フットワークの軽さと人件費削減努力は評価できる。「上から目線で視聴者に考えを押し付けるようなことがない」点にも良い印象を持った。制作者側の余裕というか知的さが感じられ見ている方も楽である。
番組終了後に隣接する市のラーメンについて大きな違いがあることにふと気づいた。東隣がシンプルな味わいであるのに対して西隣は豚脂がプカプカ浮いた塩分の強いスープ(しかも麺が非常にのび易い)となっている。私は幼い頃から後者を何の疑問も抱かずに食べていたが、今では前者の方が好きである。それは20代で北関東に移り住み、横浜中華街の実力を知ったことが大きい。
異国から帰ってくると地元の長所・短所がはっきりと見えてくるというのは本当だ。優れた者(年齢は関係ない)から素直に学ぶ姿勢は今の中高年に最も必要であろう(笑)
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