☆遅咲きのさくら、御室桜！！

満開の仁和寺御室桜

春の桜といえば京の花見。
しかし桜の頃の京都の人混みは。想像するだけでも？？
出足がにぶる。

北風が吹き三月上旬並みに気温も下がった4月11日の月曜日。
春休みも過ぎているので人混みも一段落しているだろうとおもい、
遅咲きで有名な仁和寺の御室桜が満開だと聞いて出かけた。

嵐山から嵐電に乗り、帷子ノ辻で乗り換え御室仁和寺駅で降りた。

仁和寺には若い頃に行ったきりで、桜の頃は初めてだ。
なんとはなく聞き覚えのある歌。
　わたしゃお多福　御室の桜　
　　　鼻（花）はひくても　人が好く

昔の人は、うまく言ったものだ。
な～るほど、
御室桜は、低木で桜の花の一つ一つがしっかりと目線の高さで楽しめる。
御室桜にお多福をかけて「花が低くて人に好かれる」と、どちらの魅力も長く歌い継がれてきたことに納得である。

嵐電の鳴滝から宇多野の間の桜のトンネルもまだ花が残っていて、こちらもまた美しい素晴らしかった。

今年最後の花見は、花フィナーレを祝うようにスッキリ満開の御室桜が北風にキラキラ舞い、思わず歓声をあげたくなってしまうほど！！
よかったよかったで終われた。(*^。^*)

仁和寺を訪れた貝原益軒は、

「境内の奥に八重桜多し、洛中洛外にて第一とす・・・」

こちらもなるほどしかり。