『自分は自分、バカはバカ』・・もうこのタイトルだけで十分なんじゃないか。
このテーゼを説明するがための本書。
うん、まぁあながち間違ってはない。
こういう心構えでいるほうが普通のサラリーマンとしては気楽だ。
論破王として知られる ひろゆき氏が、おそらく20・30代サラリーマン向けに書いた、仕事につぶされないための心構え・・かな。
たぶん、自分の実経験から導き出したわけではなくて、社会観察から導き出したようだが、
間接的な分析としては、あながち馬鹿にした論説ではない、とは思う。
かといって僕自身の経験からすると、そんなに目新しい話はなかったかな。
まぁ 同い年だしな。40代として、2・30代に何かアドバイスを、と言われたらこんな言説もできるかもしれない。
おじさんだし。
76世代としてのシンパシーはなくはないが、
しかしそれこそ、自分は自分、ひろゆきはひろゆき。
だと思った。