたい。
▼二之鳥居、一之鳥居、参道
東の空に夏の雲。