つぶつぶタンタン 臼村さおりの物語

身体の健康と無意識のパワーへ 癒しの旅~Have a Beautiful Day.~

太陽ありがとう、リードなしで散歩&自由行動

2020-04-23 19:28:52 | 太陽

つぶつぶタンタンに愛猫太陽のことを綴るのを楽しみにしています。覚えていることを綴っておきたい。あたしの物語という言葉に甘え、勝手なことを書かせていただいています。
この場を使わせていただけること、感謝申し上げます。


太陽との散歩の話。リードなしで散歩をしていたときは、そうはいっても注意が必要だった。一瞬ぼーっとしたり、あるいはちょっとスマホのほうに意識をとられて、ふとみると太陽が消えている。そんなことが何度もございました。

たいていの場合、探し回るといる。もう何事もなかったように普通に歩いて、普通のペースというか、この件については逃げようとしない。

とはいえ、本当にいなくなったこともあった。これはおそらく探す方向を間違って、その間にどんどんと遠くに行ってしまったり、あるいはどこかに入り込んでしまったのでしょうね。

あと、猫を発見して、戦って追い出すためにすごい勢いで追いかけて行ってしまったこともある。猫を発見したときはもう止めようがないですね。

それといつの間にか何気なくを装うときもあったなあ。だからもうあの猫がいなくなる場所はだいたい決まっていて、そのあたしの手が届かなくなるかならないかの寸前のみ、風のように動きが早くなった。わかっていてやっている。こっちも慣れているから、その瞬間に背中を押さえたりするけど、またあとで同じ場所でやったりもした。

あと狙っているときあった、アパートの前を疾走して、明らかにダッシュしていって、近所の畑を突っ切って、奥に消えていったりもした。

こうやって、目の前で戦略負けでいなくなったときはあきらめるとしても、気づくといなくなったときはすごい探した。

もっともいなくなったところを先回りして、目が合えば呼ぶと来てくれたこともあった。だから、聞こえているはずなのに、呼んでも無視されたこともあった。たぶん応えたら、来なくてはなららないからだろうね。

太陽、太陽と呼びながらそのあたりを歩き回る。ご近所さんはたいてい知っていたでしょう。

でも、自由を奪っていてかわいそうだなという気持ちもあったから、たまに逃げても、できればリードをつけたくなかった。

太陽が垣根の下を潜り抜けて外に出るときはドキドキだった。太陽は垣根をくぐれて、くぐるのが好きだけどあたしはくぐれない。だからくぐったり、くぐりそうだなとおもったら、ダッシュで外にまわりこんで、太陽に追いついたり、待ち構えたりする。しかも太陽が垣根をくぐるのが好きだから、くぐれるように積極的に足元を刈りこんだりした。まあそのときはそうしたかったのだよ。
太陽が垣根を出たタイミングで車がちょうど通りかかって、太陽とはぐれたこともあったな。

太陽は悪気がないから、はぐれた後、1時間に1回くらい近所を歩いていると、自ら鳴きながら近づいて来たり、あるいは一緒になって歩いていたりした。一緒に散歩というのも、好きでいてくれた。

でも原則、一緒でも、たまにはひとりでというときがないと、きっと太陽はストレスもたまるだろうと、だからたまにははぐれてもいいかなと、心のどこかでおもっていた。

2度目の血栓症の前はおそらく月4回くらいははぐれていた。ひとりで遊びに行って帰ってくると、傍目からもご機嫌なのがわかったから。体からルンルンしたオーラが出ているし、目は輝いていた。顔洗ったりもしていた。

持病があるとはいえ、亡くなったときでも推定9歳、若いからね。

柿の木に登るのが好きだった。よく登っていた。あれいないと思うと、目を向けるべきは水平方向ではなく垂直方向で、木の上にいたこともあった。リードなしのむき身はもちろん、リードなしのダウンコート着用、さらにはリード&ハーネス、リード&ハーネスとダウンコートというフル装備でも木に登った。柿の木があってよかったなあ。

あたしは日光が苦手だけど、太陽はやっぱり日向ぼっこが好きだった。だから、朝早く、日が当たる場所を好んで見つけてそこにたたずんでいた。

あと猫だから、犬のようにずっと歩き回るわけではなく、草むらでうたた寝したり、あなたが一人で出入りしていたころに使っていた植木の台の上でずっとくつろいでいたこともあったね。特にリードなしのころはそうだった。
そういうときは草むしりをしたり、植木の手入れをしたり、そうあと一昨年の秋は柿が今までで一番の大豊作で採っても採っても採り切れない状態で、太陽の散歩中にも採った。しょっちゅう、あなたがちゃんと休んでいるか確認しながら採った。

本当はこういうのは、あなたとはぐれるたびにやめようとおもうのだけど、しばらくするとついやってしまっていたね。なんというか、つい大丈夫だとおもってしまうのだ。それはそれでよかったし、ほほえましいとすらおもってしまう。
けど、今でも亡くなる日にもうちょっと前に病院に連れて行けばよかった、慢心した過信したとおもっているから、こういうあたしの癖が致命傷になることもある。このあたりは今後も人生の課題かな。慢心したくないよー。

太陽ありがとう。楽しかった。いつでもこうやって太陽のことを思い出したい。思い出させてくれてありがとう。また書く。

臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。

エネルギーサロン・タンタン
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