爪切り 2015-10-22 11:22:42 | 陶人形 「ご本人は自分の足の爪を切ることができますか」とケアマネジャーさんに聞かれたことがある。 それが介護保険認定とどういう関係だろうと思ったこともある。 確かに歳を重ねると膝を引き寄せたり、眼がよく見えなかったり、若いときのようにはいかないのかもしれない。 ちょっと油断していると病人の爪が伸びている。 自分の爪を切るのと違って家族の爪を切るのは加減が難しい。 風呂上がり、爪を切ってあげているときは優しい気持ちになれる。 正しくは「優しい気持ちのときでないと爪は切ることができない」のだ。 爪を切る姿が「絵になる」のは、幾つくらいまでだろう?