墨田区東向島5丁目の「城東獣医科」から「玉の井御殿」跡に向かう。いかに広大な敷地であったが分かる。昭和20(1945)年3月10日の東京大空襲でこの一帯は焦土と化したが、頑丈な塀だけは残ったらしい。 私は五差路交差点を確認して「いろは通り(旧大正通り)」に入った。「墨田3丁目交番」の脇道から「新玉の井」に向かう手もあったが、メインストリートを北東に進むことにした。