goo blog サービス終了のお知らせ 

雑居空間

趣味のあれこれを、やたらめったらフットスタンプ

ダンジョンクエスト

2011年09月19日 00時12分47秒 | その他の非電源ゲーム
 アークライトから発売されているボードゲーム「ダンジョンクエスト 完全日本語版」を購入しました。





 遥か昔、人間と激しく争っていたドラゴンロード・カラドラは、一計を案じました。正面から戦争を仕掛ける代わりに、危険な罠や凶悪なモンスターを多数配置した迷宮・ドラゴンファイア・ダンジョンを建設したのです。
 迷宮の中には莫大な財宝が溜め込まれており、一攫千金や功名心に駆られた命知らずな連中が引き寄せられるよう迷宮に挑んでいきましたが、そのほとんどは無残な最期を遂げることになりました。何人かは命からがら生還し、幾ばくかの財宝を手に入れることに成功しましたが、それは迷宮に蓄えられた財宝からすればごく一部でしかなく、結局は次なる生贄を誘い込むための撒き餌となるのでした。
 このようにして、多くの腕自慢が命を散らし、迷宮に挑む者が誰一人いなくなったそのときこそが、人間どもを蹴散らしてドラゴンが世界を手に入れるときなのです。



 ダンジョンクエストは元々1985年に発売されたゲームなのですが、昨年第3版が発売され、今回購入したのはその第3版の日本語版になっています。
 ダンジョンクエストの存在は、20数年前に月刊ASCII の紹介記事で知りました。その後RPGコミックという雑誌に載ったリプレイを読み、メチャクチャ面白そうで、ぜひともプレイしたいなぁと思っていたのですが、田舎の中学生にとっては洋物ボードゲームは高嶺の花過ぎて、どうやって入手すればいいのかもわかりませんでした。仕方がないのでT&Tとかファイティング・ファンタジーとかモンスターメーカーとかの入手し易いゲームで遊びつつ20数年。ダンジョンクエストがまた発売されていることを知ったときには、小躍りしつつもサクッと注文していましたよ。

 このゲームは要するに、ダンジョンアタックものですね。プレイヤーは冒険者となってドラゴンファイア・ダンジョンに潜り、幾多のモンスターや罠をかいくぐり、財宝をより多く持ち返るのが目的です。制限時間はダンジョンの入り口の扉が閉まる日没まで。あまり欲張って財宝を漁っていると、それだけ生還率も下がってしまいます。

 迷宮に挑むのは、名声を求める屈強な騎士、部族のために財宝を欲する蛮族の女戦士、平和を願う放浪のエルフ、血気盛んで自信過剰なドワーフ、暗い過去に犯した罪に苛まれている聖職者、そしてカラドラに奪われた先祖の財宝を取り戻すべく旅をする不思議な女の6名ですプレイヤーはこの中から一人を選択して迷宮に乗り込みます。それぞれ異なった能力と特殊技能を有していますので、それぞれに適したアプローチによって、迷宮の攻略に取り組むことになります。



 プラスチック製のフィギュアも付属。サイコロも雰囲気がありますね。

 特筆すべきは、このゲームにおける死亡率の高さですね。版によっても違うのかもしれませんが、ドラゴンの財宝を入手して生還する確率は、10%とも15%とも言われています。まあほとんどの場合は、志半ばでダンジョンのシミとなってしまうわけですね。己の持つ力と技を遺憾なく発揮して、生と死のギリギリのラインを駆け抜けて目的を達成するというのが醍醐味でしょうか。まだプレイしてないんで、はっきりとはわかりませんけれども。

 で、購入したのは良いのですが、プレイする予定は全然なかったりします。ある程度人数が集められればいいんですけどねー。一応プレイ人数は1~4人となっていますので、当面はマニュアルをにへらにへらしながら読み込んで、ソロプレイでもしてますかね。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿